キャンプで虫除けすべき虫を知っておこう
いろんなアクティビティがありアウトドアの中でも人気の高いキャンプ。その中で安全を脅かしているのが虫たちです。血を吸われて痒さに悩まされたり痛かったり、場合によっては病院に駆け込まなければならないような危険なものまで存在しているため、虫よけの対策は非常に重要なんです。
ムカデ
気をつけてほしい虫の1つ目はムカデです。噛まれてしまうと非常に痛く、そのあとに痛みを伴ったまま腫れてしまいます。大抵暖かい時期に良く出現し、大抵つがいになって行動しているため一匹を始末してももう一匹が出現してしまう可能性が高いので油断をしてはいけません。どこだろうと危険な虫です。
ハエ
2匹目はハエです。前述のムカデのように直接的に噛んできたりといった被害があるわけではありませんが、例えば食材関係のゴミなどにたかってきてしまうことが多く衛生的に良くないということがお分かりいただけるでしょう。ハエを寄せ付けないその前に、清潔なキャンプの環境を作ることも重要です。
蚊
夏になると例外なく悩まされるのが蚊です。ご存じのとおり耳障りな羽音をたてながら血を吸っていってしまい、痒さに気が散ってしまうので挿された場合の対策も必要でしょう。吸血の際は痛みも何もないので、気づいたら蚊に血を吸われていたということも夏場の日常生活であるのではないでしょうか。
蜂
ムカデと同じく暖かめの時期に活発に行動するのが蜂です。日本国内にも結構な種類の蜂が生息しており、最も危険とされているオオスズメバチは毒針はもちろんのこと大きな牙で噛まれたときにも非常に痛いです。毒を持つ蜂に刺されてしまった場合例外なく病院にお世話になることでしょう。
アブ
夏に水場でアクティビティをする時に特に気をつけてほしいのがアブです。蜂などのように針で刺すのではなく顎で皮膚を噛み切りに来るので被害を受けるとその瞬間に鋭い痛みを伴います。またアレルギーを持っている方は噛まれた後に患部が腫れるなどの症状になることもあるのです。
ブヨ
大抵暖かい時期にハエなどと同じく必ず出没するのがブヨです。外見としては小さいハエに似ていて、アブと同じく皮膚を噛んできます。違っているのは集団で行動するという点で、一辺に噛まれてしまうと命にすら関わるとされているのです。山の中や川辺をはじめバーベキュー場でも良く見られる虫です。
虫除けの仕方は大きく2種類
ここまではキャンプをする際に気をつけなければならない虫の種類にどんなものがあるのかについてご紹介しました。キャンプの際にはこれらの虫への対策をしなければならないのですが、その虫よけの対策に関しても大きく分けて2つの種類があります。どんな対策があるのかを続いてはご紹介しましょう。
虫除けの仕方その1:虫を寄せ付けない
まず1つ目の対策は、前述したような虫たちを自分たちが生活することになる生活圏内に寄せ付けないというものです。大抵虫よけをするというとこチらの対策を思い浮かべるでしょうし、具体的には蚊帳付きのメッシュテントや夏場に家庭でも良く使われるであろう蚊取り線香の使用などがこれに当たります。
虫除けの仕方その2:虫被害を軽くする
虫自体を寄せ付けない対策のほかに、その場から虫たちを遠ざけさせるのではなく被害を軽減させるというものもあります。例えば防虫スプレーや防虫対策の施されたウェアなどを切ることなどがこの対策方法に該当し、たとえ虫が活発に動いている環境の中にいても被害を受けないようにするというものになります。
100%の虫除けはない!虫の世界へ自分たちがいくという心構えも大事
虫への対策としては前述した2つの種類のものがあるとご紹介しましたが、どちらにもいえることは実践すれば100%必ず被害を受けなくても済むことにはならないということです。キャンプ自体自然の中で過ごすことですし、自然の中に行けば真冬でもない限りほぼ確実に虫はいます。その中で生活させてもらうというスタンスで行きましょう。
肌の露出を控えるのも虫よけに
これからご紹介するアイテムを使うだけでなく、自分が着る衣服などを工夫して肌をさらす面積を少なくすることも虫の影響を受けない対策として効果があります。日差しが強い時期ならUVの軽減効果も期待できますのでおすすめです。
虫除け対策①虫除けジェルで危険生物の「ムカデ」から身を守ろう!
