歩ける寝袋とはそもそも何？
グータラできるアイテムでふざけた商品だと思われがちな商品ですが、れっきとしたアウトドアメーカーから出ているものもあり、品質の高いと評判も多い商品です。しかしその正体を知っている人は少ないかもしれません。いったいどんな商品なのでしょうか。
寝袋に入るのではなく着るという発想
歩ける寝袋とはまず第一に通常の商品とは着眼点が異なります。通常の商品は袋の中に入り込むことで暖を取りますが、歩ける寝袋は着るという概念のもとで暖を取ることを目的としているのです。なので、一般的なシュラフのように袋に入るのではなく、袖を通し裾に足を通して、サイドにファスナーを締めるのです。
寝袋と防寒着の良いとこどり
寝袋として機能を果たすシュラフですが、この着用するタイプの寝袋は寝袋機能に止まらず、防寒着としての役割も果たしてくれます。というのも、歩ける寝袋の記事はまるでシュラフのような内側の構造を持っているものも沢山あり、寒さにも耐えることができるような構造をしているのです。自由に動け暖も取れるというわけです。
歩ける寝袋のメリットは？
先述の説明で大まかにどういった商品化かを把握することはできたでしょう。しかしどうしてこのような商品が役に立つというのか、そのメリットは何なのでしょうか。使用したときにどのようなメリットがあるのか紹介していきます。
アウトドアでのメリット
メリットを紹介していきますが、そのメリットにも大きく分けてアウトドアでのメリットと屋内仕様でのメリットの2種類があります。共通するところもありますが、まずはアウトドアで使用する際に大きく感じるメリットを紹介します。
火を起こせ食事ができる！
歩ける寝袋はその名の通り来て歩ける防寒着としての役割を持つので、着たまま火をおこしたりそのまま食事をとることが可能です。シュラフではそのまま手を出すことさえできないので火を起こせば職を取ったり、コーヒーを飲んだりと暖かくして活動ができます。
釣りなどアウトドアでそのまま活動できる
もちろん、火をおこせたり食事ができるだけでは名ありません。釣りなどのアウトドア活動も行うことができます。手元がファスナーになっている製品もあるので、細かな作業が求められるシーンでも手先のファスナーを開いて作業を行えるのです。アウトドアで釣りや子供と遊ぶといった際にもそのまま行えるというわけです。
トイレに行ける！
一部の商品には例外もありますが、ファスナーを開閉することで着たままトイレに行くことのできる商品もあります。暖かいシュラフで寝ている際に、トイレに行きたいとなると一度出なければなりません。またそうしていると、温まったシュラフが冷えてしまいますが、このアイテムであればその心配もありません。
寝返りが打てる！
あまりメリットとして感じない人もいるかもしれませんが、寝返りが打てる点もポイントです。一般的な寝袋では広いスペースを確保して寝返りを打てるものもありますが、体を入れて寝るので寝返りを打てる範囲は限界があります。しかし、このアイテムであれば寝返りに限界はありません。睡眠時も自由に動き回れるのです。
密閉で風が入りにくい！
アウトドアシーンでの使用で注目すべきなのが隙間風です。通常のシュラフだといかにファスナーを締めて密閉状態にしていたとはいえ隙間風が入ってくる商品もあります。
しかし、このアイテムであれば体のサイズに合わせて、線に沿って密閉しているので隙間風邪が入る余地がないのです。小さいことかもしれませんが、寒さを気にしないで済むことはうれしいポイントです。
屋内（室内）使用でのメリット
次に屋内使用シーンでのメリットを紹介していきます。アウトドアと違い屋内で使用する際に比較対象となるのが、布団で寝ることと暖房器具をつけて生活するシーンです。こういったシーンと比較したときに、どういった歩ける寝袋のメリットがアあるのでしょうか。
パソコン作業ができる
屋内柄でのパソコン作業では、寒い部屋で行うと手先が冷えて思うように動かなかったということを経験したことのある人はいるでしょう。そんな手先の冷えが気になるシーンでも着用タイプは非常に有用です。アウトドアシーンで紹介したことと同様手先が出せるので、温かい状態で快適にタイピングができるのです。
