焚き火に使う薪を完全攻略!種類や組み方などを徹底解説します

焚き火のことは知っていても、焚き火の薪について詳しい方はあまりいらっしゃらないでしょう。使用法はどんなタイプかで違い、その組み方によって燃え方も変わります。今回は、薪の種類、組み方、必要な薪の量の解説を中心におすすめの薪も11選ご紹介します。

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記事をお読みいただきありがとうございます、中村雄二と申します。バイクに乗ることが好きな若者です。ツーリングキャンプ系統の記事を好んで書いたり読んだり…。よろしくお願いします。

薪の種類は2種類!上級者は2種類とも用意する

キャンプ場で焚き火をするというのは、非常に有名な醍醐味です。キャンプ場でなくとも自分の家でストーブに使ったり、庭で焚き火をしたりすることもあるでしょう。その際必要になる薪は、実は様々な種類がありそれぞれに特徴があるのです。まずは、2つの種類に分けて特徴を見ていきましょう。

火付きの良い針葉樹の薪で火をおこす

薪で焚き火をするなら1種の薪を用意するのが初心者から中級者の常識ですが、熟練の方は2種の薪を使いこなします。まずとても燃えやすく直ぐ火をつけることができるのが針葉樹の薪で、種類としては檜やスギ、松、トドマツなどが挙げられます。まずはこの針葉樹の薪で火付けを行います。

火が付いたら火持ちの良い広葉樹に切り替え

燃えやすいのが針葉樹のメリットですが、デメリットとして継続的に燃えにくいという特徴があります。これを補ってくれるのがナラ、サクラやクヌギなどが該当する広葉系のもので、火が付きにくい反面一度火をつけられれば長い間燃え続けてくれます。なので火をつけれたら広葉樹の薪へと切り替えていくのです。

人工の薪「モミガライト」とは?

実は薪には天然の素材だけでなく、人工的に作られたものもあります。それが「モミガライト」という品種で、材料にもみ殻が使われておりこれをすりつぶすことで薪として使うことができるのです。価格が安く火をつけるのには少々時間がかかりますが、合計で2時間ほど燃えてくれます。

組む前に必ず薪割りをすること

焚き火の燃やす材料になる薪を準備できて、いざ焚き火を実践しようとするその前に、必要であればやっておかなければならないことがあります。それが薪割りで、使う薪が割られていない場合はやらなくてはなりません。

薪を適当な太さに割らないと焚き火が始められない

良い薪というのは、針葉樹でも広葉樹でも長く燃え続けてくれます。具体的に良い薪がどういうものかというと、割るときに少し太めにしたもので、こうすると燃える時間を長くさせることができるようです。実際に割るときに使うことになるのは鉈や手斧などです。

手斧で割るか割ってあるものを使うか

もし自分で薪を割って焚き火をする場合には、前述した通り鉈や手斧を使って行います。他にもナイフで火起こし用の火薬を作り出すこともできますし、薪割台も使います。あらかじめ割ってあってすぐ使えるようになっているものも市販されているので、どちらを使うかは自分次第です。

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