浩庵キャンプ場で絶景体験!富士山を臨んでぜいたくなキャンプ時間を!

浩庵キャンプ場と言えば、富士山と本栖湖のダブル絶景が有名な人気スポット。口コミ評価も上々で、休日はとても混雑するという噂も?そんな浩庵キャンプ場の情報を今回は大特集します。春に向けて早くキャンプに行きたいなとうずうずしながらキャンプ場を探している方は必見です!

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キャンプをはじめ、釣りや山登りなどを通して様々なことを学んでいる毎日です。道具の選定や各技術のやり方だけではなく、アウトドア活動には季節ごとに違う楽しみがあることを発信して行けたらと思っています。
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浩庵キャンプ場とはどんなところ?

山梨県の富士五湖付近には、たくさんの素敵なキャンプ場があります。林間や河川のキャンプ場も多いですが、何と言っても五湖に面した湖畔のキャンプ場がオススメです。その中で、今回は本栖湖畔にある浩庵キャンプ場の魅力についてお伝えしたいと思います。

富士山を臨む本栖湖畔のキャンプ場

浩庵キャンプ場は、富士五湖の一番西側に位置する本栖湖畔にある風光明媚なキャンプ場です。以前から、素晴らしいキャンプ場としてキャンパーからの認知度は高かったのですが、人気キャンプ漫画・アニメ「ゆるキャン△」の聖地として一気に認知度が上がり、たくさんの人に愛されるキャンプ場になっています。

基本情報

浩庵キャンプ場では、湖畔に面したテントサイトの他に、キャビンを利用することも出来ます。アクティビティもカヌーやカヤックをはじめ、ウィンドサーフィンや最近話題のSUP(スタンドアップパドルボード)など、本栖湖ならではの自然との一体感を感じられる体験が出来るキャンプ場です。

住所と連絡先

  • 〒409-3104 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
  • TEL:0556-38-0117
  • FAX:0556-38-0703
  • Email:kouan@mx6.nns.ne.jp
  • ホームページ:https://kouan-motosuko.com/

車でのアクセス

東京方面から:中央自動車道河口湖ICから国道139号線を西へ約25分。 関西方面から:名神・東名高速富士ICから国道139号線を北へ約45分。 甲府方面から:中部横断道増穂ICから国道52号線を南へ進み、国道300号線を東へ約40分。

浩庵キャンプ場の魅力はココ!

湖畔キャンプ場は、自然を体験する様々な魅力に溢れています。中でも富士山を眺めることが出来る数少ないキャンプ場なのが浩庵キャンプ場です。その景観の素晴らしさもさることながら、キャンプサイトの広大さ、本栖湖を活用したアクティビティなど、ここでしか味わえない魅力をご紹介していきます。

富士山と本栖湖のダブル絶景

本栖湖畔に位置するキャンプサイトからは、正面に雄大な富士山を拝むことが出来ます。千円札の裏側に描かれている富士山はここからの情景を映したもので、元旦には富士山頂から初日の出が昇る「ダイヤモンド富士」という幻想的な富士山の姿を見ることが出来るのでも有名です。

広大で場所選び放題のテントサイト

テントサイトはとても広大な敷地面積を有しており、自分のキャンプスタイルに応じてお気に入りの場所を探すのも楽しいです。湖畔側にテントを立てたり、林間側にハンモックを設置したりと何回も訪れて毎回違うキャンプを楽しみたくなる、そんなテントサイトです。

本栖湖ならではのアクティビティ

自然との一体感を感じられるアクティビティも、様々な種類を体験することが出来ます。カヌーやカヤックをはじめ、SUPやウィンドサーフィンはもちろんですが、日本屈指の透明度を誇る本栖湖でのアルティチュードダイビング(高所・淡水ダイビング)も、とても貴重な体験となることは間違いありません。

浩庵キャンプ場利用の心得!これを知っていれば間違いなし!

初めて訪れるキャンプ場は、事前にしっかりと情報を集めないと現地で困ることも多々あります。それでは、浩庵キャンプ場とはどのようなキャンプ場なのでしょうか。テントサイトの利用方法やキャンプ道具の用意、周辺施設の有無などをしっかりと確認していきましょう。

テントサイトは事前予約無しの全フリー!

