ノーパン喫茶はどんな風俗店?現在はある?歴史やサービス内容を解説

1980年頃には下着を身につけない女性が接客してくれる「ノーパン喫茶」がありました。この記事では、ノーパン喫茶の歴史やサービス内容、消えてしまった理由など詳しく解説していきます。今は存在するのかについてもご紹介しています。

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ノーパン喫茶とは?

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古き良き時代と呼ばれる過去には、このような名前からしてもけしからんお店があったといわれています。しかし、現代の人であればどんな店なのか知らない人も多いでしょう。どんなお店だったのか、ここからは秘密を暴いていきましょう。

女性従業員が下着を身につけずに接客する喫茶店

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現代ではそんなお店の名前は聴いたことがないと感じる人も多いと思いますが、いったいどのようなお店だったのでしょうか。調べてみたところ、その名に恥じぬ内容だったといわれています。店内で給仕をしている店員はほとんどが女性。

そして、その女性の衣服では今では考えられないような格好で接客をしてくれるのです。具体的には、まず下着はほとんど着用されていません。当然接客中では見えるシーンもあるそうです。

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あえて目を覆いたくなるようなシーンもあるほど、見えてしまうそうなのです。もちろん、それはお店としても女性側としてもよしとしている行為なので、当時は問題が少なかったようですが、あられもない姿で接客を行ってくれる喫茶店というなの風俗店だったのです。

特別なサービスがある場合も

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お気づきの人も多いかもしれませんが、風俗店ということは、もちろんそういった特別なサービスがあるようです。これはどのお店も絶対にあるというものではなかったようですが、サービスが行われるお店は存在したようです。

格好がすでにミニスカートに下着をつけないとう姿なので、すでに風俗店らしいサービスといえばそうですが、風俗店という以上は特別サービスも当たり前という世界だったのでしょう。

ノーパン喫茶のサービス内容とは?

お店の概要ははっきりしたところで、具体的にはどんなサービスが行われていたのかを解明していきましょう。想像できる人も居るかもしれませんが、改めて具体的な所に触れていきたいと思います。

女性従業員がノーパン・トップレスで接客

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まずその格好ですが、基本的には先ほども紹介したように下着を着用せずに接客を行うという物だったようです。接客内容としては通常の喫茶店と同様なもので、頼んだメニューを運んでくれます。

しかし、当然そういった格好をしているので、男性専用のお店となっているわけですが、そんな服装もお店が流行を極めてくると色々なバリエーション豊かなものになっていったようで、店ごとの特徴となっていったようです。

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基本的な下着着用無しの物から、首には蝶ネクタイで下着を吐かずにストッキングだけを履いていたり、他にはウサギ耳を付けたりといったバニーのような格好のお店も出てきたといわれています。

こうした男性の目を引く格好で接客を行うのがメインであり、その他のサービスは一切ないというのが当初は基本だったそうです。しかし、人気が出始めると過激な衣装になっていったようです。

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というのも、ストッキングだけは履いているお店は多かったようなのですが、人気急増により激戦区となりどんどん格好もきわどいものになっていき、とうとうストッキングすらも履かない、つまり本物のノーパン状態のお店も出てきたのです。

どんな業界もサービスが人気を得ると、どこのお店よりも優れたサービスをしようとしていくものです。この波はこの喫茶店にも同様に訪れたのでした。

基本的にはおさわり禁止

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とはいえ、通常の接客には変わりないというのが暗黙の了解でした。格好がいかにきわどくとも、男性がこぞって訪れ女性の体を見ようとしても当初はおさわりすらなかったのです。

もっと言えば始まったころは接客だけなのでそのほかのサービスはなかったといわれています。しかし、それもサービス戦略の波には抗えません。接客だけの喫茶店はいつしか、その他のサービスでお客の心をつかめないか考えられていくようになります。

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その中でも代表的なのが、鏡張りです。何と床を鏡張りにするというもので、女性は剃耗をしてより見えやすくした状態で接客作業をこなしているので、男性からは見え放題になるというものです。

