浩庵キャンプ場で絶景体験!富士山を臨んでぜいたくなキャンプ時間を!

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セントラルロッジ浩庵で受付を済ませた後に、湖畔のキャンプサイトへと一本道を下った先に炊事場があります。ちょうどテントサイトとキャビンの真ん中に位置しています。合計24箇所の蛇口が設置されており、大きめの作業台もあります。人感センサーで照明がつくので、暗くなっても安心です。

トイレ

トイレは炊事場の隣に併設されています。こちらも人感センサーで自動的に照明が点灯します。キャンプサイトから少し離れますが、セントラルロッジ浩庵まで戻ってトイレを利用することも出来ますし、さらに国道300号線の方へ歩いていくと、本栖湖公衆トイレを利用することも出来ます。

レンタル品

セントラルロッジ浩庵でレンタル品を借りることが出来ます。ローボート(手漕ぎボート)が1時間1000円、1日3000円で、マウンテンバイクは2時間2000円、釣り具はルアーつきで1日1000円(別途入漁券800円が必要です)でレンタルすることが出来ます。

浩庵キャンプ場が混雑中!そんな時は「浩庵テント村」へ!

季節問わずに人気のある浩庵キャンプ場ですが、キャンプシーズンを迎えた土日や長期連休ともなると、テントサイトでキャンプをするのが困難になるほど混雑します。それでもせっかく来たのだから本栖湖周辺でキャンプしたい。そんな時に利用して欲しいのが浩庵テント村です。

浩庵テント村とは

浩庵テント村とは、浩庵キャンプ場から本栖湖の南岸へ約3km程移動したところにあるキャンプ場です。残念ながら富士山を眺めることは難しいですが、約26000㎡という広大な敷地面積に林間のテントサイトとロッジ「本栖湖山荘」があります。

浩庵テント村のテントサイト

浩庵テント村のテントサイトは、ほとんどが林間のサイトになっています。本栖湖は湖畔道を挟みますがテントサイトからすぐに行くことが出来ますし、車を横付けすることも出来るので、テントのすぐそばに付けてキャンプするのもとても便利です。

設備・施設情報

浩庵テント村入口に事務所があり、繁忙期はここで受付をします。飲み物の自動販売機も併設されています。2014年にリニューアルオープンして、トイレや炊事場がとてもきれいで使いやすくなりました。炊事場には40箇所の蛇口があり、自動点灯の照明が付いています。トイレは全て水洗で、男女共に洋式、和式便座が設置されています。

利用料金

  • キャンプ(テント持込)料金:大人(中学生以上)1人1泊600円、小人(小学生)1人1泊300円
  • テント設営料:1張1泊1000円
  • 駐車場1台:1泊1000円
  • キャンピングカー1台:1泊2000円
  • バイク1台:1泊300円

予約・受付方法

テントサイトはフリーサイトであるため、事前予約は出来ません。団体利用している場合があるので、事前に確認すると良いでしょう。受付は浩庵キャンプ場のセントラルロッジ浩庵、もしくは浩庵テント村入口付近にある事務所で行うことが出来ます。

浩庵テント村の本栖湖山荘

1日3組限定ですが、本栖湖山荘をまるまる1棟(10帖2間)借りることが出来ます。こちらも新築の建物ですので、外観も内部もとてもきれいで、グループキャンプなど大人数で気軽にアウトドアを楽しむにはもってこいのロケーションになっています。

設備・施設情報

本栖湖山荘は、台所(ガス台、冷蔵庫)、トイレ、シャワー室を完備しており、整った設備の中プライベート空間でアウトドアを楽しむことが出来ます。寝具も揃っていますので寝袋などを用意する必要もありません。開設期間が4月~11月ですが、部屋が寒い場合は別途暖房器具を使用することが出来ます。

利用料金

  • 1棟貸し:1泊定員7~10名 32400円(冬季12月~3月までは利用できません)
  • 暖房費:1000円
  • リネン代(シーツ、枕カバー1組):300円

予約・受付方法

1日3組限定の予約必須ですので、利用する日が決まったら事前に電話などで予約を取りましょう。本栖湖山荘の受付は、セントラルロッジ浩庵で行います。チェックインは15時から、チェックアウトは翌日10時となっています。

キャンプの汗は温泉で流したい!周辺のお風呂情報

キャンプでたくさん自然と戯れたあとの温泉は、また格別なものですよね。富士山麓周辺にはたくさんの温泉がありますが、浩庵キャンプ場の周辺にはどのような施設があるのでしょうか。楽しいキャンプの思い出に浸りながら温泉に浸かれる、そんな場所をご紹介していきます。

