実は戦後間もない40年頃のコマセを使った釣り方は、富裕層の嗜みでした。当時使われていたのは藻エビでした、藻エビはそんなに数が取れるものではなく高価なものでした。そして、藻エビの次に台頭してきたのは、藻エビより安価なサクラエビや湖産のエビでした。
アミエビやオキアミの時代へ
サクラエビや湖産のエビが使われていましたが、需要の高まりと共に高価になってしまいました。そこで満を持して登場したのがアミエビでした。アミエビは安価なため、急激に一般的な釣りとしてコマセを使用した釣りが広まっていきました。昭和50年頃になるとオキアミが使用されるようにさらにコマセを使用した釣りが浸透していきました。
コマセを作るのに必要な道具
実際に作るにはどういった道具が必要になってくるでしょうか。また、種類によって必要な道具が変わってきます。道具の具体的な紹介を交えながら、何のために必要なのかも踏まえて述べていきます。
コマセづくりに必要な道具:バケツ
特に配合エサや冷凍コマセなどを海水と混ぜて作成するときにバケツが必要になります。作る上でのバケツのタイプがいくつかあります。そのなかでも代表的なのは、ポリバケツタイプのものがあります。
伸和(SHINWA)コマセバケツ
伸和(SHINWA)から販売されているポリバケツタイプのものです。また、蓋が付いているので餌のにおいが気になる方にはおすすめです。シースルーになっているので中身が見えやすく便利です。ハンドルも持ちやすい形になっています。
コマセづくりに必要な道具:バッカン
バッカンはコマセを入れておくために必要なものです。さまざまシチュエーションがありますが、ひしゃくでコマセを投入するケースで言えば、ハードタイプのものが適してます。なぜなら、ソフトタイプのものだとひしゃくにコマセを詰める場合、非常にやりづらいからです。
ダイワ(Daiwa)Tハード バッカン
ダイワ(Daiwa)から販売されているハードタイプのバッカンです。ハードタイプのバッカンは値段は少々はりますが、しっかりとしたもの選ぶことおおすすめします。丈夫な作りに加えて、ハンドル部もとてもしっかりしているので持ち運びに安心感あり、おすすめです。
コマセづくりに必要な道具:水汲みバケツ
コマセを解凍する場合は前述したようにバケツが必要ですが、さらに他にもう一つバケツが必要になります。なぜなら、解凍する場合海水を加えながらほぐすため、水くみ用のバケツも必要だからです。
ダイワ(Daiwa)活かし 水汲み バケツ
ダイワ(Daiwa)から販売されている水くみバケツです。ハンドルが工夫されていて、水を汲んだ時でもなるべく手が痛くなりにくくなるようになっています。また、水をくむ時に便利なロープがついています。