テントサイトは予約制ではなく、当日受付のみとなっているので、いい場所は早い者勝ちとなっています。通常朝8時より受付を開始しているので、開始と同時に受付を済ませて入場するのが良い場所を確保する条件ではありますが、連休などでの混雑時は入場すら出来ないほど混雑する場合があるので注意が必要です。

キャンプ道具レンタルはないので準備は万全に!

浩庵キャンプ場では、キャンプ道具のレンタルは行っていません。初めて訪れる方は、キャンプサイトがどのような場所かを想像するのが難しいかもしれませんので、いろいろな状況になることを想定して、普段のキャンプより少し余裕を持った道具の選定をすることが望ましいと思います。

周辺にお店が少ないので買出しは事前に!

受付を行っているセントラルロッジ浩庵に食堂と売店が併設されていますが、食材などまでは売っていませんし、一番近いスーパーまで約25km、一番近いコンビニであるファミリーマート富士宮朝霧店までも車で20分、約15kmも離れているので、必要な食材や飲料などは事前に買い揃えておきましょう。

浩庵キャンプ場の口コミ情報をチェックしよう!

夏や秋だけに限らず、年間を通して利用客が多い浩庵キャンプ場ですが、実際に利用された方の感想はどのようなものなのでしょうか。利用客が多いので、良くも悪くもたくさんの口コミ情報がありますので、ここではいくつかの口コミ情報を紹介させて頂きたいと思います。

何と言っても景色が素晴らしい!

目の前に悠然とそびえ立つ富士山と、周りの風景の壮観さ。湖畔に映る富士山や、日光が当たった際にきらびやかに引き立つ本栖湖の透明度がとても幻想的など、素晴らしい景色については誰もが認めるキャンプ場であることは、口コミ情報でも改めて分ることだと思います。

施設の掃除が行き届いていてキレイ!

トイレや流し台などの共用スペースがキレイに掃除されており好印象。本館のお風呂やコインシャワーも利用できて、女性客も安心して使えるなど、キャンプ初心者や女性キャンパー、子どもと一緒に過ごすファミリーキャンパーにもとても使い勝手の良いキャンプ場だと思います。

湖畔は傾斜地なのでそれなりの用意を

サイトが傾斜しているので、寝る時に水平になる工夫が必要。傾斜しているのでテントが風の影響を受けやすく、砂地で地面が硬いので鋳造ペグがあると便利など、テント設営時や就寝時には傾斜地用の装備を用意することが必須であると思われます。

にわかキャンパー増加でマナーが悪い

夜遅くまで騒がしい宴会組がうるさい、ゴミは全て持ち帰りのルールが守られていなくてテントサイトが汚いなど、アニメの影響か、にわかキャンパーが増加してマナーの低下が目立つといった口コミも多いです。受付で利用規約に注意事項が書いてありますので、よく読んで利用客全員が気持ちよく利用出来るよう、マナーは守りましょう。

浩庵キャンプ場で本栖湖アクティビティにチャレンジ!

素晴らしい景色を一望しながらキャンプを楽しむのが、浩庵キャンプ場での最高の楽しみ方ですが、目の前には本栖湖という、アクティビティにチャレンジするには魅力的なフィールドが広がっています。キャンプだけでは味わえない本栖湖の魅力を是非感じて欲しいと思います。

本栖湖ダイビング

日本ではあまり認知度が高くはありませんが、本栖湖では高所・淡水でのダイビングであるアルティチュードダイビングを体験することが出来ます。富士山から流れ込んだ溶岩や湧き水、巨大な沈木を見ながら淡水魚達と戯れる。海とは一味違った淡水の世界を存分に体験することが出来るでしょう。

ダイビングのレンタル器具

  • タンクレンタル:1DIVE 2590円、2DIVE 4750円
  • 設利用料:1人1080円(更衣室、シャワー、入浴、駐車料、入場料を含む)
  • 施ボート乗船料(オプション):1DIVE 3240円、2DIVE 5400円

カヌー・カヤック

透明度の高い本栖湖の水の上でのカヌーやカヤックも、また気持ちの良いものです。レンタルはもちろんのこと、体験教室なども充実していて初心者の方も安心して楽しむことが出来ます。最近流行のSUP(スタンドアップパドルボード)もこの機会に是非体験してみてはいかがでしょうか。

