ウレタンコートでルアーを保護!おすすめ10選&使い方を徹底解説!

続いて、上手に加工する方法をご紹介します。お気に入りの釣り道具を綺麗に仕上げるためには、基本的な塗装手順をしっかりと学び、その塗装の種類や、その際に気を付ける事などを知ることが重要です。

基本手順

まずは「削る」作業を行います。これは釣り具のおもてを紙やすりなどで削っていき、凹凸を平らにする事でムラを失くし上手に加工することができます。次に「脱脂」と呼ばれる作業で、削る作業をしたルアーなどの釣り具をシンナー、あるいはうすめ液を使って丁寧にふきとります。これは表面に付いたゴミや余分な油を取るために必要です。

ここまで下準備をして、次に「塗る」作業に入ります。作業は吹きつけか、どぶ漬けか、刷毛で塗るのうち、どれか1つで行います。最後に、加工した釣り具を十分に乾かします。まだ乾いていないうちに触れば、コーティングに指紋がついてしまうので注意が必要です。

塗装の種類

どぶ漬け(一液ウレタン液)

これは容器の中にそのままルアーを中に浸す方法です。下準備としてあらかじめルアーの針などの付属品を外し、紐やS字フックなどを付けておく必要があります。全体に液体が漬けられれば、長く浸している必要はありませんので、すぐに乾燥させます。

吹きつけ(二液ウレタン・スプレー液)

これは二液、スプレータイプの液体をエアブラシ、またはスプレー缶をそのまま吹き付ける方法です。あらかじめルアーから針などの付属品を取り除いた後、ペンチなどルアーのフックを挟める道具を使いルアーを固定して、満遍なく吹きかけていきます。

刷毛塗り(二液ウレタン液)

これは二液を使用する際、刷毛や筆などを使用し塗装する方法です。他の方法と同じように、ルアーから針などの付属品を取り、ルアーを持ちます。刷毛に適量の液体をつけて丁寧に塗っていきます。

ウレタンコートの注意点

まるまる浸すことによって一回の作業で十分に厚みのあるコーティングが出来ますが、重ね塗りすると更に効果がまします。その際は、十分に乾燥させなければムラが出来てしまうので注意が必要です。吹き付けでの方法は塗装の際、吹き付けたウレタン液を吸い込まないように注意しましょう。

換気の良い場所で、マスクを着用しながら行うなど、工夫が必要です。刷毛塗りでの方法はムラが出来やすい為、ウレタン樹脂の量やその厚みに注意が必要です。また、ぷつぷつとした泡や刷毛の毛がつかないようにする必要があります。

ウレタンコートのおすすめ10選をご紹介!

今までの内容で、タイプや加工方法がわかっても、実際に買うとなるとどの商品を買ったら良いのか悩むところです。ウレタン液にはそれぞれおすすめポイントがあり、商品の数だけ魅力があります。ここでは少しでも初心者の方が選びやすいように、おすすめの10選をご紹介します。

ウレタンコートのおすすめ10選①オフィスアクセル

OFFICE ACCEL(オフィスアクセル) ウレタンコートMJ+ 200ml

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「アクセルMJ-200ml」をご紹介します。内容量200mlが比較的高さのある容器に入っていて、どぶ漬けに適した商品です。価格はアマゾンで1200円から2000円程度で購入できます。(2019年2月15日現在)

オフィスアクセル-MJ-200mlの特徴

LR+をもとにして高い撥水効果のあるシリコン剤が入っているので、抜群の水弾きと防汚効果が期待できます。釣り具をまるまる浸して綺麗に加工する事で、十分な皮膜もでき、キレのあるアクションが期待できる人気商品です。

 オフィスアクセル-MJ-200mlの魅力

透き通るような透明度で、気泡が入りにくいのも魅力の商品です。一度の塗装でも皮膜の厚さがしっかりとできるので、初心者の方に使いやすい商品です。初めてどぶ漬けに挑戦しようと思っている方には、ぜひこちらをおすすめします。

ウレタンコートのおすすめ10選②ウレタンフィニッシャーEX

東邦産業 ウレタンフィニッシャーEX 130ml

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続いて「フィニッシャーEX 130ml」をご紹介します。内容量130mlでノントルエンタイプ、UVカット剤が配合されています。価格はアマゾンで700円~1400円程で買う事ができ、比較的コスパが良い商品です。(2019年2月15日現在)

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