テンヤ3種類を徹底解明!それぞれのえさの種類から結び方まで!

テンヤ釣りは、江戸時代に起源をもつ伝統のある釣り方です。最近はルアー釣りの要領でゲーム性の高い釣り方ができるとあって、アングラーから人気を集めている釣り方になっています。この記事ではテンヤ釣り初心者向けに、テンヤ釣りの概要や仕掛けの作り方を紹介します。

この記事をかいた人

釣りやキャンプ好きの20代です! 読みやすく、頭に入りやすい記事作成を心がけております。

テンヤとは 

まずはテンヤ釣りの概要から紹介します。テンヤ釣りの源流は、江戸時代にまで遡ります。オモリと針が一体になった仕掛けを使用して、主に真鯛を狙っていく釣りです。まずは、テンヤ釣りとはどのような釣りなのかを理解して、必要な仕掛けや道具の特徴などを見ていきましょう。

名前の由来

テンヤ釣りの「テンヤ」という名前の語源は諸説ありますが、昔の日本の住居構造が語源となったという説があります。昔は自営業を行う場合は、自宅と店が一体になった建物が一般的でした、1階が店で2階が住居という具合です。このようなスタイルの住居を「店家」と呼びます。

ここから釣りのテンヤにどのように転換するかというと、テンヤ釣りの仕掛けは、オモリと針が「一体」になっているという特徴があります。上記で述べた店家と呼ばれる家と店が「一体」になっているという昔の日本の町並みから連想して、オモリと針が一体になっている仕掛けをテンヤと呼ぶようになったと言われています。

テンヤ釣りは3種類

テンヤ釣りは主に3種類の異なるスタイルがあります。①一つテンヤ、②タチウオテンヤ、③タコテンヤの3つです。一つテンヤは、江戸時代から存在していたテンヤ釣りを改良し、ルアー釣りの要領で手軽に楽しめるようにしたテンヤ釣りです。タックルは細目のタックルを使用し、真鯛などの大型魚のダイナミックな引きを思う存分に楽しめます。

タチウオテンヤとタコテンヤは、名前の通り太刀タチウオとタコを専門にしているテンヤ釣りです。それぞれ特徴的な仕掛けがあり、使用する餌も大きく異なります。3種類のテンヤの詳細な特徴はこの後詳しく紹介します。とりあえずテンヤ釣りには3種類存在すると覚えておきましょう。

一つテンヤ釣り・仕掛け 

まずはテンヤ釣りの代表格に位置する一つテンヤについて紹介します。一つテンヤは、千葉県外房に位置する大原という町で誕生したテンヤ釣りのスタイルです。ゲーム性が高く、大型魚とダイナミックなファイトができるとあって、瞬く間に全国区になりました。

釣れる魚は

一つテンヤでは、魅力的な大型魚が狙えるという点がポイントです。特定の魚をじっくり狙っていくというスタイルではなく、様々な魚を狙えます。その中でもメインはマダイやサワラ、ヒラマサが狙い目です。上述の通り一つテンヤは、他のルアーフィッシングなどと比較すると、タックルが細目になっている点が特徴です。

そのため、大型のヒラマサやマダイがヒットした際には、根掛かりしたのかと思うほどの強い引きを楽しめます。タイやヒラマサではなくとも、アジやサバといった中型魚でも、他の釣り方よりも魚とのファイトが楽しめる点が一つテンヤの魅力でもあります。

テンヤ以外でマダイは狙える?

マダイという魚は、いつの時代も釣りでは人気の魚で、釣れるとうれしいのは初心者はもちろんですが、経験者であっても変わりありません。マダイは今回紹介した一つテンヤ以外にもいろいろな狙い方があるのです。一つテンヤも面白いですが、いろいろな狙い方を知っておくと様々な状況に対応できます。詳しい情報は以下のリンクからどうぞ。

一つテンヤ釣りの仕掛け

テンヤ釣りの仕掛けの特徴は、オモリと針が一体になっている点が最大の特徴です。これは、一つテンヤでもこの後紹介するタコテンヤ、タチウオテンヤでも同様です。さらに一つテンヤが持つオリジナルの特徴は、極細のライトタックルを使用するという点があります。また、ラインも細目のPEラインを使用するのが一つテンヤの一般的な仕掛けです。

釣り経験者の人であればピンと来た人もいるかもしれませんが、テンヤの仕掛け以外のラインやタックルはルアー釣りに似ています。そのため最初からテンヤ釣り専用のタックルを購入する必要はなく、お試し程度に一つテンヤにチャレンジしてみたい人でルアータックルを持っている人は、ルアータックルをそのままテンヤ釣りに使用しても構いません。

一つテンヤでの餌の付け方!

NEXT 一つテンヤでの餌の付け方!