たこは低カロリー食材!ダイエットに最適な理由とおすすめレシピをご紹介!

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居酒屋などで多く目にするメニューにたこの唐揚げがあります。にんにくの風味が効いていて圧倒的な歯ごたえがあり、噛みしめるたびに旨味が口の中に飛び出して来ます。とても美味しい料理ではありますが、油を多用する料理でもあるため、ヘルシーに抑えるには工夫が必要となります。

たこの唐揚げに必要な材料

たこの唐揚げに必要な材料は至ってシンプル。たこ、片栗粉、醤油などがあれば基本的な唐揚げを作ることができます。ただし、味に深みを持たせることで飽きない美味しい唐揚げになり、衣の付着を抑えることで残留する油を減らして低カロリーにすることができます。

  • ボイル済たこ足(頭も美味しいですが、唐揚げは歯ごたえがあってこそ美味しさが際立つため、足を使うのが望ましいです。)200グラム
  • にんにく(チューブ)少々
  • しょうが(チューブ)少々
  • 濃口醤油大さじ1
  • 酒大さじ1
  • 片栗粉大さじ1
  • レモン適量
  • 糸唐辛子適量

たこの唐揚げのレシピ

揚げ物でありながらヘルシーを両立させるため、衣に小麦粉を使用しません。片栗粉のみを使用し余計な油の吸着を抑えています。たこの豊富な栄養をおいしく摂取できるメニューですが、たこ本来のプリン体含有量とコレステロール値が高いため、やはり食べ過ぎには注意です。

  • たこを一口大にカットし、キッチンペーパー等で挟んで水気をしっかり落とします。
  • にんにく、しょうが、醤油、酒を混ぜ、カットしたたこを漬けて30分ほど置きます。
  • 再びたこの水気を切り、片栗粉をまんべんなくまぶしてから180度の油で5秒ほど軽く揚げ、一度油を切ってから再度揚げます。表面がカリカリになれば再び油をきって皿に盛り付け、糸唐辛子を載せて完成、下味が付いているため、お好みでレモンを絞って食べると美味しいです。

水気をしっかり切ること

たこは成分の大部分が水分です。そのまま味を付けても内部までなかなか染み込まないため、しっかりと水分を切ることで味を付けやすくなります。また、衣を付けるときも水分が多いと余計に片栗粉が付着し、油を多く吸着させるようになってしまいます。

たこのおすすめ低カロリーレシピ⑤:旨味たっぷり!たこと大根の煮物

たこと大根の煮物は和風味付けでヘルシー且つ、ボリュームを出しやすい料理です。大根とたこを一緒に煮物として調理することで大根にたこの旨味が移り、たこは柔らかく食べやすい状態になっているためとても美味しい煮物となります。

たこと大根の煮物の材料

たこと大根の煮物は、その名の通り大根と一緒にたこを煮込んだものです。たこは筋肉質であり弾力がとても強く、通常煮込むとゴムのように硬くなりがちです。大根は消化酵素のアミラーゼを含んでいるため、一緒に煮込むことでたこの筋肉繊維を分解し、柔らかい食感へ変化させることができます。

  • ボイル済たこ(足、頭どちらでも良い)200グラム
  • 大根1/2本
  • しょうが1片
  • 水500cc
  • 酒大さじ2
  • 砂糖大さじ1
  • みりん小さじ2
  • 濃口醤油大さじ2
  • 和風だし(顆粒)小さじ1

たこと大根の煮物レシピ

材料が揃って入れば特に技術を要する料理でもないため、簡単に作ることができます。煮込み料理の場合はしょうがを薄切りにして一緒に煮るのが一般的ですが、好みによってすり下ろして使っても問題ありません。入れすぎると風味が崩れますので注意してください。

  • たこを一口大の大きさに切ります。なるべく均等にしたほうが良いです。
  • 大根を1.5cmほどの厚さに切る。※輪切り、半月切り、イチョウ切り、好みでOKです。
  • 鍋に水500ccを入れ、しょうがと大根、酒、砂糖、みりん、醤油、和風だしを入れて強火で加熱し、沸騰したら弱火で7~10分ほど煮ます。
  • たこを加え、さらに10分~15分ほど煮込めば完成です。