セントラルロッジ浩庵

キャンプの受付や食堂、売店を兼ねたセントラルロッジ浩庵ですが、お風呂を利用することも可能です。それ程大きな施設では無いので、キャンプ場混雑時はお風呂も混雑します。早めにお風呂を済ますなど、ピーク時間をずらして利用するのが良いでしょう。

利用時間・料金

  • 利用時間:午前10時から夜8時までで
  • 料金:大人500円、子ども(1歳から10歳まで)300円
  • セントラルロッジ浩庵がオープンしている日は基本的に利用可能ですが、利用前に利用できるかどうかを確認する方が良いでしょう。

日帰り温泉いずみの湯

浩庵キャンプ場から国道139号線を東へ、富士五湖の西湖方面へ車で30分程行くと、富士西湖温泉いずみの湯があります。地下1500mから汲み上げた源泉が、露天風呂や大浴場に注がれていて、ジャグジーや打たせ湯、サウナも利用することが出来ます。レストランやお土産コーナーを利用することも出来ます。

利用時間・料金

  • 利用時間:通常は午前11時から20時まで、GWや9月、10月の土曜日は22時まで、夏季は23時まで
  • 利用料金:大人(中学生以上)900円、小学生500円、幼児400円
  • 休館日:12月~3月は火曜日と水曜日が、4月~11月は水曜日のみ休業
  • ホームページ:http://www.hamayouresort.com/category/hotspa/

富士眺望の湯ゆらり

浩庵キャンプ場から国道139号線を東へ、鳴沢方面へ車で30分程行くと、道の駅なるさわの真裏に富士眺望の湯ゆらりがあります。富士山を見ながら温泉に入れる施設として有名で、アメニティも用意されていてスーパー銭湯のような施設になっています。お風呂や食事だけでなく、マッサージなどのボディケアも充実しています。

利用時間・料金

  • 通常時間帯:午前10時から19時まで、平日大人1300円、子ども(小学生以下)650円、土日祝大人1500円、子ども700円。
  • 夜間の部:午後19時から22時まで、平日大人1100円、子ども(小学生以下)650円、土日祝大人1300円、子ども700円。全て貸しバスタオル、フェイスタオル付きです。
  • ホームページ:https://www.fuji-yurari.jp/

浩庵キャンプ場利用の注意点

浩庵キャンプ場に限らず、管理されたキャンプ場にはたくさんのキャンパーが集まります。集まったキャンパーが気持ちよく利用出来て、楽しい思い出と共に帰路につけるように、そして次に来るキャンパーが気持ちよく過ごせるように、キャンプ場利用の際の注意事項はしっかりと守るようにしましょう。

入場・チェックアウト時間を守ること

受付時間は午前8時から20時となっています。テントサイトまで車を乗り付けることが出来ますが、キャンプサイトの入口は20時から午前8時まで閉鎖されているので、夜間の車の出し入れは出来ません。チェックアウトは10時で、混雑時はチェックアウトを待っている次のキャンパーがいるので、早めに撤収の準備をしましょう。

ゴミは全て持ち帰ること

浩庵キャンプ場にゴミ捨て場、炭捨て場はありません。キャンプで出たゴミは全て持ち帰って処分しましょう。当たり前のことのように聞こえますが、昨今利用客の増加により、心無いキャンパーがゴミを放置して帰ってしまう状況が増えています。遊び場所を提供してくれた自然に対して、ゴミを持ち帰るくらいのお礼はしっかりしましょう。

他のキャンパーに気配りすること

浩庵キャンプ場に来た人は、日常の喧騒を忘れて自然を楽しんでいます。夜遅くまで騒いだり、朝早くから大きな音を立てたり、他のキャンパーに迷惑にならないようにしましょう。自分たちだけ楽しめればいいという考え方ではなく、困っているキャンパーを助けてあげるなど、大自然を共有している者同士、気配りし合うことが大切です。

帰る前に是非立ち寄りたい!浩庵キャンプ場周辺のオススメスポット

チェックアウトが午前10時と少し早いので、浩庵キャンプ場で素敵な時間を満喫した後は、周辺にある観光スポットを訪れてみてはいかがでしょうか。キャンプ以外のアトラクションを楽しんだり、お土産を購入したりして、楽しい思い出の1ページを彩ってみてはいかがですか。

