メバリングで使うジグヘッドとは?
メバルは表層付近を泳いでいる小さい魚たちを下から見上げながら狙っています。それに合わせるのが必須条件です。そこで欠かせないのがジグヘッドです。メバルはゆっくりとした動きでくるのでジグヘッドもそれに合わせて小さい仕様となっています。いろんな種類のものがあります。
ジグヘッドとは何者か。鉛やタングステンで作られたヘッドにフックが付いたものを指し、ワームと組み合わせて使う商品のことです。基本は1g前後で重くても4gくらいでできています。かたちも重さもさまざまです。これから詳しく説明していきますので参考にしてください。
メバリングで使うジグヘッドの重さ
重さは潮の強さや弱さ、そして風の有り無しに合わせて重さを変えていきます。メバルが釣りやすい夜間は1g前後で日中帯でボトムを中心に狙う時には2~3gにします。だいたい1g~4gくらいのものを使います。その時々の潮の流れや風の状態などをしっかり把握する必要があるのです。
そして、その時々に合ったものを選ぶのが重要です。つまり、周りの状況を正確に把握し、それに合ったものを選択することがメバルの釣り具合に直接、結びつきます。ここは絶対外してはいけないところなので抑えておいてください。
メバリングで使うジグヘッドの形状
形状は大きく分けて3つに分類される。1つ目は、丸型のものでラウンドヘッドと呼ばれるものです。一番使いやすく、どんな時でも扱いやすくできています。2つ目は、弾丸型のものでバレットヘッドと言います。レンジのキープに優れていて、水中でのワームの姿勢をきれいに取りやすくなっています。
3つ目は、三角型あるいは槍型のものでダートヘッドと言います。レンジのキープ性が高く、とがった部分はダートと呼ばれる釣り方に対応しています。ワームに左右に飛ぶような動きを加えるようになっています。基本は、ラウンドヘッドですが釣る方法に合わせてかたちを選ぶことがおすすめです。
メバリングでは自作ジグヘッド
市販のものもいろいろなかたちや重さのものが取り揃えていますが自分で作ることで微妙な重さであったり、好みのかたちにするなどこだわりのものを作ることが可能です。市販のもので物足りない方は自分で作ることをおすすめします。
自作のものをいきなり作るのではなく、まずは市販のもので経験を積んでいき、ここはこうしたい、あそこはこうしたいという構想を持ってから手を伸ばす領域になります。まずは腕を上げることをおすすめします。自作を夢見て、まずはメバル釣りに励んでください。
メバリングジグヘッドの選び方
メバリングジグヘッドは、形状や重さを考えて、自分の釣りのスタイルや使用するワームとの相性や全体的なバランスを考えて、自分に合ったものを選ぶことが重要です。まずは自分がどうやって誘い込み、釣りあげるのかを決めることです。それを決めたら、その釣り方に合ったものを選びましょう。
重さとかたちの2つのポイントがありますのでどちらもしっかり理解して、自分の釣り方に合ったものを選んでください。これから2つについて詳しく説明しますので参考にしてください。
ジグヘッドの重さは状況に合わせて選ぶ!
メバルが釣りやすい夜間は、1g、風が無い時は0.5g~1.5g、横風や潮の流れが速い時は1.7g~2.0g、日中帯でボトムの時は2~3gの重さのものを使うのがおすすめです。当日の状況を正確に把握し、その状況に合ったものを使うようにしましょう。
まずはどの重さがどの環境に適しているかをしっかり頭に叩き込んで、あとは実際にメバリングをする中で、重さを調整していくことが自分の釣りに最適な重さ選びの近道になります。どんどん実績を積んでいって自分のものにしてください。あとは釣果が自然とついていきます。
ジグヘッドの形状によって釣り方が変わる!