煮込みすぎに注意

煮込み時間が長ければ長いほど、大根とたこは柔らかくなります。柔らかければそれだけ美味しいと感じるかもしれませんが、常に加水したり、あらかじめ煮詰まったときの味を想定した組み合わせが必要になります。そのままただ長時間煮込むと味が濃くなり過ぎてしまいますので注意しましょう。

たこのおすすめ低カロリーレシピ⑥:簡単おしゃれ、たこのマリネ

マリネは、肉や魚を香辛料や酢と一緒に漬け込んだものの総称です。酢漬けにすることで抗菌作用があり、長期保存に向いた料理となります。低カロリー高タンパクのたこをいつでも気軽に、美味しく食べるための常備食として用意するのも良いと思います。

たこのマリネの材料

たこだけではなく、きゅうりやアスパラなど、野菜も一緒に漬けることでおいしさに深みが出ます。オリーブオイルやにんにく、バジルなどで香りづけをしておくと、夏バテなどの食欲が出ない時でも比較的食べやすくなります。

  • ボイル済たこ(足、頭どちらも美味しくいただけます。)300グラム~350グラム
  • きゅうり1本
  • たまねぎ1/2個
  • オリーブオイル大さじ2
  • レモン汁小さじ2
  • 白ワイン大さじ1
  • バジルソース小さじ2
  • 酢大さじ1(ワインビネガーやバルサミコ酢もオススメです。)
  • 粗塩少々
  • ブラックペッパー少々
  • ローリエ1枚
  • 赤唐辛子1本

たこのマリネのレシピ

今回は基本の組み合わせになります。お好みでアスパラ、トマト、オリーブの実やブロッコリーなどを一緒にマリネするのも良いでしょいう。その際、酢を多少強めにすると野菜が多くても保存期間を長くすることができます。また大葉を入れるとさわやかな風味が追加されるのでオススメです。

  • たこを一口大にぶつ切りにします。
  • きゅうりを輪切りにし、たまねぎは薄切りにします。
  • オリーブオイル、レモン汁、白ワイン、バジルソース、酢、粗塩を加えてマリネ液を作ります。
  • 赤唐辛子を輪切りにし、ローリエと一緒にたこと和え、マリネ液に浸して1日ほど置けば完成です。

加える野菜によって風味が変わる

トマト、セロリ、アスパラなど、マリネして美味しい野菜はたくさんあります。特にセロリなどの香味野菜を一緒に漬けることで豊かな香りが付き、たこの様々な味わいを楽しむことができるようになります。バルサミコ酢やワインビネガーを使用する場合は種類によって相性が異なるため、少しずつ味を見ながら加えましょう。

たこのおすすめ低カロリーレシピ⑦:キング・オブ・ヘルシー!たこのサラダ

たこの低カロリーを最大限に活かせる料理とも言えるのが何と言ってもサラダです。食物繊維やビタミン、カリウムを野菜から摂取することができるため、たこの栄養素と組み合わせることで素晴らしい栄養バランスを実現できます。

たこのサラダの材料

基本的に組み合わせる野菜は自由に選べます。今回はヘルシーを際立たせたレシピにするため、ノンオイリーの和風サラダをご紹介いたします。同じ食材を使ってそのままイタリアンドレッシングや、オリーブオイルでも美味しくいただくことができます。

  • ボイル済たこ(足、頭どちらでもOK)200グラム
  • レタス1/2玉
  • たまねぎ1/2個
  • きゅうり1本
  • かいわれ大根適量
  • かつおぶし適量
  • 刻み海苔適量
  • トマト(大)1個※ミニトマト数個でもOKです。
  • オクラ4~6本
  • 和風ドレッシング
  • チューブわさび小さじ1

たこのサラダのレシピ

サラダはドレッシングがあれば基本的にどのような組み合わせでも美味しいです。たこを美味しくヘルシーに頂くため、今回は和風ドレッシングをオススメします。もちろん、他にもイタリアンドレッシングなどはとてもよく合います。シーザードレッシングやオーロラソースも良いですが、カロリーは高めになります。

