8点目はTopsBOBより「ブラザーオブブッシュクラフトサバイバルナイフ BROS-TAN」になります。スペックにある通り本体の全長が25㎝と大振りでナイフとしてはこれ以上ない程度のサイズになっていますが、持ち手が薄めに作られているため女性であっても扱いやすくなっています。
ファイヤースターターとホイッスル付属
こちらのモデルは価格が38288円と高級ではありますが、付属品にファイヤースターターとサバイバル用のホイッスルがあり、本体のハンドルにはこの付属のスターターで火起こしを容易にするための3連式スティールが付いています。一点でサバイバルに必要な性能を多く備えているのが魅力なのです。
スペック
- 全長:10インチ
- 刃長さ:4 1/2インチ。
- 刃材質: 1095高炭素鋼
- 刃タイプ:プレーンエッジドロップポイント
- ブレード仕上げ:コヨーテタン。
- ハンドルの長さ:5 1/2インチ
コールドスチール フィンベア
8つ目の製品は5点目にご紹介したモデルと同じくコールドスチール製の「フィンベア」というアイテムです。刃の素材はステンレス鋼のためサンマイⅢを使ったマスターハンターよりは切れ味こそ劣りますが、素材の特性も相まって軽量で持ち運びやすく取り回しに優れるモデルとなっています。
スペック
- 全長:約22cm
- ブレードの長さ:約10cm
- 刃厚:約2.5mm
- 重量:約78g
- ブレード材:4116ステンレス鋼
- 付属品:Secure-Exシース
モーラ・ナイフ bushcraft survival Black
9点目は最初にご紹介したモーラナイフより「ブッシュクラフト survival Black」です。刃の背中の部分の形状が90度の直角になっているのが他のモデルと異なっている大きな特徴で、このおかげで付属のファイヤースターターで火を起こすときにも火付けがしやすくなっているのです。
リーズナブルかつ高機能
前述したスパインの直角化による火起こしの容易さの他にも、3.2mmの刃の厚さによって薪割やフェザースティックに使用しても十分に耐えられるほどの頑丈さ、刃の素材にカーボンスチールを使用していることも強度を増すことに一役買っています。シースも付属しており、総じてビギナーでも扱いやすい高機能なモデルです。
スペック
- ブレード素材:カーボン
- ハンドル素材:ラバー
- 全長:約23.2cm
- 刃厚:約3.2mm
- 重量:約123g
- 付属品:プラスチックシース、ファイヤースターター
モーラ・ナイフ ガーバーグブラックカーボン
今回ご紹介する中で合計で3点目になるモーラ・ナイフの「ガーバーグブラックカーボン」は初心者におすすめしたい一品になります。刃の素材は頑丈さを重視したステンレススチール、スカンジグラインドの形状でブラックコーティングもされており雰囲気も良し。シース付きで無くす心配もありません。
スペック
- ブレード素材:カーボンスチール
- ハンドル素材:ポリアミド
- 全長:約22.9cm
- 刃厚:約3.2mm
- 付属品:マルチマウントシース, ベルトループ
- 価格:12420円
MOKI しまふくろうMK-120M
11点目は刃物の町としても知られている関市で作られた、日本国内製のモデルです。110年の間続いている老舗のブランドではありますが、キャンプなどでの実用には十分以上に耐えられ活躍を見込めるモデルばかりです。ご紹介する「しまふくろうMK-120M」もその1つです。
コンパクトでハイクオリティ
サイズが15㎝と今回ご紹介してきた中にもあるブラザーオブブッシュクラフトと比較すると10㎝の差があり小ぶりではありますが、料理や木材の加工など仕様が想像される場面では大抵どんな時にでも活躍してくれるでしょう。リネンケースも付属しています。
スペック
- ブレード材:AUS-8
- ハンドル材:ブラックリネンマイカルタ
- 全長:15㎝
- ブレード長:65mm
- 重量:32g
- 刃厚:2.5mm
- 付属品:リネンケース
SCHRADE アウトドアナイフ SCHF36
12点目はSCHRADEより「アウトドアナイフSCHF36」のご紹介になります。380gという重量級の重さを誇り、大体ラグビーのボールと同程度の重さとなっています。取り回しはこの重さが関係して中々やりにくいかもしれませんが、薪割などに使ってみれば重さが味方して充分な破壊力を出してくれます。
スペック
- 全長:260mm
- 刃長:128mm(背面)
- 鋼材:1095ハイカーボンスチール、エポキシ樹脂塗装
- 重量:380g
Columbia knife SA39
後半になってきましたが、13点目にご紹介するのはColumbiaknifeより「SA39」になります。コロンビアナイフは実用性もさることながらモデルの質感や造形美といったデザインにも気を配っており、ご紹介するモデルもハンドルに手になじむ木材を使ったデザイン性の高いものとなっています。
堅牢なフルタング式
こちらのモデルは冒頭辺りでご紹介したフルタング式のもので、前述しました通りハンドルに使用されている天然のウッド材で刃を挟み込んでいるため剛性が高くなっており堅牢さを確保しています。Amazonで1649円という非常にリーズナブルな価格もおすすめできます。