こういったサービスの登場により、おさわりはなくとも男性を盛り上げる内容は登場してくるようになったのです。その後は、誰もが想像できる通り、色々なスタイルや趣向を凝らしたお店が登場することとなったそうです。

個室で性的なサービスをする店もあった

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きわどい格好に、接客だけに止まらない趣向は、もちろん男性の心をつかんで離さなくなっていきます。そうしていくと、お店側もよりお客さんに来てほしいと、より工夫をしていくものです。

その波は過激を増して、お店によってはオプションとはいえとうとう個室で性的なサービスを振る舞うお店も登場してきたといわれています。個室の中ではどういった接客をされていたのか時になる人は多いと思いますが、もちろん想像通りの内容です。

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男性を性的に興奮させるもの、満足いく性的なものが施される内容となっています。ただコーヒーを運ぶ女性が、そんなことをしてくれると考えれば、当時の男性客はとんでもない盛り上がりだったのではないでしょうか。

ノーパン喫茶の歴史とは?どこの店から始まった?

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一躍ブームを迎えたともいえる喫茶店。今の時代を考えれば、全く存在することすら想像もできないようなお店になるわけですが、そもそもどこから始まったのでしょうか。その壮大な歴史にについて触れていきましょう。

1978年に元祖ノーパン喫茶「ジャーニー」がオープン

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そもそも始まりですが、これには諸説あります。もっとも有名なものとしては1978年の京都で開店された「ジャーニー」あるいは「ジャニー」というお店が、始まりだったといわれています。

それ以外の説では、1981年に誕生したというものであったり、誕生の地は京都ではなく大阪や福岡、東京で誕生していたピンク喫茶なるものが飛び火して京都のお店に影響を与えたとも噂されており、起源自体は幾つも説があるようです。

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大阪には「あべのスキャンダル」というお店も開かれており、そこでは喫茶店だけでなくノーパンラーメンやノーパン牛丼なるものも誕生したともいわれています。そんな誕生を迎えたこの業界は、瞬く間に人気を博していきます。

人気の理由は、やはり男性の目をくぎ付けにするその格好です。先述したような特殊な姿は男性にとっては最高の癒しの場所となっていったようなのです。その詠歌を極めたブームは、一時は全国で800店舗もの出店数だったといわれています。

摘発などがあり1982年にはブームが終わってしまう

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大流行を一瞬にして極めたブームでしたが、しかしいつまでも長続きしないのは世の常です。とあるきっかけで、そのブームも終わりを迎えます。その理由が摘発でした。すでに先述したような過激なサービスが始まりだしたこの業界。

お店の中で女性が男性に過剰な接客をしていることは、すでに周知の維持つとなっており、そこから徐々に摘発が行われるようになっていったのです。当然、色々と他店よりもいい物を提供しようと躍起になっていたお店は摘発対象となっていきます。

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これにより、一躍ブームを築いた接客はお店ごとなくなり、一気にその数を減らしていったのです。

1983年にサービスが過激になり再ブーム

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ブームが去ってお店が数を減らして行く一方で、その影響は通常の喫茶店にも大きな余波を与えていきました。その結果、1983年には再ブームが起きることにもなったのです。ことのあらましは、当時の喫茶店の数と経営が関係しています。

当時、喫茶店というお店は、通常の物だけでも現在の数の倍近く存在していたといわれています。その中で突如として生まれ消えていった性的なお店は、当然通常のお店にも影響を与えたのです。

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通常経営のお店は、全てのお店がうまく経営できていたわけではもちろんありません。そこでこの性的ジャンルの登場です。さらに経営がうまく立ち回らなくなっていきます。また、ブームが去った後も、やはり過激なものを知った客はなかなか戻ってきません。

これにより、元から経営がうまくいっていないお店、経営がうまくいきながらもブームの到来と共に経営難に陥り始めたお店がこぞって、このジャンルに切り替えていくことになるのです。そのタイミングは摘発が行われ始めたごろから徐々に始まっていたともいわれています。

