当記事でも触れている「ウェザーマスターワイド2ルーム コーチ」をモデルに順を追って設営方法をご紹介します。
ウェザーマスターワイド2ルームコーチの設営方法 | 骨組み編
まずはテントの基盤となるポールを使った骨組みから行います。ポールは全部で4種類に分かれているので間違わないように気を付けましょう。
手順:1 テントの屋根・フライシートを広げる
ドア面の赤い縁取りを前面とし、フライシートを広げます。この時スタンディングテープを全て止めておき、ループをペグで仮固定しておきます。
手順:2 センターポールをセットする
ポールの各節をしっかり差し込み伸ばします。メインポールのスリーブ下を通しセンターポールを押し入れます。次に2本のセンターポールを立ち上げ、シート中央のクリップに掛けて立ち上げます。この時、スリーブを掴みポールを押し上げながらポールに掛かるテンションを緩めつつ行いましょう。立ち上がったらフライシートのフックを掛けポールに固定します。
手順:3 メインポールをセットする
センターポール同様伸ばし、スリーブに通したら2本共立ち上げます。フライシートのコーナーにそれぞれ差し込み、フライシートのフックとポールを繋ぎ固定します。
手順:4 リアポールをセットする
手順3と同様にリアポールも伸ばし、リアポールをメインポールのスリーブ下に通しコーナーのクリップに差し込みます。更にフライシートのフックをポールに固定し、メインポールとリアポールのクロス部分を面ファスナーで括り固定しましょう。
手順:5 フロントポールをセットする
他のポール同様伸ばし、フロントポールをメインポールのスリーブ下に通しコーナーのクリップに差し込み、フライシートのフックをフロントポールに繋ぎ固定します。その後、メインポールとフロントポールがクロスしている所を面ファスナーで括り固定しましょう。
ウェザーマスターワイド2ルームコーチの設営方法 | 位置決めから完成まで
基礎部分が完成したら、設営完了まであとわずか。次の工程はテントの位置決め、インナーテントのセットです。完成までの手順を見ていきましょう。
手順:6 テントの位置決め
前後にあるキャノピー(ひさし)とサイドファスナーを全て閉じます。テントを張りたい場所が決まったら計10カ所のループにペグを打ち込みテントを固定します。この時、フロントとリア部分の4か所は最後に打ち込み、その他の部分から対角線上に打ち込んでいきます。
手順:7 インナーテントのセット
フライシートの内側にあるリングにインナーテントのトグルボタンを上部から順に掛け、テント内の中央上部にあるフックをタープのリングに掛け位置を合わせます。次に、テントフロア内のコーナー6カ所をそれぞれ固定していきます。リアの2カ所はフライシートのバックルに掛けて固定・サイド2カ所はリングにフックを掛けて固定・フロント部分はペグで固定します。
手順:8 ロープを張る
ストラップ(ストームガード)をポールに巻き付けペグで固定します。更に、テントの両サイドにあるセンターループとストラップにロープを結びそれぞれ12カ所ペグで固定していきます。
キャノピーのセット
テントの出入口にひさしが欲しい場合は、付属のキャノピー用ポールを使用します。キャノピーのバックルを占め、たるみが出来ないようにしましょう。雨天時はキャノピーに傾斜を持たせる事によって雨水を排水します。
ルーフフライシートのセット
ルーフフライを被せ、フロントポールとリアポールの中央にある面ファスナーで固定し、次にルーフフライの前後についているフックをリングに掛け12カ所全て固定し、面ファスナーとポールを固定します。
コールマン2ルームテントの設営を動画で見てみよう
「ウェザーマスターワイド2ルームコーチ」の詳しい設営方法については、こちらの公式動画で詳しく説明されていますので参考にされてみてはいかがでしょうか。
インナーテントに必要な寝具&マット4選
テントの設営は出来たものの、夜になって就寝という時にインナーテントの寝心地がイマイチ…という事にならないように、あらかじめ用意しておいても損はないインナーテントに持ち込みたい寝具&マット4種類をカテゴリー別にご紹介します。
シュラフ
オートキャンプなどのアウトドアレジャーで使う就寝用の寝袋です。携帯性が良い事から災害グッズとしても注目される便利なアイテムなので車に一つ積んでおくと万一の場合にも助かります。基本的に一人用で、保温材が使われているので山の中での急激な気温の変化にも対応しており形の違いや、夏用・冬用のバージョンがあります。
封筒型
長方形で封筒の形をしたシュラフです。比較的、布団に似た寝心地で昔からオートキャンプで使われています。ファスナー式の物が多く、開閉する事によってシュラフ内の温度調節が可能で、ブランケットとしても使える特徴があります。
マミー型
元はトレッキングなどのために作られたシュラフで、頭を含む全身がすっぽりと収まるところが特徴です。体にフィットする密着型の構造になっており、隙間ができにくい分封筒型のシュラフに比べて保温性が高く、軽量であるメリットがあります。
マット
インナーテント内で一番上に敷くマットで、シュラフの下に来る敷物です。地面からの冷気を防ぐほか、凹凸を緩和し寝心地の良さを高めるために必要なアイテムです。
インナーマット
