コッヘル選びの基本!これは絶対に覚えておこう
コッヘルは、アウトドアメーカーを始めとしたたくさんのメーカーから、様々な大きさや形、素材の違うタイプのものが販売されています。購入する時に迷わないように、選ぶときの基本を覚えておきましょう。
コッヘルの種類には浅型と深型がある
コッヘルは容量が600ccから2000ccくらいのものが多く、容量によって浅型と深型に分けられます。炒め物などフライパン代わりにも使いたい場合は浅型を、ご飯を炊いたりパスタをゆでたり、インスタントラーメンを作ったりする場合は深型を選ぶなど、用途によって適当なサイズを選びましょう。
コッヘルの形状には丸型と角型がある
コッヘルは、利便性や携帯性を考えて圧倒的に丸型が多いのですが、角型のものもあります。袋入りインスタントラーメンを食べる時や、角の部分から水などを注ぎやすいなど、角型にもメリットがありますので、自分のキャンプスタイルに合わせて選択するのがよいでしょう。
コッヘルは使っている素材によって特徴がある
コッヘルは、ステンレス鋼製、アルミニウム製、チタン製のものがほとんどです。3つの素材はどれも特徴があり、コッヘルを使うシーンやメンテナンス、予算などによって素材を選ぶのがいいでしょう。
ステンレス鋼製コッヘル
硬くて耐久性が高いのがステンレス鋼の特徴です。焦げ付いてもたわしやクレンザーなどでゴシゴシ洗えるので、メンテナンスは比較的容易です。欠点としては、熱伝導率がアルミニウムより低いので焦げ付きやすいところと、他と比べると重量が重いことが挙げられます。
アルミニウム製コッヘル
安価で軽量なのが一番の特徴のアルミニウム。熱伝導率が高いので、燃料の節約にも貢献し焦げ付きにも強い素材です。衝撃にはあまり強くなく、傷から表面のアルマイト処理が剥がれて錆が進行することがあるので、金たわしなどで磨くことは厳禁です。
チタン製コッヘル
硬くて軽量と、素材としては魅力的ですが、希少金属であるためステンレス鋼やアルミニウムと比べると高価格帯のものが多いです。熱伝導率がとても低いので、調理後にコッヘルに口を当ててもヤケドしにくい特徴がありますが、それ故調理時間は長くなってしまいます。
キャンプに行く人数によってコッヘルの大きさを変えないとダメ
どのようなキャンプのタイプであるかや行く人数は、コッヘル選びの重要な点です。鍋を囲んでのキャンプやファミリーキャンプであれば、大きなコッヘルが必要でしょうし、コッヘルを調理だけではなく食器代わりにも使うキャンプであれば、小さいものを複数用意することが必要になるでしょう。
snowpeakオススメのコッヘル5選!
日本のアウトドアメーカーの老舗であり、今も多くのキャンパーを魅了し続けているsnowpeak(スノーピーク)。どのようなキャンプ道具を選んでも、欠点の無い洗練されたデザインと使いやすさは、もちろんコッヘルにも同じ、老舗メーカーならではの工夫が施されています。
snowpeakオススメのコッヘル5選!その① アルミパーソナルクッカーセット
アルミパーソナルクッカーセットのスペック
クッカーL/φ148×75mm 容量/1000ml、クッカーS/φ128×69mm 容量/780ml、フタL/φ157×33mm 容量/500ml、フタS/φ132×30mm 容量/300ml、収納サイズ/φ155×100mm 重量/485g、本体/アルミアルマイト加工、ハンドル/ステンレススチール 価格 3300円(税別)
アルミパーソナルクッカーセットのオススメポイント
アルミパーソナルクッカーセットは、2~3人でのキャンプの際にちょうどいい大きさのコッヘルがセットになっています。アルミ素材特有の熱伝導率の高さは、直火などの火力を安定させるのが難しい場面で大活躍します。
snowpeakオススメのコッヘル5選!その② チタンパーソナルクッカーセット
チタンパーソナルクッカーセットのスペック
クッカーL/φ150×72mm 容量/1000ml、クッカーS/φ128×69mm 容量/780ml、フタL/φ155×32mm 容量/500ml、フタS/φ134×30mm 容量/300ml、収納サイズ/φ155×100mm 重量/330g 価格 7480円(税別)
チタンパーソナルクッカーセットのオススメポイント
チタンパーソナルクッカーセットをオススメする最大のポイントは、その軽さと使いやすさです。2~3人分の調理は自分が思うより長時間になり、コッヘルの重さが負担になりますが、チタン製のコッヘルはそれを感じさせない程の違いがあります。
snowpeakオススメのコッヘル5選!その③ トレック900
トレック900のスペック
ポット/φ120×107mm 容量/900ml、フタ/φ127×39mm 容量/250ml、収納サイズ/φ130×140mm 重量/265g、本体/アルミアルマイト加工、ハンドル/ステンレススチール 価格 2380円(税別)
トレック900のオススメポイント
トレック900は縦長の形状で、棒状のパスタを茹でたりするのにとても便利です。コッヘル自体もコンパクトですが、自社のギガパワーガス110(110gのODタイプのガス缶)とギガパワーストーブ「地」(シングルバーナー)をコッヘル内に収納することも出来ます。
snowpeakオススメのコッヘル5選!その④ チタントレック900
チタントレック900のスペック
ポット/φ120×107mm 容量/900ml、フタ/φ128×39mm 容量/250ml、収納サイズ/φ130×140mm 重量/175g、本体とハンドル/チタニウム 価格 4280円(税別)
チタントレック900のオススメポイント
チタントレック900は、やはりそのチタン素材が持つ軽さが一番の特徴です。トレック900と同じくODガス缶とシングルバーナーを収納できますが、ODガス缶を110gから250gにしても全部合わせて633gしかありません。登山などなるべく重量を減らしたい場合には、特に重宝します。
snowpeakオススメのコッヘル5選!その⑤ ソロセット 焚
ソロセット 焚のスペック
ポット/φ108×129mm 容量/900ml、カップ/φ111×74mm 容量/570ml、フタ/φ105×28mm、収納サイズ/φ111×138mm 重量/243g、ポット、カップ、フタ/アルミニウム合金アルマイト加工、ハンドル/ステンレス鋼、フタつまみ部/シリコーンゴム 価格 5500円(税別)
ソロセット 焚のオススメポイント
「焚」は「たく」と読み、まさにごはんを炊くために開発されたコッヘルと言っても良いでしょう。カップにはお米の量と必要な水の量を計る目盛りが付いていますし、カップ単体でも火にかけて調理を行うことも可能です。
ユニフレームオススメのコッヘル2選!
