たこは低カロリー食材!ダイエットに最適な理由とおすすめレシピをご紹介!

ミズダコはアラスカやカナダ程度の高緯度の寒い地域に生息していて、水深200メートルの深海にも生息しています。マダコは温帯域であれば世界中の海の砂礫や岩礁に生息し、基本的に水深30メートルあたりまでに棲んでいることが多いです。イイダコは水深10メートルまでの浅いポイントを泳いでいることがよくあります。

たこの産地、よく聞くモーリタニアってどこだ?

国産のたこは高価であるため手軽に手に入れることが難しい場合が多くあります。そこで、日本国内で消費されているたこは大部分が国産ではなく、モーリタニア産やモロッコ産出のたこです。アフリカ大陸の西海岸沿いに位置しており、たこにとって理想的な環境が整っています。

スーパーで見かけるたこの産地「モーリタニア」

スーパー等のパックでよく見かけるモーリタニア、正式にはモーリタニア・イスラム共和国という国名で、国土の9割ほどがサハラ砂漠で覆われています。たこ漁はこの国の重要な産業ともなっています。大陸棚の環境が日本のものと似ているため、日本国産と似た品質のマダコが水揚げされます。

たこの輸入元1位は「モロッコ」産

モロッコは地中海入り口の南に面した国で、ジブラルタル海峡を隔ててスペインの対岸に位置しています。たこ焼き屋などで使用されたり、日頃から食べるたこの大半が輸入品のたこです。最も多いのはモロッコ産で、モーリタニア産と合わせて輸入たこの実に7割を占めます。

たこのおすすめ低カロリーレシピをご紹介!

ここからは、たこを使った高タンパク低カロリー、栄養バランス抜群のたこ料理をご紹介します。食感の存在感十分なたこはアレンジも豊富で、生でも加熱しても美味しい食材です。今回は9種類の低カロリーレシピをご紹介いたします。

たこのおすすめ低カロリーレシピ①:歯ごたえ抜群!飽きない生たこ足刺身

刺身は日本人にとって最も馴染み深い料理であり、素材の味を最大限に楽しむことができる素晴らしい料理です。足は吸盤のコリコリした食感が楽しめ、頭はスッと嚙み切れる歯切れの良さで食べやすく、旨味がたっぷり口に広がってクセになります。ですがここでは最大限に刺身を愉しめる、生たこ足のレシピを紹介いたします。

たこの刺身の食材

基本的にたこの刺身は足を材料にしたものが多いです。ボイルされたものが多く販売されていますが、生のたこ足から刺身を作るのが理想的です。もちろん新鮮なものを用意します。主役のたこ以外にも、付け合わせや調味料を好みで調整できるように数種類用意すると良いです。

  • メイン:新鮮な生たこ足(茹でていないもの)
  • 付け合わせ:つま(桂剥きが出来る人は大根)、きゅうり、柑橘類(ゆず、レモン、かぼす等)、大葉
  • 調味料(お好みでOK):醤油(濃口もしくはたまり醤油)、わさび、塩、ごま油、レモン汁等

絶品たこ足刺身の作り方

完全な生のたこ足はヌメヌメしていて扱いづらく、方法がわからないとどうすれば良いのか検討が付きません。そのまま茹でたりボイルして輪切りにするのも美味しいのですが、今回のレシピは、より素材の味を活かすために皮と身を分離させ、切り方の工夫によって味わいに変化を持たせたものです。

  • 包丁を使って皮を剥ぎます。生たこ足はヌメヌメしていて滑りやすいため、吸盤をまな板に押し付けて食材自身の吸着力で固定します。まな板に固定吸着している吸盤の根元あたりに包丁を入れ、皮に切り込みを入れながら何回も切り込んで皮を切り剥がして行きます。まな板の上で身を転がすイメージです。※先端の細い部分は無理に剥がさず、そのまま切り落としても良いです。
  • 剥いた皮を塩でよく揉み、水洗いしたあと沸騰したお湯で30秒~1分30秒ほど茹でます。
  • 茹でた皮を流水もしくは冷水で冷やしつつ、吸盤についた汚れを指先でこすりながら洗い流します。
  • 熱と汚れが取れた皮はそのまま刺身としてちょうど良い大きさに切っておきます。
  • 皮を剥がした身の部分を刺身にします。輪切りにするよりも、やや斜めに包丁をいれながら出来る限り薄くスライスします。
  • 一口大にカットした皮と、薄くスライスした身を皿に盛り付け、お好みでつま、きゅうり、大葉、柑橘類で彩りを調整します。
  • わさびを適量盛りって完成です。お好みで醤油、塩、たまり醤油+ごま油、塩+ごま油など、複数用意するといっそう愉しめます。

よく切れる包丁を用意しましょう

生たこ足の皮を剥ぐためには包丁の切れ味が大事です。切れ味の悪い包丁ではこのレシピを遂行することはできません。事前に包丁を研いでおくのが良いでしょう。また、たこ足の身は強力な弾力があるため、なるべく刃渡りの長い包丁でスっと引くようにスライスするのが理想的です。

たこのおすすめ低カロリーレシピ②:サッパリ風味で疲労回復、きゅうりとたこの酢の物

酢は身体に良い食品として有名です。酢に含まれる酢酸は内臓脂肪の蓄積を抑え、アミノ酸とクエン酸の相乗効果によって疲労回復にも繋がります。わかめやきゅうり、そしてたこを使った酢の物はとてもヘルシー且つ、ダイエットに効果的な成分を多く含んでいます。

NEXT きゅうりとたこの酢の物に必要な材料