カヌー・カヤックのレンタル器具・体験教室

  • カヌー体験教室(5月~11月):1人5800円(ライフジャケット、パドルつき)
  • レンタル:1人用1台 1時間1500円、1日4000円 2人用1台 1時間2000円、1日5000円(ライフジャケット、パドルつき)冬季中止期間 12月~4月中旬頃

ウィンドサーフィン

富士山麓より吹き降ろされる風を利用して、ウインドサーフィンを楽しむことが出来ます。海水よりも浮力が出ない分、はじめは大変かもしれませんが海と違って波が少ないので、風を受けて長い時間湖面を進むことが出来ます。初めての方は体験教室を利用して、是非自然との一体感を感じてみてください。

ウィンドサーフィンのレンタル器具・体験教室

  • ウィンドサーフィン体験教室(10時~16時):1人8000円(ライフジャケット、ウェットスーツつき)
  • レンタル:1台 1日6500円(ライフジャケット、ウェットスーツつき) 冬季中止期間 12月~4月中旬頃

浩庵キャンプ場の2つの泊まり方|予約方法と料金は?

ここまでは、浩庵キャンプ場の魅力や基本情報をご紹介してきましたが、実際に浩庵キャンプ場を利用する際はどのような手続きが必要なのか、どのようなサイトを利用することが出来るのかなど、分らないことも多いと思いますので、ここではサイトの予約方法や利用料金、手続きについてご紹介して行きたいと思います。

テントサイト

前述しましたが、テントサイトは事前予約は出来なく、良い場所は早い者勝ちとなっています。明確な区画分けも無く、混雑時はテントを張るスペースを探すのも大変です。キャンプシーズンは余裕を持った行動でサイトを確保するように心がけましょう。

利用料金

  • キャンプ(テント持込)料金:大人(中学生以上)1人1泊600円、小人(小学生)1人1泊300円
  • テント設営料:1張1泊1000円
  • 駐車場1台:1泊1000円
  • キャンピングカー1台:1泊2000円
  • バイク1台:1泊300円

予約・受付方法

事前予約は出来ません。受付はセントラルロッジ浩庵にて行います。受付時間は8時から20時となっていますが、土日や連休などの混雑時は入場待ちの渋滞が発生するため、6時~7時頃から受付、入場を開始する場合もあるようです。チェックアウトは翌朝10時ですが、デイキャンプの受付をして17時まで延長が可能です。

キャビン

キッチンや水洗トイレが付いていて、プライベートをしっかりと確保できる空間で気軽にアウトドア体験できるのがキャビンの利点です。特に大人数で利用する場合に便利で、グループキャンプに適しています。基本的に予約制ですので、事前に空き状況を確認するようにしましょう。

利用料金

  • 6人用キャビン:1泊17280円
  • 10人用キャビン:1泊32400円(利用料金には駐車場料金も含まれています)
  • 暖房使用時(1棟につき):1000円
  • リネン代(シーツ、枕カバー1組):300円
  • 予約金:1棟1泊5000円

予約・受付方法

キャビンは棟数に限りがありますので、空き状況を確認して事前予約をしましょう。当日の受付は浩庵セントラルロッジにて行います。受付時間は8時から20時となっています。予約すると2週間前からキャンセル料が発生します(2週間前~前日まで 予約金5000円、前日 利用料金の50%、当日 利用料金全額)。

浩庵キャンプ場の施設・設備情報は?

キャンプ場で利用できる周辺施設や設備が充実しているか否かは、キャンプ場を選定する上で大切な要素の1つです。浩庵キャンプ場は、他のキャンプ場で見られる設備を最低限設置している他、食堂や売店などの施設も利用することが出来ます。どのような施設、設備があるかを確認していきましょう。

セントラルロッジ浩庵

浩庵キャンプ場の管理棟とも言うべき場所が、ここセントラルロッジ浩庵です。キャンプの受付やアクティビティの利用受付をはじめ、簡単な売店やお土産の販売も行っています。「ゆるキャン△」グッズも豊富で、キャンプ以外の目的で訪れる方も多く、とても賑わっている施設です。

食堂・売店

セントラルロッジ浩庵に入ると、手前が売店で奥のほうに食堂が併設されていることが確認できます。売店ではお菓子や飲料などや本栖湖周辺の特産品を購入することが出来ます。食堂ではランチタイム限定ではありますが、窓から景色を眺めながら、定食や蕎麦、うどん、ほうとうなどを味わうことが出来ます。

炊事場

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