ここまでは、注意するべき虫の種類や対策の種類などについてご紹介しました。それではここからは、本題である虫よけ対策に有効なアイテム類をいくつかご紹介していきましょう。まず最初にご紹介するのは虫の種類でも最初に紹介したムカデへの対策となるアイテムになります。
テントバリア
ムカデ対策に有効な虫よけジェルでおすすめなのはテントバリアになります。自分が生活するテント周辺にジェルを撒けばすぐに効果を発揮してくれ、ムカデのみならず様々な地面の有害生物を寄せ付けない働きをしてくれます。四方に撒いておけばどこからもムカデが酔ってくることのない安全なサイトの出来上がりです。
スペック
- 成分:アフピリン、食添色素、ゲル化剤
- 内容量:300ml
- 有効期限:開封後1年
- 価格:1560年
虫除け対策②メッシュテントで虫のいない空間を作ってしまう
ご紹介した防虫剤によって虫を寄せ付けないという方法も十分効果的ですが、キャンプに使用するテントも虫よけに効果を発揮するモデルを使用することで更に無死から被害を受ける可能性を排除してくれます。続いては、そんな虫よけに有効なメッシュ製のテントでおすすめのモデルをいくつかご紹介します。
スクリーン一体型メッシュテント
まず1点目に紹介するのは「スクリーン一体型メッシュテント」になります。まずメッシュによって暖かい時期、暑い時期であっても通気性が確保されているためテント内部を快適に保ってくれ、またメッシュ部分は防水性もありますので夏場にいきなり夕立が来ようが簡単に濡れてしまうようなことはありません。
目の細かいメッシュで防虫
気になる防虫に関しては、メッシュ部分がとても目の細かいシートになっていることが効果を発揮しています。近くで見たり指で触れてみるとその目の細かさが分かり、夏によく出没する蚊なども侵入することは困難でしょう。スクリーンをすべて閉じれば防虫に加えプライバシー保護のにも効果的です。
スペック
- 使用時サイズ:300cm×300cm×220cm
- 収納時サイズ:68cm×20cm×15cm
- 耐水圧:2000mm
- サイドシート:シルバーコーティング加工
- 使用人数:最大6,7人
- 価格:9480円
モスキートテント
2点目のメッシュテントはFLYFLYGOの「モスキートテント」です。サイドシートがあったスクリーン一体型メッシュテントとは違い地面に当たる部分以外の全面が目の細かいメッシュシートになっているので、通気性もそれ相応に抜群、重量も軽量で持ち運びやすいモデルになっています。
スタンダードなモスキートテント
前述しました通り、地面以外のすべての面が1ミリ以下の目の細かいメッシュテントとなっているために虫の侵入は非常に困難です。ただしスクリーンのあるモデルとは違い外から見えるモデルですので、中での着替えなどはできませんのでご注意を。
スペック
- サイズ:200×125×110㎝
- 収納時サイズ:27×15㎝
- 2ドアモデル価格:2999円
- ドアプラスモデル価格:3499円
- 重量:890g
- 耐水圧:1500mm
虫除け対策③蚊帳で虫のいない寝室にしよう
夏の蚊が煩わしい季節には蚊帳を使って就寝するというのが一昔前から使われてきた虫よけ対策です。今日のキャンプでも蚊帳を使った虫対策は有効で、持ち運びもしやすく目の細かい快適なモデルが色々と登場しています。次はそんなおすすめの蚊帳を紹介しましょう。
The Friendly Swede「モスキートネット」
ご紹介するのはThe Friendly Swedeの「モスキートネット」になります。蚊帳の使用方法としては夏場に就寝するときにテント内で張ることで、たとえテント内に蚊が侵入してきたとしても血を吸われるようなことが無いようにするという風に使われます。
地面に固定しぐっすりと就寝可能
メッシュテントでもご紹介したモスキートテントと同じように非常に目が細かくなっており、また設置するのも簡単で屋外なら木からつるして使用可能、テント内ならランタンなどをひっかける部分に掛ければ使うことができます。固定用のペグも4本付属しており、風に飛ばされるようなこともありません。
スペック
- 使用時サイズ:220cm×120cm×100cm
- 収納時:12cm×12cm×17cm
- カラー:アーミーグリーン
- 付属品:ペグ4本、専用収納袋
虫除け対策④虫除け線香で虫を撃退
過程で使うことができる虫よけといえばいろいろなアイテムを思い浮かべるでしょうが、蚊取り線香もその代表的なものでしょう。火をつけて煙が出ている間はかを寄せ付けず効果を発揮し続けてくれるので、今でも使っているという家庭は少なく無いことでしょう。