まかいの牧場

国道139号線を南下して、東名自動車道の利用を考えているなら、まかいの牧場がオススメです。カワイイ馬や羊、ヤギなどにエサやりなどが出来るほか、ヤギのさんぽや乳絞り体験、乗馬体験も出来て子ども達も大満足です。牧場で作られた乳製品はどれもおいしく、特に濃厚なソフトクリームは絶品です。

基本情報

  • 住所:〒418-0104 静岡県富士宮市内野1327-1
  • 営業時間:9時30分から17時30分(11月21日から3月21日までは16時30分まで)
  • 定休日:年中無休(12月から3月のあいだのみ、水曜定休)
  • 料金:3/20~11/30 大人1000円、子ども600円、12/1~3/19 大人700円、子ども400円。
  • ホームページ:https://www.makaino.com/

道の駅富士吉田

国道139号線を東へ、中央自動車道河口湖ICから帰路へと考えているなら、道の駅富士吉田に寄ってみてはいかがでしょうか。富士山を眺めながら山梨県の特産品を購入したり、富士山の湧き水を汲んで持ち帰ることも出来ます。アウトドアメーカーのモンベルも路面店を構えていますので、覗いてみるのも面白いでしょう。

基本情報

  • 住所:〒403-0006 山梨県富士吉田市新屋1936-6
  • 営業時間:観光案内所・物産館 9時から19時(12月から3月までは18時まで)、軽食コーナー 10時から17時(夏季(7月から9月)は9時から18時)
  • 定休日:年中無休
  • ホームページ:https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/379

身延山久遠寺

国道300号線で西へ、甲府方面や名神・東名道を関西方面へと考えている方は、一度身延山久遠寺に足を運ぶのをオススメします。日蓮宗の総本山である身延山久遠寺は、本堂のほか五重塔、祖師堂など歴史ある建物で境内が囲まれている神聖な場所です。ご朱印も頂けます。ロープウェイを使って身延山の展望台からの眺望は絶景です。

基本情報

  • 住所:〒409-2593 山梨県南巨摩郡身延町3567
  • ご祈願など受付時間:5時から17時
  • ご朱印:300円
  • 身延山ロープウェイ:8時40分(上り始発時間)から16時(下り最終出発時間)
  • 利用料金:大人往復1400円、子ども往復700円。
  • ホームページ:https://www.kuonji.jp/

ゆるキャン△ファンは何故浩庵キャンプ場を訪れる?

最近、浩庵キャンプ場には人気キャンプ漫画・アニメ「ゆるキャン△」の影響を受けてキャンプしている人をよく見るようになりましたが、純粋なキャンパーは何故浩庵キャンプ場なのかという疑問を持っていると思います。そのような疑問に答えるため、少しだけ「ゆるキャン△」の世界に踏み込んでみましょう。

漫画やアニメで描かれた場所を巡る「聖地巡礼」

「ゆるキャン△」に限らず、漫画・アニメで実在する場所が描かれて、実際にその場所を訪れる「聖地巡礼」は作品好きであれば誰もが行っていることです。浩庵キャンプ場をはじめ、セントラルロッジ浩庵、本栖湖公衆トイレ、中ノ倉トンネルなど周辺施設もアニメでは忠実に描かれています。

山梨県の市町村の協力やグッズ展開で知名度アップに成功

浩庵キャンプ場のみならず、山梨県の各地をキャンプを通して描いているので、山梨県の市町村が協力して観光客の誘致をしています。スタンプラリーや関連グッズの販売などで、「ゆるキャン△」というコンテンツだけでなく、山梨県の知名度アップにも成功し、多くの観光客を呼び込んでいます。

物語の重要なシーンは浩庵キャンプ場が使われている

2人の主人公の出会いのシーンやキャンプとの出会い。様々なキャンプ経験を経て、最後に自分のキャンプスタイルを確立したシーンなど、物語の重要なシーンに浩庵キャンプ場が使われています。そのような場面を想像しながら自分も同じ場所でキャンプするのは、ファンとしては至上の想いでしょう。

浩庵キャンプ場で富士山からの日の出を見よう!

ここまで、浩庵キャンプ場の魅力について紹介して来ましたが、実際に浩庵キャンプ場でキャンプをすれば、行った人にしか感じられない素敵な体験を実感出来ることでしょう。写真では伝えきれない富士山からの日の出の様子を、早速味わいに行ってみてはいかがでしょうか。