  • たまねぎを薄切りにしてボウルやザルなどに入れ、1時間程度置きます。※時間が無い場合はさっと水に通してください。
  • たこを薄切りにします。※頭であれば1.5cm程度のサイコロ状にしても美味しいです。
  • レタスを全て一口大にちぎっておきます。
  • トマトを薄切りにし、きゅうりは薄い輪切りにします。
  • レタスを底に敷き、たまねぎ、きゅうり、トマト、たこを散りばめ、かいわれを乗せます。
  • 和風ドレッシングとわさびを混ぜてサラダと合わせます。
  • 最後にかつおぶし、刻み海苔を適量ふりかけて完成です。

たこを厚くしない

たこの最大とも言える魅力がその弾力から来る歯ごたえです。ただ、その弾力ゆえにサラダにすると食べる時に顎が疲れてしまうことがあります。組み合わせる野菜にもよりますが、レタスなどの葉物を合わせる場合はたこを極力薄くスライスすると良いでしょう。

たこのおすすめ低カロリーレシピ⑧:ピリ辛で代謝アップ!たこのキムチ炒め

唐辛子系の辛味成分「カプサイシン」は代謝アップに有効な成分です。発汗を促し、体温を上昇させることで風邪をひくリスクも低減でき、夏バテなどの体調がすぐれない時でも食欲を増進させることができます。体脂肪を燃やすためには摂取カロリーを抑えるだけでなく、脂肪燃焼に必要な栄養素を取り入れることも大事です。

たこのキムチ炒めの材料

キムチは発酵食品であるため、酵素を含んでいます。腸内環境を整え、便秘解消や代謝アップが期待できます。たこも代謝に欠かせない栄養素を豊富に含んでいるため、キムチとの相性は抜群です。今回は炒め物にするため、材料を投入する手順が重要になります。

  • ボイル済たこ(足が良いでしょう。イイダコとの相性が良いです。)200グラム
  • ネギ1/2本
  • セロリ1/2本
  • ピーマン1~2個
  • もやし100グラム
  • ニラ30グラム
  • キムチ50グラム〜好きなだけ入れてOK
  • 酒大さじ3
  • 赤唐辛子2本
  • ごま油大さじ1

たこのキムチ炒めのレシピ

キムチは炒めると大量の水分が出るため、なるべく最後に投入して軽く炒める感じにします。もともとキムチに濃い味があるため、調味料はあくまで味を整えるだけに留めておくとカロリー上昇を防ぐことができます。

  • たこを2cm~3cm幅に切ります。※マダコやミズダコの場合は厚さ1cm程度の輪切りが良いです。
  • ねぎを小口切りにし、ピーマンは1cm幅程度、セロリは5mm感覚ほどで切ります。
  • 赤唐辛子を輪切りにしておきます。
  • フライパンにごま油を敷き、ねぎとたこ、ピーマンを軽く炒めます。
  • 続いてもやし、セロリ、ニラを投入して全体の半分程度まで火が通るよう炒めます。
  • 酒、赤唐辛子、を投入し、サッと熱が通ったらキムチを入れ、全体に火が通る程度に炒めれば完成です。

加熱しすぎに注意

炒め物は食材を急激に加熱する調理法であり、細胞を破壊しやすいです。これにより食材から水分が大量に出てきます。たこは炒めすぎるとゴムのように硬くなり、野菜は炒めている限り水分が出続けるため、頃合いを見てサッと取り出すタイミングが重要になります。

たこのおすすめ低カロリーレシピ⑨:健康で美味しい!たこ飯

たこのおすすめ低カロリーレシピ9選、シメの料理はやっぱりこれです。たこ飯!日本人は基本的にお米を食べて生活しているため、お米を使った料理は食卓に欠かせません。最後はシメに相応しい、ヘルシーで美味しいたこ飯をご紹介します。

たこ飯に必要な材料

たこ飯はいわば、たこの炊き込みご飯です。たこの旨味が染み出し、出汁の効いたこ飯は食べ過ぎ注意。箸が進んでついついモリモリ食べてしまいがちです。しかしながらダイエット中は食べ過ぎ注意なので、1食分ごとにラップで包んで冷蔵庫で保存できるようなレシピをご紹介します。

