ヘリノックス「グランドチェア」のスペックを確認
8種類ものラインナップ展開がされているヘリノックスチェアの中でもグランドチェアはロースタイルキャンプに向けて開発されているロータイプモデルのチェアです。そのため座面高は22cmとかなり低め。これは同メーカーから発売されている軽量・コンパクトのチェアゼロの座面高26cmと比較すると4cmも低いのです。キャンパーが腰かけた際に、姿勢に無理がないようにかなり深めのシート設計です。
スペック
- 使用時サイズ:52*44*50cm
- 収納時サイズ:11*11*30cm
- 重量 :615g
- 座面 :22cm
- 耐荷重 :120kg
- カラー :ブラック、クラウドバースト
ヘリノックス「グランドチェア」の口コミからその魅力を探る
あぐらスタイルにぴったりな低重心
やはり気になるのは特徴的な座面高の低さです。購入者のレビューによると、椅子としての座り心地が非常によく、家でもそのまま使いたいと思えるほどだそう。左右方向への揺れ耐性が少ないということなので、あぐらスタイルが推奨されていますが、まさにあぐらで腰かけるにはうってつけのデザインといえます。
他のアウトドアチェアと異なる独自フレーム
ヘリノックスチェアはつながったフレームを組み立てるだけで骨組みが立ち上がりますが、グランドチェアのそれは少し構造が異なります。フレームが「線」状になって地面と接しているグランドチェアは、実はほかのチェアと比べて安定性が優れているという声もあるほど。なんにしても、ほかのチェアとの大きな差別要素になることは間違いなさそうですね。
ヘリノックス「グランドチェア」のおすすめポイントはこれだ!
優れたアウトドアチェアを次々と売り出しているヘリノックスのアイテムの中でも、グランドチェアは特に変わったデザインとなっています。そんなグランドチェアだからこそのおすすめポイントに迫りましょう。
ゆったりとした座り心地
チェアワンでもそうですが、ヘリノックスのチェアはお尻をすっぽりと包みこんでくれるようなゆったりとした座り心地が持ち味です。シートがつりさげ式になっているため、疑似的なロッキング構造にもなっており、くつろげること間違いなしです。グランドチェアは、他のラインナップと比較するとシートが深めなので、より一層座り心地が良いようですよ。
安定性の高さ
特徴的な座面高22cmという超低重心により、安定性に優れています。フレーム構造自体も、他のラインナップと比較して接地面が広いものになっているため、安定性が高いというのも納得です。ただし、口コミによると、左右方向への揺れ耐性には多少の不安があるということ。あぐらスタイルで腰かけることで安定して座ることができます。
優れた収納性・携帯性
いまさらというか、もはやヘリノックスチェアにおいては定番ではありますが、グランドチェアは収納性にも優れています。スタッフバッグに詰め込めば折り畳み傘のようなサイズ感に収まり、しかもチェアワンと比較しても200g以上も軽い。非常に携帯性に優れているので、アウトドアだけではなく様々な場面で使用することができそうですね。
グランドチェアとチェアワンは類似商品?比較してみよう!
同メーカーから発売されている人気商品チェアワンは、メーカーを代表するアイテムの一つでもあります。また、デザインから始まり非常に似通った性能を持っているため、類似商品ととられることもあるようです。実際に比較して、その違いを確認しましょう。
チェアワンのスペック
- 使用時サイズ:51*50*66cm
- 収納時サイズ:10*10*35cm
- 重量 :890g
- 座面高 :34cm
- 耐荷重 :145kg
グランドチェアはのんびりリラックスするためのギア
最近のアウトドアを楽しむ人の間でにわかにブームになっているつりさげ式チェアですが、ぐランドチェアもそうしたチェアの良さを存分に生かせるデザインではないでしょうか。
ゆったりと深く腰掛ければ吊り下げ式ならではの浮遊感にも似た座り心地を楽しむことができつつ、浅くあぐらスタイルで腰かければ、たき火などの作業にも対応しやすい機能性があります。耐荷重がしっかりと145kgもあり、どのような体形の方でものんびりリラックスして腰かけることが魅力的ですね。
チェアワンは快適性を追求したキャンプ椅子
ヘリノックスのラインナップの中でもフラグシップモデルとして非常に高い人気と信頼を持っているチェアワン。グランドチェア同様に、ひもでつながったポールを取り出してささっとつなぎ合わせるだけで立ち上がるフレーム構造は変わりませんが、フレームの形状がかなり異なります。
チェアワンは座面が高く、お尻を包み込むようなフィット感があり、メッシュ生地製の背面部分は通気性も抜群です。フレームの下部にはスタッフバッグをそのまま取り付けることで、小物入れとして活用することができるという配慮もあります。