まずラウンドヘッドは、フォールが得意なのでそれを活かした釣り方に適しています。バレットヘッドはスイムが安定していてその特徴を活かした釣り方に適しています。またダートヘッドは、激しい動きがしやすいようになっており、それを活かした釣り方に適しています。自分がメバルをどう釣るかによって選ぶかたちが決まってきます。
初心者の方はラウンドヘッドから始まり徐々にバレットヘッド、ダートヘッドへと移行していくことをおすすめします。いきなり、ダートヘッドだとある程度、テクニックが必要となるなりますのである程度の実績を積んでからラウンドヘッド以外に手を出すのがベターです。
ジグヘッド簡単に自作する方法
ジグヘッドを自分で簡単に作ることができます。材料としては、まずB~2Bのガン玉を用意します。次にジグヘッド自作用のフック、そしてそれを取り付けるプライヤーと瞬間接着剤などを用意すれば簡単に作れます。自作のメリットとデメリットは何か。
メリットは安さと自分で好きなフック形状と好みの重さを自由に変えられることです。またデメリットとしては、均一ではないこと。つまり曲がったり、変形してしまうことです。まずは腕を上げ、物足りなくなったら自作に挑戦してみましょう。
フックの選び方
フックは、魚の釣り方や釣れる魚によって使い分けるのがセオリーです。特に初心者の方は中間的なものを選ぶのがおすすめです。ここではサイズやかたちの選び方について詳しく説明していきます。是非、参考にして、自分の釣り方に合った最適なフックを選んでください。
フックにもサイズと形状の2つのポイントがありますのでその2つの要素をしっかり理解した上で自分の釣りにあったものを選んでください。これから2つのポイントについて詳しく説明しますので参考にしてください。
フックサイズの選び方
サイズの選び方は、#8が初心者、#8~#6は標準サイズ、#12は最も小さいサイズ、#4~#2は大物サイズです。自分の釣る魚のサイズによってフックの大きさも合わせることが重要です。メバル釣りにはジグヘッドだけでなく、サイズも重要なファクターとなります。
サイズもメバルの釣れ具合に直接、関わってきますので、選び違いがないようしっかりサイズ選びをしてください。初心者の方はまず#8から始めて、慣れてきたらサイズを徐々に変えていくことをおすすめします。慣れている人・実績を積んでいる人は実際のの経験を通して自分に最適なものを選んでください。
フック形状の選び方
フックのかたちはワームの大きさや魚の大きさに応じて使い分けるのがおすすめです。例えばメバルの場合には短めのシャンクでゲイプ幅の広いフックが最適です。メバル釣りにはフックサイズだけでなく、フックのかたちも重要な要素の1つです。自分の釣る魚に合ったフックのかたちを選んでください。
フックにもシャンクが短いのもあれば長いものもあるし、またゲイプ幅も狭いものも広いものもあります。自分の釣り方に合ったかたちを選ぶことがそのままメバリングの釣り成果に繋がります。フックサイズにあわせてフック形状も選び間違いがないようしっかり選んでください。
メバリングジグヘッドのおすすめラウンドヘッド10選
メバリングジグヘッドのラウンドヘッドを厳選して10個紹介します。参考にしていただき、自分に合ったジグヘッドを選んでください。ラウンドヘッドはジグヘッドの中でもっともオーソドックスなものなのでこれから始めるのがおすすめです。是非、あなたに合った一品を選択してください。
①ダイワ 月下美人 SWライトジグヘッドSS 1.5g
ジグヘッドが滑りやすくなっていて食いついたらそのまま針のフックが魚に引っかかるような仕様になっています。ちょっとしたあたりでも逃がさず捕らえることができます。暗いところでも発光することによって獲物に知らせることができます。
針も特殊加工がされていて、魚が引っ掛かりやすくなっています。とても獲物を捕らえやすい仕様となっているので初心者の方にも獲物をゲットしやすいおすすめのジグヘッドです。使ってみると、その威力を発揮すること間違いなしです。一番のおすすめです。
大きな目玉が付いているラウンドヘッドジグヘッド
- 重さ:1.5g
- フックサイズ:#8
②オーナー カルティバ メバルショット JH-82
ジグヘッドが落ちてく間に食いつきがあってもすぐ捕らえることができるくらい針が鋭くなっています。魚を釣る時間帯によって色を使い分けることで効果的に獲物を捕らえることができるようになっています。バリエーション豊かな一品です。
針もメバル仕様となっており、ピンク色のワームを使って、スイミングアクションをさせながらメバルをおびき寄せる手法が最も効果的です。非常に使いやすいラウンドジグヘッドになっています。メバル釣りには欠かせない一品です。初心者におすすめのアイテムです。
メバルを釣るためだけに作られたジグヘッド
