カニ釣りは初心者でも簡単!知っておきたい基本情報&おすすめ仕掛けをご紹介!

スベスベマンジュウガニと同様、テトロドトキシンという猛毒を持つツブヒラアシオウギガニ。はさみの先端が黒くなっていて、甲羅がつぶつぶに覆われているのも特徴です。ツブヒラアシオウギガニのように、ハサミの先端が黒いカニは要注意です。

食べられないカニ:ウモレオウギガニ

日本では沖縄や小笠原諸島に生息するウモレオウギガニです。甲羅は青白く、茶色のぶつぶつがあります。ウモレオウギガニは5㎝程と小さいですが、即効性のある毒をもっているので間違って食べてしまうと呼吸困難になりとても危険です。

カニ釣りの時期と時間

カニ釣りは時期と時間が大切。釣りやすい時期や時間を知らないとカニが全く釣れないということも。せっかく釣りに来たのにボウズで帰るなんて寂しいですよね。カニ釣りに適した時期と時間を把握して、さらにカニ釣りを楽しみましょう。

カニ釣りは春から秋がおすすめ

カニ釣りは春から秋にかけて行うのがおすすめ。なぜならカニは冬は冬眠のため砂の中に潜ってしまいます。そして春から晩秋にかけて産卵のため浅瀬に集まってくるのです。1年中カニ釣りを楽しむ方もいますが、よく採れる時期を狙うなら春から秋を狙ってみてください。

カニ釣りのベストな時期は地域によって異なる

カニ釣りのおすすめの時期は春から秋ですが、地域によっては海水温度も違うためカニ釣りのベストなタイミングが違うこともあります。春から秋にかけて水温が高い地域を狙えばカニが釣れる確率も上がります。もし水温などがわからない場合は釣果情報をチェックすると今が釣れやすい時期かがわかります。

カニ釣りの時間帯は夜

カニは夜行性のため日中は砂の中で過ごすことが多く、夜になると活発に動きます。しかも満月の日、つまり大潮の時に産卵するために波打ち際に集まってくることが多いため、大潮前後の満潮時を狙うと釣れる確率もアップします。

カニ釣りのおすすめ地域

場所や季節によってカニが釣れる確率がかわります。カニの中でもワタリガニがよく捕れる都道府県を見ていきましょう。いつもの釣り場ではなく、休日に違う釣りポイントでカニ釣りを楽しむのも気晴らしになります。

宮城県

宮城県のワタリガニが良く取れる時期は6月~7月。時間帯は朝の5時ごろが良く捕れます。カニ釣りのポイントは宮城県仙南サーフあたりがおすすめ。宮城県仙南サーフの場所は仙台空港付近の砂浜のことです。

千葉県

千葉県のカニ釣りの時期は6月と10月。冬の2月・3月でも捕れるという情報もあります。時間帯は22時頃や5時頃と夜でも朝方でも大丈夫。場所は都心からも1時間30分ほどで行ける九十九里浜。地元の漁網店でカニが釣れるところを聞くと教えてくれます。

兵庫県

兵庫県は7月あたりがよくカニが捕れる時期。時間帯は23時頃や朝の4時頃がおすすめ。高砂市にある高砂港がおすすめおすすめポイントです。ただ高砂港付近には立入禁止区域もあるので気を付けてください。

山口県

山口県のカニ釣り時期は、6月・7月、そして10月がいい時期です。7月には25㎝のワタリガニが捕れたという報告もあります。時間帯は22時~夜中の1時までと深夜の時間が狙い目。熊毛郡平生町がいいポイントです。

茨城県

茨城県は6月~8月にかけてカニ釣りをするのがおすすめ。特に6月はあまり待たずにカニが捕れたという情報もあるほどです。大洗や神栖市でも捕れます。都心から1時間40分ほどで行けるポイントです。

カニ釣りに適した気温

地域によって気温は大きく異なります。日本のカニは北海道から沖縄まで生息するものの、カニは寒すぎると砂の中に入っていしまうので温度も考えて釣りに行くポイントを抑えるといいかもしれません。気温が25度くらいの時がカニも大きく捕るのに最適です。

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