おもりと針が一体化したジグヘッドと呼ばれるフックに、細いゴムのスカートが付いたルアーです。小魚の群れよりもエビに近いような動きをしてバスをおびき寄せます。大半のラバージグにはブラシガードと呼ばれるナイロン糸の束があり障害物が引っかかるのを防いでくれるので、バスフィッシングに欠かせないルアーの1つと言えます。
ハードルアー⑩:スプーン
名前の通り食事をするスプーンに似ているルアーです。金属をプレス加工して作られているので遠投がしやすく、向かい風でも飛距離を稼げます。リールを巻くだけでヒラヒラと動くので広範囲を泳がせることができ、巻く速度を変えるだけで深いところから中間地点、浅いところまで攻めてくれる万能のルアーです。
ソフトルアー①:ストレート
ここからはソフトルアーを紹介していきます。ストレートは、名前の通り真っ直ぐで長い形をしているワーム類のルアーです。ミミズをモチーフにしているものが多く、ワーム類の中ではよく使われている定番品です。ルアーが真っ直ぐなので初めてフックを引っかける人でも簡単に付けることができます。
ソフトルアー②:グラブ
イモ虫のような胴体に、フックのような形をした尻尾がついているワーム類のルアーです。リールを巻くだけで尻尾が小魚や小エビのように動いてバスをおびき寄せてくれます。最近はこの後に紹介しているシャッドテールに抜かれがちですが、初心者にとっては楽に釣れるルアーの1つと言えます。ぜひ試してみてください。
ソフトルアー③:シャッドテール
小魚の形をしているワーム類のルアーです。尻尾やボディ全体が細かく振動したりくねったりと、特徴的な動きをするので、リアルな小魚と思いこませ全力でバスにアピールしてくれます。ただ尻尾が水の抵抗を受けやすいので素早い動きには向いていません。なのでゆったりしつつ確実に釣りたいときに使うといいでしょう。
ソフトルアー④:パドルテール
イモ虫のような胴体に、タヌキのような尻尾が特徴的なワーム類のルアーです。この太い尻尾がヒラヒラと動くことでバスの食いつきを狙います。フックを付ける位置によって動きが変わるのが、パドルテールの面白いところです。ちなみに横に付けるとザリガニの手に、縦に付けると小魚に近い動きをします。
ソフトルアー⑤:カーリーテール
グラブよりも細長く尻尾が大きくカールしているワーム類のルアーです。長い尻尾が水流でゆったりと泳ぎヒラヒラした動きをするので、弱そうな小魚を演出します。濁っている池や湖で使うのに向いています。ルアーが魚影に見えバスを騙しやすくなります。ただ、尻尾が邪魔に感じたら切ってストレートにしてしまうのもアリです。
ソフトルアー⑥:スイムベイト
ソフトプラスチック素材で出来たルアーで魚の形をしています。ワームよりも固めな素材で出来ていて、最初からフックとセットになっているものが多いです。スローリトリーブだけで本物の魚のように細かく動くので、簡単で使いやすいルアーです。
ブラックバス釣り初心者に嬉しいルアーセット!
ここまで見てきて分かる通りルアーの種類はかなり豊富です。正直どれも良さそうだけど、何を使ったらいいのか分からない!と混乱してしまうかと思います。そういうときはいくつものルアーが入っているセットを検討してみてください。おすすめする理由と初心者にピッタリな商品を下記に乗せました。
理由①:ルアーセットは安い
ルアー1個の値段は平均500円ほどです。5個をバラバラに買うとだいたい3,000円くらいになってしまいますが、5個入りのセットだと平均1,700円と個別よりも大分お得に買えます。最近はネット割引やフリマアプリなどでもっと安く購入できるので、色々なサイトを探してみるといいでしょう。
理由②:入門者向けのルアーが必ず入っている
この記事内でも紹介したミノーやクランクベイトはもちろん、ソフトルアーやスプーンなど、セットのほとんどには初心者向けのルアーが多く入っています。またセットだと色もキレイなものが揃っているので、自分のお気に入りを探してみるのも楽しいです。
理由③:ルアーセットは種類が豊富
ハードルアーだけのセット、ソフトルアーもハードルアーも入っているセット、ケースや釣り糸までついてくるお得なセットなど、とにかく種類が豊富です。1つセットを持っているだけで色々試すことができるのが、ルアーセットのいいところだと言えます。
おすすめ商品①:釣り竿付きルアーセット
釣りを始めたいけど、まず釣り竿すら持ってないという方におすすめです。釣り竿の全長は45cmと持ち運びしやすく、釣り糸やプライヤー(釣り糸を切ったり魚から針を外す道具)なども付いてくるので、すぐに釣りに出かけることができます。また、道具を別買いする必要がないので、お金の節約にもなります。
おすすめ商品②:ルアー100個セット
多種多様のルアーが100個入っているセットです。先程紹介したセットよりも数が圧倒的に多いので、これ1つ持っているだけで色々と試すことができます。ソフトルアーに付ける用のフックや、持ち運びや管理がしやすいようにクリアケースもついてきます。新しく買ったルアーを入れてみるのもいいのかもしれません。
おすすめ商品③:ハードルアー56個セット
ソフトルアーはいいから、とりあえずハードルアーだけを試してみたいという方にピッタリです。他の2つの商品よりも少しお高めですが、鋭いフックでバスを逃がさない頑丈さが売りなので検討する価値ありです。フックが外に刺さらないように梱包の中にプチプチがしっかり入っているので、粗悪品混入の心配もありません。
まずは実際にバス釣りを始めてみよう
ブラックバス釣りについてまとめてきましたが、ここで話した以上にバスフィッシングはかなり奥深いです。釣り場の環境や水流があるかないか、使うルアーやアクションによって動きが変化していく面白さがあります。まさにブラックバスと心理戦をしているような感覚になれ、日頃のストレスから離れることができます。
最初はみんなが初心者
よく河原や海で釣りをしている中年の方々を見かけますが、そんな人たちだって最初は何も分からないところから始まっています。なので「自分なんかが釣りを始めてもいいのかな」と心配する必要はありません。最近は「釣りガール」も出てくるほど、釣りに性別や年齢は関係なくなっています。なので安心して、まずは一歩踏み出してみましょう。
大きいルアーの方が釣れる
初心者の多くは小さいルアーを選びがちですが、実は大きい方が釣りやすいです。バスは食欲旺盛なので、小さい獲物よりも大きい獲物の方に食いつきやすいのです。また、ルアーが大きいとその分色も目立つので、魚の目を引きやすく釣れる確率も上がります。ルアー選びに迷ったら大きさで決めてみるのもいいかもしれません。
実際に使うのが1番
何だかんだ言ってきましたが、やはり実際に使ってみるのが1番手っ取り早いです。感覚は人それぞれなので、1つのルアーに対して「このルアーが絶対いい!」と言う人もいれば、逆にそのルアーが使いにくいと感じる人もいます。人の意見に左右されずとりあえず実際に釣ってみて、ぜひ自分に合うルアーを見つけ出してください。