バーベキューに必要な肉の量は?分量目安のシミュレーションと肉の種類まとめ

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材料(4人分)

  • 手羽先  :16本
  • はちみつ :大さじ3
  • 焼肉のたれ:180cc
  • 塩コショウ:お好みで
  • 生姜   :お好みで

作り方

  1. 手羽先の骨と骨の間に切り込みを入れます。
  2. お好みで塩コショウを振ります。
  3. ビニール袋に焼肉のたれとはちみつを入れて混ぜます。生姜を入れる場合はここで一緒に入れます。
  4. さらに3に手羽先を入れてもみます。
  5. そのまま1時間程ねかせたら、バーベキューの網で焼いて出来上がり。

手羽もとだけでなく、もも身や胸身、豚肉のスペアリブなどでもOKです。味を浸み込ませたい場合は一晩ねかせるとよいでしょう。

バーベキューの肉量シミュレーション①4人家族のバーベキュー

4人家族と言っても構成はいろいろありますが、今回はお父さん、お母さん、小学生(低学年)の子供2人と仮定します。それぞれの肉量の目安を前述の基本目安量に当てはめてみましょう。大体の必要量が見えてきます。

肉量の目安

  • 大人男性:300g
  • 大人女性:200g
  • 子供2人:300g(150g×2)

4人の肉の量の目安は合計で800gとなります。

準備するお肉の種類と部位

お肉は鶏肉、豚肉を多めにして牛肉を予算内で足すぐらいにすると金額的にも安心です。特に今回は子供さんが小さいですので、鶏手羽もとやウインナーなどがあると喜ばれるでしょう。肉の内訳をみてみましょう。

肉の種類と目安量

  • 鶏手羽もと:200g
  • 鶏モモ  :100g
  • 豚ロース :100g
  • 豚ヒレ  :100g
  • 牛カルビ :300g

サイドメニューとしてウインナー、玉ねぎ、ピーマン、おにぎり、焼きそば等を持っていくとお腹にもたまります。

バーベキューの肉量シミュレーション②8人グループのバーベキュー

8人グループとなると、いろんなパターンが考えられます。ここでは予算ありの基本パターンと、予算なしのガッツリパターンの2パターンをあげてみました。それぞれの肉量の目安と、肉の種類と部位についても見ていきましょう。

8人グループのシミュレーション①予算ありの基本パターン

まずは、会社の集まりでのパターンで紹介します。年齢層もまちまちで、男女混合のグループだとします。20代男性が2人、20代女性が3人、40代男性が2人、50代女性が1人とします。肉の量を計算してみましょう。

肉量の目安

  • 20代男性2人:350g×2=700g
  • 20代女性3人:250g×3=750g
  • 40代男性2人:300g×2=600g
  • 50代女性1人:150g×1=150g

8人の肉の量の目安は、合計で2200gとなります。

準備するお肉の種類と部位

  • 牛肩ロース:600g
  • 牛カルビ :600g
  • 豚ロース :200g
  • 豚ヒレ  :100g
  • スペアリブ:200g
  • 鶏モモ  :300g

牛肉:豚肉・鶏肉の割合を、若干牛肉を多めで大体半々にすると予算にも余裕が出てきます。あとはサイドメニューとして、お酒、野菜類、ウインナー、エビやサーモン、おにぎり、焼きそば等を追加すればほぼ満足いくのではないでしょうか。50代女性には脂身の少ない豚ヒレや鶏肉も用意するとよいでしょう。

8人グループのシミュレーション②予算なしのガッツリパターン

次は、20代の男性のみの仲間8人のグループとします。皆スポーツをしていて体格の良い、食欲旺盛な人達だとし、予算も特に決めておらず、肉をガッツリ食べる予定だとします。値段を気にせず、美味しいお肉を食べれるだけ用意することにします。

肉量の目安

400g×8=3200g

8人の肉の量の目安は、合計で3200gとなります。

準備するお肉の種類と部位

  • サーロイン:600g
  • ハネシタ :600g
  • 三角バラ(特上カルビ) :600g
  • 牛上タン :500g
  • 豚ロース :300g
  • 鶏セセリ :300g
  • 鶏モモ  :300g

これに伊勢エビやアワビなどを追加すれば、さらに豪華になります。あとは、焼き野菜やハム、お酒などを追加し、パンやライスも用意するとお腹も落ち着くでしょう。

肉の種類と特徴

焼肉屋さんでお肉を注文するとき、「ロース1人前」、「カルビ2人前」って注文しますよね。「それってどのあたりの肉だろう?」とふと疑問に思ったことはないでしょうか。そこで今回は、その牛肉の種類と特徴を1部ご紹介します。牛肉の中でも人気の3種を取り上げてみました。

サーロイン

背中の中央部の肉で、俗に鞍下(くらした)とも言われており、ヒレ肉(内ロース)の外側に当たります。赤身に霜降り状に脂肪が入った良質な部位で、やわらかく、キメが細かく、甘みがあり、ステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶにロースト等、肉そのものの味を味わう料理に適しています。

肩ロース

肩から腰にかけての背肉の部分をいいます。やや筋が多いですが、脂肪分が適度にあり、風味がよく、ほどよい食感となっています。ローストや煮こみなど時間をかけて調理する料理や、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼き肉など薄切りにする料理に向いています。

カルビ

あばら(肋骨)の周辺に付いているバラ肉を「カルビ」といいます。他にも「中落ちカルビ」や「三角バラ」、牛1頭(500kg前後)のうち約50g程しか取れない「ゲタカルビ」などがあります。

バーベキューで普段と違った料理を

お家ではなかなか出来ない料理を、バーベキューでやってみませんか。材料が大きすぎて出来ないこと、大人数だから出来ること、また炭火焼や燻製のように匂いが気になるもの等々、是非この機会に挑戦してみて下さい。

丸鶏

鶏肉を丸ごと使って丸焼きや煮込みなどすると、珍しくて、豪快で、話題になって楽しさも倍増しそうです。骨まで丸ごとですので、肉自体も旨味があり、煮込んだスープも出しが出て美味しくなりますよ。丸鶏を使った料理を紹介している記事が有りますのでご覧ください。

豚スペアリブ

オーブンや炭火で焼いても、圧力なべで煮込んでも、スープにしても美味しいスペアリブですが、実は燻製にしても美味しいんですよ。燻製は難しくて面倒と思われている方も多いのではないでしょうか。初心者向けの燻製のやり方を紹介している記事が有りますのでご覧ください。

バーベキューの肉量はきちんと計算できる!

バーベキューの時食べる肉の量は、年齢や性別、体格、食欲によって変わります。そしてその量は、集まるメンバーの特徴を踏まえて考えると、基本目安をもとに計算することが出来ます。

最後まで美味しく頂けるように、きちんと計算して量がピッタリはまるようにしてください。そうすれば、バーベキューを最後まで楽しく過ごすことができるでしょう。

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