一工夫で快適なテント生活に!
ご紹介しましたようにテントを張る場所に気を遣ったりアイテムを活用することで快適に過ごすことのできる雨のキャンプですが、これら以外にもひと手間工夫を加えることで更に余裕のある生活空間を作り出すことが可能となります。やるのとやらないのとでは結構な違いがありますので、ぜひ実践してみてほしいです。
テントの周りを掘る
まず、テントの周りを掘っておくという工夫です。いかにシートをテント下に敷いたとしても万全な対策というわけではなく、他にも工夫をすることでより安全となります。周りを掘っておいて道を意図的に作り出すことで雨の通り道となり、テントへ水が入ってくるのを防止する対策となるのです。
ぺグの上には置石を置く
テントを固定させるためのペグですが、雨が降りそう、もしくは降ってきてしまったときには置き石を置いておきましょう。雨になれば水はけが比較的良いとしても多少はぬかるんでしまい、ペグが抜けやすくなってしまうのです。その上に石を置いておくのは地面が緩くなってもペグが抜けないようにするためなのです。
雨でのキャンプ滞在中の注意
前の見出しでは本当に雨が降ってきたときに極力快適な状態のままで過ごすための対抗策となる手段をいくつかご紹介しました。どれも十分に効果的な事ばかりですが、事前の対策を怠らずに用意しておくことでいつ雨に降られてしまっても慌てることのない体制でキャンプをすることができます。続いては滞在している中での注意点を紹介しましょう。
出来るだけアイテムは少なくする
まず事前に行える対策としては、持っていくアイテムをできる限り少なめにしておくということです。降られてしまえば雨の中で作業をする分量が増えてしまいますし、降らないとしても単純に量が増えるためサイトの準備と撤収のときに手間となります。
キャンプに出かける前に持っていくものをチェックする
このように可能な限りアイテムを少なめにするための策として、自分が持っていくアイテムは何なのかをリストアップしてチェックしていくというものが有効です。居住関係で何が必要なのか、調理のためや撤収するときに必須となるアイテムは何があるのかなどを挙げていってチェックしていきましょう。
設営に必要なもの以外は最初は持ち出さない
サイトに到着してからまず最初に行うことになるのはテントなどの設置です。その際他のアイテムが色々と詰まっていてはそれらを取り分けて整理していくなどのことに余計な時間を割かなければならなくなります。ですので雨天のキャンプでは最初のうちは不必要なものを置いていきましょう。
防寒はいつも以上にする
続いて、秋冬辺りのキャンプでは間違いなく防寒用のアイテムを持っていくことになるでしょうが雨の場合は晴れの時以上に対策に気を配りましょう。日が照っていないということはそれだけ気温も上昇しなくなりますので、より一層暖を取ったりといった工夫が必要になってくるのです。
雨が降っていると火を起こすことができない
晴れている日の夕方辺りに気温が下がってきたというのであれば焚き火をするなど火を使って暖を取れば暖まれるでしょうが、雨となると当然降りしきる中で焚き火などできず、また防火性のあるタープでなければその下で火を使うなどということはできないからです。故に火を使わない防寒対策を強化する必要があります。
雨具の中にもしっかりと着込む
雨の日の必須アイテムとして雨具があります。たとえ雨になったとしてもトイレなどには行くことになるので最低限外を出あるく必要があり、雨具を着ておけばそれも可能となりますが防寒の対策も忘れてはいけません。想像以上に寒いので雨具の中も暖かい衣類を着ておいて対策を忘れなずに行いましょう。