釣り糸(ライン)の種類や強度について解説!初心者入門編

ハリスは魚や障害物に直接触れるので、耐久性が求められます。そのため、ハリスにはフロロカーボン製の釣り糸が向いています。一方で、道糸には釣り方に応じてナイロン・フロロカーボン・PEのいずれも使います。

選び方② 釣り方で選ぶ

釣り方としては、狙う場所の違いがあります。浅い場所を狙うには、軽く沈みにくいPE素材の釣り糸を道糸にします。一方深い場所を狙うには、重くて沈みやすいフロロカーボン素材の釣り糸を道糸にします。

また、狙う魚の種類によっても釣り糸の選び方が変わります。通常の海釣りであれば、ナイロン製の釣り糸で対応できます。一方バス釣りだと魚を探る必要があるので、アタリをとりやすいPE素材の釣り糸を中心に考えることになります。

釣り糸のリールへの巻き方

巻き方① ナイロン・フロロカーボンの場合

ここからは、リールに釣り糸を巻き付ける方法を説明します。ナイロン・フロロカーボンの釣り糸の場合から見ていきましょう。まず、リールを釣り竿に装着します。次に、釣り竿のガイド(釣り竿に並んでいる糸を通す輪っか)に通した釣り糸を、リールに結びつけて固定します。そのあとは、リールのハンドルを回して釣り糸を巻き付けていきます。

巻き方② PE素材の場合

では、PE素材の釣り糸の場合についても見ていきましょう。基本的な手順はナイロン・フロロカーボンの場合と同じです。ただPE素材の特性上、注意すべきことがあります。まず、PE素材は滑りやすいので、リールに固定するときは注意して結びましょう。また、PE素材は摩擦に弱いので、ハンドルを回転させるスピードに注意しましょう。

釣り糸の結び方

結び方① 金具に結ぶ

釣り糸の結び方については、まず金具への結び付け方を押さえておきましょう。仕掛けを作るときなど、釣り糸を金具に結ぶ場面はたくさんあります。応用範囲の広い結び方として、クリンチノットが代表的です。滑りやすいPE素材の場合は、巻く回数を増やして対応しましょう。

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