スペック
- 全長: 30cm
- 刃体長さ: 18cm
- 刃の厚み: 4mm
- 素材:ステンレス鋼
- 価格:1649円
MOSSY OAK 高品質シースナイフ
14点目はMOSSY OAK製の「高品質シースナイフ」です。刃には高品質なステンレス鋼を使用しており実際のユーザーからの評価も上々、G10グラスファイバーのハンドルが握り心地に貢献しています。また持ち手末端には缶開けとハンマー機能があり、緊急時にはこの箇所を使用できます。
スペック
- 全長: 30cm
- 刃体長さ: 12cm
- 刃の厚み: 4.8mm
- 素材:9CR18MOVステンレス鋼
- 重量:0.27kg
- 価格:3780円
OPINEL オピネルステンレス
最後の15点目にご紹介するのはOPINEL(オピネル)の「オピネルステンレス」です。シンプルさを重視し刃の材質にはステンレス鋼を使用、ハンドルの方にはブナの木材を使用しており、価格は一番大きなものでも3380円となっています。
ベストセラーになった扱いやすいモデル
こちらのモデルはAmazonでベストセラーに選ばれているほど人気の高いものとなっています。ブナを使ったハンドルは丸みを帯びていて持ちやすいようになっており、サイズが7㎝、8㎝、8.5㎝、9㎝、12㎝の計5つがラインナップされています。
スペック
- ブレード材質:ステンレススチール
- ハンドル材質:ブナ
- 刃体の長さ:7㎝~12㎝
- 原産国:フランス
Contents
ブッシュクラフトナイフの注意点
おすすめしたいモデルを15点ご紹介しました。どのモデルを選んでも失敗の無いようなものばかりですが、実際に使用する時にはいろいろと注意すべき点が存在しています。ということで、実際に使用するうえでの注意してほしいポイントをご紹介しておきましょう。
保管はキャンプ道具たちと一緒に
いくらアウトドア用といってもご紹介しているものは刃物です。そのままで持ち歩いては銃刀法、軽犯罪法の違反となり取り締まりを受けてしまうこともあります。そうならないよう保管する際は他のキャンプ用アイテムと一緒にしておき、万一職務質問された際もしっかり用途を言えれば大丈夫です。
ブッシュクラフトナイフのおすすめ手入れ方法
ご紹介しているアイテムに限らず、刃物は何度も使用していればどれだけ最初切れ味が良かったとしてもだんだん性能が落ちてきてしまいます。良好な状態を維持するためにも、手入れは必ずきちんと行う必要があります。
砥石で手入れ
刃物の手入れと聞いて思い浮かぶのは砥石を使って研ぐものでしょう。砥石で研ぐ場合水で湿らせておいてから刃物を滑らせるように引く日本のタイプと油を付けて押すように研ぐ西洋のタイプがあり、目の細かさによって分類されています。
ランスキー「ブレードメディック」
おすすめなのはランスキーの「シャープナーブレードメディック」です。タングステン、セラミックシャープ、波刃にダイヤモンドテーパードロッドの4つがあり、それぞれ異なった特徴を持つナイフに使うことが可能となっています。
耐水ペーパーで手入れ
砥石の他にも、耐水ペーパーを使った手入れの方法もあります。表面にざらつきがありここに紙やすりのごとくナイフをこすらせることでナイフを磨いていき、切れ味を取り戻すという方法になります。基本一回使ったら使い捨てとなります。
ビッグマン「耐水ペーパーミニセット」
おすすめなのはビッグマンの「耐水ペーパーミニセット」です。粗さが400、1000、1500の3種類ありそれが6枚づつで計16枚がセットになっており、使いやすいサイズにカットがされています。Amazonでの価格は398円となっています。
切れ味をあげたいなら革砥
ご紹介した2つのアイテムの他にも革砥を使うことで切れ味を取り戻すことができます。木の板の上に革を貼り付けたもののことを言い、研磨剤を表面に塗ってから刃物を滑らせるようにこするだけで切れ味がどんどん戻っていきます。
islandpuppy「ルージュスティック」
おすすめなのは「ルージュスティック研磨用木台」になります。レギュラーサイズと一回り大きいワイドタイプ、長さ38cmのロング木台セットの3種類があり、裏と表で粗さが違っているため刃の状態によって使い分けることができます。
ブッシュクラフトで大活躍!
前述しました通り、キャンプの形式の中にもブッシュクラフトという荷物を最低限にして自然の中で生活するというものがあります。こういった中でご紹介しているアイテムはなくてはならないといっていいほどに重宝するアイテムで、それ故に性能なども非常に重要になってきます。
薪割をする時は厚さに注意?
ご紹介しているアイテムの使用法に薪割があるとご紹介しましたが、全てのモデルが過不足なくできるというわけではなく薄いものだと行うのが難しいこともあります。その用途に使いたいときにはすごく分厚いものでなければいけないというわけではありませんが、厚いほうが雑に使っても耐えるでしょう。
ブッシュクラフトナイフでアウトドアをより楽しもう!
ご紹介しているアイテムの魅力や使用方法、おすすめしたいモデルなどについてまとめました。どんなタイプのキャンプ、アウトドアでもナイフが1本あると非常にたくさんの用途に使用できるので便利です。是非自分の使ってみたいモデルでアウトドアを楽しんでみてください。