歴史は浅いですが、日本メーカーで根強い人気があるのがユニフレームです。ユニークな炎(フレーム)の創造という信念の元、シンプルながら使いやすい道具を創造するアウトドアメーカーが、素晴らしいコッヘルを新潟・燕三条から届けてくれるでしょう。
ユニフレームオススメのコッヘル2選!その① 山クッカーS
山クッカーSのスペック
フタ付き中鍋/φ143×81mm 容量/1100ml、フタ付き小鍋/φ129×63mm、収納サイズ/φ160×89mm 重量/約290g、本体とフタ/アルミニウムアルマイト加工、ハンドル/ステンレス鋼、フタつまみ部/フェノール樹脂 価格 4200円(税込)
山クッカーSのオススメポイント
アルミ製の軽量さと熱伝導率の高さによって、ご飯を炊くことを想定しているので、内側には目盛りがついており、尚且つ他のコッヘルと違い大小2つのコッヘル用にそれぞれフタが付いています。水切りが付いているので、フタを閉めた状態でもお湯を注いだり、水切りをしたりすることが出来ます。
ユニフレームオススメのコッヘル2選!その② 山クッカー角型3
山クッカー角型3のスペック
フタ付き鍋13/127×127×74.5mm 容量/1000ml、フタ付き鍋11/108×108×64mm、フライパン/130×130×34mm、収納サイズ/140×147×88mm、 重量/約449g、鍋とフタ/アルミニウムアルマイト加工、フライパン/アルミニウムフッ素樹脂加工、ハンドル/ステンレス鋼、フタつまみ部/フェノール樹脂 価格 6900円(税込)
山クッカー角型3のオススメポイント
丸型が多い中で、少ないながらも角型のコッヘルでオススメしたいのがこの山クッカー角型3です。角型ですので、角型のインスタントラーメンを割らずに運べますし、ザックなどへの収納時にデッドスペースが生まれにくいのも利点と言えるでしょう。
Colemanオススメのコッヘル2選!
アメリカ生まれのアウトドアメーカーであるColeman(コールマン)。自然とのふれあいと人との繋がりをコンセプトに、様々なアウトドアシーンで活躍するアウトドア用品を多数取り揃えていますが、コッヘルもまたオリジナリティ溢れるものを取り扱っています。
Colemanオススメのコッヘル2選!その① パックアウェイ クッカーセット
パックアウェイ クッカーセットのスペック
フタ付き片手鍋/φ153×90mm 容量/1700ml、フライパン/φ165×40mm、収納サイズ/φ185×140mm 重量/480g、片手鍋、フライパン/アルミニウムノンスティック加工、ハンドル/ステンレス鋼シリコン被膜 価格 5480円(税別)
パックアウェイ クッカーセットのオススメポイント
2~3人用を想定した大きめのサイズになっていますが、程よい深さと大きめの直径がどんな料理にもマッチします。特にカレーなどを調理する場合は、フライパンでお肉に焼き目をつけて鍋でカレーを煮込むのにちょうどいい仕様になっています。
Colemanオススメのコッヘル2選!その② パックアウェイ ソロクッカーセット
パックアウェイ ソロクッカーセットのスペック
ポット/φ125×100mm 容量/900ml、カップ/φ120×50mm 容量/400ml、収納サイズ/φ125×150mm 重量/250g、ポット、カップ/アルミニウムノンスティック加工、ハンドル/ステンレス鋼シリコン被膜 価格 3980円(税別)
パックアウェイ ソロクッカーセットのオススメポイント
人気を博したキャンプアニメ「ゆるキャン△」で主人公が使用し、一躍有名になったコッヘルセットです。カップはフタと併用で深さがあり、フライパン代わりにも使えます。コッヘル内部はノンスティック加工がされており、汚れや焦げ付きを落としやすく、お手入れも簡単です。