  • お米3合
  • ボイル済たこ(足を使いましょう。)300グラム
  • しょうが1片
  • 三つ葉適量
  • 万能ねぎ20グラム
  • 薄口醤油大さじ4
  • みりん大さじ1
  • ごま油小さじ1
  • かつおだし(顆粒)小さじ1
  • 和風だし(顆粒)小さじ1

たこ飯のレシピ

基本的に炊き込みご飯は、材料を入れて炊飯器に任せるだけなので簡単です。土鍋で作る場合は火加減の調整が必要となります。今回はお米を3合使用しているため、3合炊き炊飯器では調理できません。土鍋もしくは通常の鍋で調理するか、材料を減らすことで対応できます。

  • お米を洗い、ザルなどに入れて水気を取っておきます。
  • たこを一口大にカットし、軽く洗ってからキッチンペーパーなどで水気を取ります。
  • 炊飯器にお米を入れ、水は2.5合炊き程度の量を入れます。
  • しょうがをみじん切りもしくは千切りにし、万能ネギを小口切りにしてお米と一緒に炊飯器に入れます。
  • 醤油、みりん、ごま油、かつおだし、和風だしを入れ炊飯します。
  • 炊き上がったら三つ葉を乗せて5分ほど蒸らせば完成です。
  • 【鍋を使用する場合】材料を入れ、蓋を閉じて沸騰するまで加熱します。沸騰し蒸気が吹き出したら弱火にし、20分~30分程度加熱し続けます。お米が水分を吸って水気がなくなり、少し香ばしい匂いが出てきたら火を止めて10分ほど蒸らして完成です。

だしを強くし過ぎないようにしましょう

炊き込みご飯は美味しいですが、醤油、だし、ごま油のバランスが悪いとあまり箸が進まない味になってしまいます。特にだしは強めにしてしまいがちですが、炊き上がり時にほんのりだしが香る程度が美味しい炊き込みご飯になります。たこ飯はたこの旨味も豊富にあるため、だしは少なめにするのが良いです。

おまけ:和風ドレッシングの作り方

たこのサラダでは既製品の和風ドレッシングを使用する前提でご紹介しましたが、手作り和風ドレッシングを使用するのも良いでしょう。市販の和風ドレッシングは油を使用している場合もあるため、ノンオイルで作れば安心してカロリー管理をすることができます。

和風ドレッシングの材料

  • 濃口醤油50cc
  • みりん50cc
  • 酢50cc
  • 砂糖大さじ1
  • おろしにんにく(チューブ可)少々
  • ごま適量

和風ドレッシングのレシピ

作り方はシンプルで、基本的には材料を揃えて混ぜるだけです。手間がかからず、大量に作ることが可能です。日頃の常用調味料として冷蔵庫で保管しておけば、毎日の食卓に健康的に味を追加することができます。

  • ごま以外の材料を入れ、鍋もしくは電子レンジで沸騰直前まで加熱し、少しかき混ぜます。
  • ごまを好みの量入れて、粗熱が取れれば完成です。

長期保存可能

密閉容器などに入れて保管することで、1ヶ月程度は安心して使用できます。和風パスタや大根サラダなどにも使用でき、何かと便利なドレッシングでもありますので、多めに作って常備しておくのも良いでしょう。酢の酸味によって味が強く感じるため、塩分を控えた料理のアクセント付けにも向いています。

番外編:自宅で簡単!たこ串

料理というほどの手間は無いため、番外編としてご紹介します。たこの足を輪切りにし、串に刺して焼いた「たこ串」の作り方をご紹介します。また、手軽に串焼きを作れる電気串焼き器もあるため、こちらも具体的にご紹介いたします。

たこ串に必要な材料

必要な材料は至ってシンプル。串に刺したたこを炭火や電気で加熱しながらめんつゆを塗り、ひっくり返してまためんつゆを塗ってひっくり返してという工程を繰り返すだけです。注意する点としては、めんつゆに含まれる当分や醤油が焦げやすいため、こまめにひっくり返して加熱する必要があります。

  • ボイル済たこ足(マダコもしくは水ダコがオススメです。)
  • めんつゆ(市販品でOK、自作できる人は自作。)

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