こういった流れから、1983年には再びブームが巻き起こり、過激なものも増えていったので、さらに再ブームに火をつけた形となりました。

ノーパン喫茶は風俗営業法の改正により姿を消す

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再ブームが起き非常に多くの男性の心をつかんでいたわけですが、しかし内容から規制を免れることはできません。そして、この規制を機脚気に再び出店数が激減。姿を消すこととなっていきます。

1984年に風俗営業法が大幅に改正される

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正式名称は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」と呼ばれるこの法律。それまでは、厳しいルールなどはありながらも、こういった法律は比較的緩い物でした。

しかし、度重なる摘発やそのほかの風俗店に関する取り締まりを強化するため、またパチンコ店の営業時間などを厳しき決めるために風俗に関する法律が大幅に改正されたのです。

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法改正に伴う具体的な内容は、例えはパチンコ店を含む風俗営業法に従うお店は、営業時間は午前0時までとなったこと。また、覗き部屋やファッションマッサージなども届け出対象となることと言ったものでした。

ノーパン喫茶も営業できないことに

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大幅な法律の改正によって、多くの風俗店が多大な影響を受けることとなったわけですが、その波はもちろん喫茶店にも大打撃を与えることとなります。営業ができなくなってしまう事態となるのです。

大体の時節としては、1985年ごろにその姿を無くしたいわれています。一度は摘発などの波を退け、さらに1945年ごろにも一度法改正があったのですがそれは退けたにもかかわらず、今回の波は避けることができず営業停止となってしまったのです。

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ちなみに、大幅の改正により規制はかなり行われ、ネットでのアダルトアダルトビデオの販売や無店舗型の営業、社交ダンスすらも規制の対象となったといわれています。

ノーパン喫茶は今もある?

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歴史的な大ブームを巻き起こしながらも、法律改正には抵抗できずに姿を消すこととなったわけですが、今はどうなのでしょうか。現在はその存在は有るのかどうか調べていきましょう。

ノーパン喫茶は現在はなくなってしまった

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やはり法律の改正のダメージは大きかったのか、現在は全てのお店を確認はできてはいないもののその姿はなく、なくなってしまったとみられています。かつてのお店を調べた人も居るようですが、軒並み姿を消しているといわれています。

しかし、イベントごとなどで一時的にこういった催し物をしているお店は有るかもしれないとのことです。この手のお店を当時から知っていた人に向けて、イベントを起こし一夜限りの復活といって限られたタイミングで行うことはあるかもしれないようです。

ノーパン喫茶の一部はファッションヘルスに転業した

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姿を消す中で、その営業停止の波を避けるためにも完全に転業したケースもあるようです。それがファッションヘルスと呼ばれるジャンルへの転業でした。もう完全に喫茶の名残はありません。

これは、先述も述べたように過激な性的サービスが行われるお店が登場してきたごろからこういった転業の波が起こっていたといわれています。お客さんにとってはコーヒーを飲む場所ではなくなっていったのです。

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そして、法律の改正と共に、お店をそれでも成り立たせるために完全なる性的なお店へと転業する波はますます大きくなり、風俗的なサービスに傾いていくことで、後にファッションヘルスへと変わっていったといわれています。

現在はノーパン喫茶に代わる風俗店が多数登場している

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大きな波にのまれることでその姿を消した喫茶店。そして一部のお店はファッションヘルスへと転業することで、営業停止を避けなんとか営業を継続できたお店があることが分かりましたが、しかしノーパンという革命は確かに風俗史においては大きな出来事だったようです。

これ以降の風俗店は、この影響を受けたお店多数登場していくこととなるからです。個室で性的なサービスが行われるものはもちろんのこと、多岐にわたって喫茶に変わるお店が登場していったといわれています。

ノーパン喫茶出身!伝説のAV女優イヴ

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時代を沸かせたお店から誕生したとされるAV女優の存在を知っているでしょうか。その人物の名は「イヴ」といいます。彼女の人物像や、どれほど人気だったかを紹介していきましょう。

AV女優のイヴとは?

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