スズメダイは種類が豊富!外道と呼ばれる魚の実は美味しい料理方法や飼育方法もご紹介!

たくさんの種類が存在しており、種類によって性格やからだの色、大きさが異なるこちらの魚ですが、どのような種類が存在しているのか。数が多いですが、前述した5種類に加えてあと5種類について説明していきます。

ミツボシクロスズメダイ

こちらの魚は全長が15cmほどで、からだが黒く、白い斑が全部で3つあります。飼育する際は、雑食性で配合飼料を餌とすることができ、からだも丈夫ですが、攻撃的な面があるので混泳には注意を払う必要があります。

より熱帯に近い海に生息しており、日本では中部地方よりも南の海で見る事ができます。名前の由来として白い斑が3つあることがあげられるが、成長することで頭部の斑が消えてしまい、2つになる。

グアムダムゼル

こちらの魚は全長が6cmほどで、名前にある通り生息域はマリアナ諸島周辺とグアム近海です。飼育の際には雑食性で餌に困ることはありませんが、同種でも他種でも相性がよくないので混泳には注意が必要です。

ルリスズメダイ

こちらの魚は全長が5cm程度で、青色のからだをしていることが特徴です。小型のためほとんど食用にされることはなく、配合飼料を餌として観賞魚として飼育することができますが、気が強い種のため混泳には気を配る必要があります。

別名として、コバルトスズメダイとも呼ばれており、尾びれの色を見る事でオスとメスの見分けがわかりやすい特徴がある。本州にはほとんど生息しておらず、よく似ているソラスズメダイは本州で見る事ができるが、ルリスズメダイは沖縄で見る事ができる。

クロスズメダイ

こちらの魚は全長が15cmほどのスズメダイの中では比較的大きな魚で、成体は黒いからだを持っています。雑食性で、からだが丈夫なので飼育がしやすいですが、他種との相性が悪いので混泳には気を付ける必要があります。

また、かなり昔の図鑑では、キンセンスズメダイともかかれていた時がありました。成体では黒いからだをしているこちらの魚ですが、幼魚の時にはそんな色を感じさせないような大部分が白で、黄色、青色を持つ綺麗なからだをしています。

リボンスズメダイ

こちらの魚は全長が10cmほどで、黒いからだと黒い縁の中に黄色をもつ尻尾が特徴です。飼育の際には雑食性なので餌は困ることがなく、丈夫なからだをもちますが、他のスズメダイ同様に混泳には気を配る必要があります。

この魚は、汽水域と呼ばれる淡水と海水が混ざっている水域で過ごす魚で、スズメダイの中で汽水域に生息するのは二種類のみです。他に汽水域に生息するのはクロリボンスズメダイで一生を汽水域の中で過ごします。

釣り師から外道とされるスズメダイ

釣り師の中では、外道とされているこちらの魚ですが、なぜそのような呼ばれ方をするようになってしまったのか。その理由について、スズメダイの特徴を交えながら迫り、また釣り師ではないダイバーからはどのように見られているのかについて説明していきます。

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