先ほどコットン素材のメリットに少し触れましたが、まだまだコットン素材はデメリットが多いと感じている人もいると思います。ここではもう少し詳しくコットン生地の特徴を理解してもらい、お手入れについても説明します。
コットンとは
そもそもコットンとは「綿」のことです。ご存知の方も多いと思います。ではその特徴は何かといえば、わかりやすいのは綿の肌着を思い浮かべるとわかりやすいです。夏場に着ると肌触りがよく汗を良く吸ってくれます。
コットンの特徴は
コットンの特徴は保水性です。よく汗を吸いますので保水性は抜群です。テントでも雨の水分を吸収します。これが雨に弱いと思われる原因です。しかし、汗をかいても肌着から汗がしたたり落ちることはありません。テントなら撥水加工も施されていますので、多少の雨が降っても内部にしたたり落ちるということはありません。
コットンテントのお手入れは
コットンテントのお手入れで忘れてはいけないのは乾燥と汚れ落としがあります。この手間が大変でコットンテントは面倒くさいと思われます。しかし、よく考えればコットンテントでなくても、びしょびしょに濡れたまま、汚れたまま保管する人はいないと思います。
乾燥
テントが濡れたら乾燥させなくてはいけません。濡れたまま保管すると必ずカビが生えます。できればテントを張った状態で乾燥すると良いです。ムリであれば、風通しの良いところや浴室乾燥などを使用してきちんと乾燥させましょう。
汚れ落とし
汚れた時もテントを張った状態で現地でしっかり落としておきましょう。使用するのはブラシですが、毛先が柔らかいものを使用しましょう。頑固な汚れは中性洗剤をぬるま湯で溶かして使用します。どうしても落ちない汚れはテント専門のクリーニング業者にお願いします。くれぐれも自宅の洗濯機を使用しないように。撥水効果が低下します。
いかがでしょう。コットンだから大変というほどのことではないですよね。数シーズンで買い替えるテントと比べると手間だとは思いますが、長く使うテントであれば当たり前のお手入れをするだけです。丁寧に長く使えばそれだけ愛着もわいて、手放せなくなるのも魅力です。
ノルディスクテントおすすめ【コットン素材】①アスガルド
人気が高いノルディスクのテントの中でも定番テントです。ワンポールテントのデメリットである、居住空間の狭さを壁面を作ることによって解消したベル型のテントです。サイズは3種類あります。
おすすめポイント
アスガルドはテクニカルコットン素材を使用していますので、保温性、透湿性にすぐれ、耐湿性もあります。撥水加工が施されていますので、よほどの豪雨でなければテント内にしみこんでくることはありません。
さらに、アスガルドはワンポールテントですので設営が簡単です。ペグダウンして一本のポールを中央に立てるだけです。さらにアスガルド7.1にはフロアシートが付属していますので、設営も楽ちんです。
スペック
- 品名:アスガルド7.1
- 定員:3人(2個室)
- サイズ:300x265x200cm
- 重量:15.5kg
- 収納サイズ:97x30cm
- 耐水圧フライシート:350mm
タイプは3種類あり品名の数字は大きさを表しています。人数によって使用するタイプが異なります。【7.1】は定員3人、【12.6】は定員3人から5人、【19.6】は定員6人から10人となっています。余裕をもって定員から1名減らして考えると良いです。