- 重さ:0.9g
- フックサイズ:#12
③ブリーデン スモウヘッド
お相撲さんのように低い重心のラウンドジグヘッドです。比較的軽く、動いたり、留まったりとどっちの動きもできるようになっています。針の太さも細いものとちょっと太いものがあり、ひっかけ重視か強さ重視かで選ぶことができます。いろんな釣り方が楽しめます。
力士のような機動力と低い重心で安定感のあるジグヘッドになっています。自然に落ちていき、そこではまるで生きているかのように留まっています。いったん針にかかったら獲物を逃さない仕様となっています。動きも自然でどのワームとも非常に相性がよいです。
力士のような機動力と低い重心で安定感のあるジグヘッド
- 重さ:1.2g
- フックサイズ:#6
④OWNER(オーナー) JH-82 メバルショット 3.5g レッド
オーナー カルティバ メバルショット JH-82同様、ジグヘッドが落ちてく間に食いつきがあってもすぐ捕らえることができるくらい針が鋭くなっていて、すべてがメバル仕様となっています。メバリングには必ず必要なものとなること間違いなしです。
オーナー カルティバ メバルショット JH-82同様、ピンク色のワームを使って、スイミングアクションをさせながらメバルをおびき寄せる手法が最も効果的です。実践を通して自分のものにしてください。
メバルを釣るためだけに作られたデイタイム用ジグヘッド
- 重さ:3.5g
- フックサイズ:#12
⑤メバルショット JH-82 No.11566 ジグヘッド
バランス力のある仕様となっていて、針は鋭く、一回引っかかったらなかなか外せないようになっています。フックはメバルにばれにくいようになっているので知らず知らずのうちに寄ってきて気が付いたら引っかかっているような感じになります。一瞬にしてゲットできます。
バランス力のあるラウンドジグヘッド
- 重さ:0.9g
- フックサイズ:#12
⑥オーナー(OWNER) JH-88 バランサーヘッド 11753
とても軽量なメバルジグヘッドです。ワームとの相性も抜群でセットもいたって簡単にできます。動きも多彩でメバルを自然に誘い出し、気が付いたら針に掛かっているという具合になります。常に水平を保ち、バランス力を持っています。とても水中で安定力のある一品です。
水平バランス力のあるラウンドジグヘッド
- 重さ:0.3g
- フックサイズ:#11
⑦Arukazik Japan(アルカジックジャパン) ジグヘッド ジャックアッパーHW
ジャックアッパーの鋭く刺さる針を持った仕様のメバルジグヘッドです。フックの形は掛かりやすいように工夫が凝らされており、一度掛かったら外れないような仕組みになっており、大物を想定したフックの大きさと重量になっています。大物狙いに欠かせない代物です。是非、お試しください。
鋭い針を持った重量級のラウンドジグヘッド
- 重さ:2.5g
- フックサイズ:#7
⑧がまかつ(Gamakatsu) バラ ラウンド29(NSB) 4-2.6g
障害物に掛かりにくいフック仕様となっており、軽いあたりでも針にかかるようになっています。落ちていく間も、底でもしっかり水平を保ち、とても安定感のあるジグヘッドです。いろいろなワームとの相性は抜群です。ワーム選びに悩まないので安心です。
新発想のラウンドジグヘッド
- 重さ:2.6g
- フックサイズ:#4
⑨カツイチ(KATSUICHI)デコイ ラウンドマジック SV-52 6-1/32
重心が真ん中にあり、落ちていく間も回ることなく安定した沈みを提供してくれる。また安定感があるので狙い通りのところにジグヘッドを落とすことができます。またフックは確実なバイト&キャッチをもたらしてくれます。ワームとの相性も抜群です。ポイントを決めている場合はおすすめの商品です。
狙い通りのポイントに落とせるラウンドヘッド
- 重さ:0.9g
- フックサイズ:#6
⑩ダイワ 月下美人 SWライトジグヘッドSS #8 3.0g
月下美人 SWライトジグヘッドSS シリーズで、とても獲物を捕らえやすい仕様となっているので初心者の方にも獲物をゲットしやすいおすすめのジグヘッドです。ジグヘッドが滑りやすくなっていて食いついたらそのまま針のフックが魚に引っかかるような仕様になっています。吸い込み力があるのでいったんかかったら必ず仕留めます。
大きな目玉が付いているラウンドヘッドジグヘッド
- 重さ:3.0g
- フックサイズ:#8
メバリングジグヘッドのおすすめバレットヘッド10選
メバリングジグヘッドのバレットヘッドを厳選して10個紹介します。レンジキープと水中でのワームの姿勢がうまくとりやすいのでその特徴を利用した釣り方をする方にはおすすめです。
①オーナー カルティバ メバル弾丸 JH-84