釣りは軽い方がいいですが、軽すぎて折れやすいのは問題です。テンカラ竿だけに言えることではないですが、軽くて繊細がゆえに折れやすく、釣りの途中で折れてしまうこともあります。特に先のほうが折れやすく、軽いからと言って力任せに扱わず、竿を伸ばすときは丁寧に、障害物に引っかかたら慎重に扱ってください。
竿の重心点が大事
竿自体の重さだけではなく、重心がどこにあるかによって釣りをした時の疲れやすさは違ってきます。テンカラ竿にはリールがありませんから、重心が手元にあるほど疲れにくくなります。販売されているものは大体手元に重心がありますが、買うときは念のため確認するようにしてください。
Contents
テンカラ竿の人気ブランドは?
テンカラ竿を買おうと思っても、迷うことがあると思います。一番良いのは自分の手にあった竿を見つけることですが、初めての方のためにもブランドごとの特徴などを紹介していきたいと思います。
2大ブランド「シマノ」「ダイワ」
「シマノ」が売りにしているのは細さです。テンカラ竿にしては細いのではないかとも思わせるその細さの効果は空気抵抗です。細くすることによってなくなった空気抵抗は、振り勝手を良くし、一日振っていられるような軽さを生み出しています。メイルストーンMWがその例です。
「ダイワ」が誇るのはカーボン成形技術です。とくに高密度HVFカーボンは最もパワフルで、粘りも強い素材です。フライフィッシングでよく使われるフライパターンを積極的に取り入れているので、よりゲーム性の高いテンカラ釣りができます。NEOテンカラ 36などがその例です。
釣具の老舗「アルファタックル」
アルファタックルでは、2種類のテンカラ竿を取り扱っており、扱いやすい小継テンカラスタンダード竿と、スタイリッシュなデザインの、用途に合わせて選べる2レングスのテンカラ専用竿があります。どちらもコルク性のグリップになっています。
自社一貫製造「宇崎日新NISSIN」
売りはピンスポットへ打ち込む時の正確さ、また素早いアワセが可能なスペックです。また、グリップには高級吉野ヒノキを使用しており、朽ちにくくなっています。不朽に大変気を使っているブランドです。
有名アウトドアブランド「パタゴニア」
- 出典:パタゴニア
竿尻に、川辺でもセットしやすいラインキーパー付きで、収納バッグは本体と一体型のライン用ホルダー付きになっています。高弾性カーボンを使用しており、プレミアムグレードコルク製ハンドルになっています。