バーベキューの肉量は準備の最重要ポイント
バーベキューに欠かせないのがお肉!お肉の量はバーベキューにとって最も大事なポイントです。準備する時には、いかに残さないようにするか、万が一足りなかった時にはどうするか考えるべきことは多いですね。
お肉を無駄にしないためきちんと計算を
お肉を買い過ぎると余ってしまい無駄にすることに。また足りないと集まった人たちのテンションを下げかねません。そうならないためにも、あらかじめ個人差も考慮に入れながら、人数とお肉の量をきちんと計算しておくのも大事です。
バーベキューの肉量の基本目安は?
さて、バーベキューでのお肉の量の基本的な目安とはどの位のものなのでしょうか。性別、年齢、体格、食欲など、分かり得る情報をもとに考えてみましょう。
男性・女性・子供別の基本量
- 男性(中学生以上) :300g
- 女性(中学生以上) :250g
- 子供(小学生高学年):200g
- 子供(小学生低学年):150g
- 幼児(小学生未満) :100g
一般的にはこのように見られています。ですがグラム数で言われるとピンとこないですよね。身近なもので言うと、例えばステーキだと普通サイズが150g、焼肉屋さんでは、場所にもよりますが、1人前が牛のロース、カルビ、タン、ハラミなどは80gで、豚肉などは1人前が100gのようです。
バーベキューの肉量を考えるときの工夫
1人当たりの肉の量は、年齢や体格、普段の食事の量によって変わってきます。その日集まる人達の特徴を踏まえて、基本の量に足したり減らしたりして調整しましょう。また、サイドメニューを加えることで肉の過不足に対応できます。
年齢や体格による調整
食べる量は年齢や体格によっても変わります。男性だと、中学・高校生から20代くらいまでなら食欲も旺盛な方も多いので、基本の量に50g~100g程プラスしてもよいでしょう。
また、年配の方になりますと、食も細くなっている方も多いと思いますので50g~100g程減らしてもよいのではないでしょうか。小学生以下のお子様の場合も少なめでいいですが、体格の良い子がいたらその分増やしてあげるとよいでしょう。
サイドメニューによる調整
ご飯やパン、ヤキソバなどの炭水化物や、漬物やサラダ等の野菜類、エビや貝や魚などの魚介類をプラスすると、いろいろ食べれて楽しめたり、肉の量も減らせてコストも抑えられます。
また、お酒を飲む方には、ビールや焼酎などお好みのものを用意すると、話も弾み、楽しい雰囲気にもなるでしょう。その場合、ガッツリ食べるというよりも、おつまみとして食べるようなら、お肉の量は50g~100g程減らしてもよいでしょう。
バーベキューは肉量だけでなく肉の種類やレシピも重要
お肉が中心のバーベキューですが、いつも同じ肉、同じ味では飽きてきますよね。バーベキューでは肉量だけではなく、肉の種類やレシピもいろいろと知っておくとお得です。味付けや調理法によっては、食べ慣れたお肉も違ったものになるかもしれません。
いろいろな種類・部位の肉を用意する
いいお肉を買ってきても、同じものを続けて食べていると飽きがきてしまい、おいしい肉もおいしく感じなくなってきませんか。お肉は部位によって味や食感が違います。
いろいろな種類のいろいろな部位を用意することで、最後までおいしく頂けます。脂身の多さも気を付けながら、バランスよく選んで下さい。また小さなお子様がいる時には、ウインナーなどの方が喜ぶ場合もあります。
たまには変わったお肉も
最近注目されているジビエや、ラム肉などはいかがですか。普段なかなか口にしないお肉を、これを機会に食べれるといいですね。変わったお肉があると、場も盛り上がるのではないでしょうか。
味付けのバリエーションで食欲アップ
お肉の種類もそうですが、味付けのバリエーションもいろいろあるといいですね。塩コショウはもちろんですが、タレは好みがわからない時には、種類をいくつか持っていくとよいでしょう。手作りでおいしいタレを作って持っていくのも喜ばれます。
厚みのある肉は、前の日にタレに付け込んでおくと中まで味が浸みて美味しくなるものもあります。味付けのバリエーションが増えると食欲もアップして、最後まで美味しく食べられます。
バーベキューの肉量を予算から調整する
幹事さんは予算内で食材を調達しなければならないので大変ですよね。美味しいお肉がたっぷりあると嬉しいですが、予算内で納めるのは難しくなるでしょう。では、どのようにして調整していけばよいのでしょう。
高い牛肉は避けて豚や鶏を多めにする
肉の中でも牛肉は値段も高いので沢山は買えません。なのでコストの低い豚肉や鶏肉を多めにすると、予算にも余裕が出てきます。サイドメニューも追加してなるべくコストを抑え、残った予算で牛肉を買うようにするとよいでしょう。コストを抑えれば抑えただけ、牛肉が多く買えるというわけです。
そんな時こそ味付けや調理法でカバー
鶏肉や豚肉が多くなると、物足りなさを感じそうですね。そんな時こそ、味付けや調理法でカバーしましょう。味付けは、塩コショウで味が引き立つものは塩コショウで。またタレに付け込んでいくと美味しくなる肉もあります。後は当日、調理法も工夫してみましょう。おすすめのレシピを1つご紹介しますので、参考にして下さい。