マットの下に敷く補助的な役割を持つマットです。マットとグランドシートのみ敷いた場合に比べ、よりテント内の居住性をアップします。
グランドシート
テントの下に敷くシートで、キャンプ泊における重要なアイテムです。他のマット同様の役割を持つほか、テント自体の破損や汚れを防ぐ効果もあります。メーカー正規品以外にもブルーシートやレジャーシートで代用することも可能です。
コールマンのおすすめスリーピングギア
様々なブランドからリリースされているキャンプギアですが、手持ちのテントにピッタリ合う物を見つけるのは難しいところです。コールマンのテントを使っているキャンパーにオススメのコールマン公式スリーピングギアをご紹介します。
シュラフ編
快適な睡眠に必要不可欠なシュラフ。朝晩の気温の変化に対応できるように、キャンプへ出掛ける季節によって使い分けましょう。
フリースEZキャリー C5
秋冬の冷え込むシーズンにオススメの保温性バツグンのシュラフ。フリースを使用して作られているので手触りも良く、洗濯機で丸洗いも可能なので清潔に保てます。
スペック
- 使用サイズ:約84×190㎝
- 収納時サイズ:約24×40㎝
- 重量:2.0kg
- 材質:ポリエステル・フリース・ポリエステル
- 付属品: EZキャリーケース
タスマンキャンピングマミー L-15
高い保温性と、体に密着しながらも快適な寝返りが出来るように設計された快眠シュラフです。寒い時期はシュラフとして、春夏はブランケットとしても使えます。
スペック
- 使用サイズ:約83×203㎝
- 収納時サイズ:/約直径31×49cm
- 重量:約3.4kg
- 材質:ポリエステル
- 快適温度:-9度
- 使用可能温度:-15度
- 付属品:収納ケース
マット編
インナーテントのサポート役にかかせないインナーマット。コンパクトなサイズから大きなサイズまであるので好みに合わせて選びましょう。
テントエアーマット 270
テント内のフロアサイズに合わせて作られた大判エアーマット。大人5人でも十分に寝転がる事が出来る広さと、ベッドのようなふかふかの寝心地が魅力です。
スペック
- 使用サイズ:255×189×14㎝
- 質量:7.3kg
- 材質:PVC
- 対応サイズ:270~300㎝
- 付属品:収納ケース
インナーシート編
厚みやサイズなどのバリエーションが豊富なインナーシート。コールマンのテントにピッタリなサイズのインナーシートはこちらです。
2ルームハウス用テントシートセット
2ルームテント専用のインナーシートとグランドシートの2セット。地面からの冷気と湿気を防ぎ、ラウンドスクリーン2ルームにピッタリのサイズになっています。
スペック
- インナーシート:約310×230㎝
- グランドシート:約300×215㎝
- 重量:インナーシート 約2.4kgグランドシート 約0.8kg
- 材質:68Dポリエステルタフタ・PEスポンジ・PVC・ポリエチレン
- 対応サイズ:約320×245×230㎝
- 付属品:収納ケース
キャンパーインフレーターマット シングルII
労力いらずのインフレーター仕様!マットの厚さは5センチなのでフカフカの寝心地です。また、シングルサイズですが連結可能なのでファミリーでも使えます。
スペック
- 使用サイズ:約63×195×5㎝
- 収納時サイズ:約ø15×70㎝
- 重量:約1.8kg
- 材質:ポリエステル・ポリウレタンフォーム
- 付属品:収納ケース
グランドシート編
キャンプだけでなく、運動会や花見などの行楽行事にも活躍するグランドシート。その中でもキャンプユーザーに人気のアイテムをピックアップ。
レジャーシート
ファミリーキャンプやピクニックに最適のグランドシート。5種類のデザインから選べ、厚手の生地を座り心地もバツグンです。
スペック
- 使用サイズ:約200×170㎝
- 収納時:約15×45㎝
- 重量:約1.2kg
- 材質:アクリル・PUフォーム・PVC
コールマン2ルームテントの活用術
キャンプギアの王道コールマンの2ルームテントは広いだけではなく、品質の高さも人気の理由です。タフで機能性に長けた2ルームテントの魅力を最大限に活かすシーンはやはりファミリーキャンプ!
どんなキャンプを
2ルームテントの最大の魅力である広さを活用できるのはファミリーキャンプなどの大勢でのキャンプです。自然の中に居ながら、自宅のリビングと変わらないリラックス感を与えてくれる2ルームテントなら年齢問わずノビノビとくつろぐ事が出来ます。
どんなサイトで
大勢での利用が出来る2ルームテントなので、サイズもその分大きなモノになってきます。地面のコンディション問題や、お隣のキャンパーさんに迷惑をかけるなどのトラブルが起きないように余裕を持って設営できる場所を選びましょう。
季節に応じて
天気が読みづらいキャンプ地。どんな天候になっても安心して使えるテントを選ぶことが重要になってきます。コールマンの2ルームテントなら急な雨や気温の変化にも柔軟に対応できるスペックが充実しているので心配ありません。
コールマン2ルームテントで快適なキャンプを!
たまの休日に家族や友人とキャンプに出掛けるなら、心ゆくまでリラックスできる2ルームテントがオススメです。自然の中に作る、自分たちだけの特別な空間で過ごす時間をお楽しみください。