アライテントのブランドの特徴が凄い!
このブランドは50年以上もの間同じ系統の製品を作り続けている信頼できる優秀なメーカーで、使用する側のことを第一に考えられていてより機能的で質の高い製品を作り続けています。ここではその魅力や他とは違う特徴をご紹介していきます。
アライテントは日本の山岳テントの草分け
登山をする際によく利用されるテントの原型を作ったのがこのブランドで、海外で生まれたものをより使いやすい形へと進化させました。元々開放的で床もなかったものに、入口を閉められるようにしたり床を設けたりし、そのスタイルが現在の主流となっています。それまであまり使われていなかったものが全世界で使われるようになりました。
アライテントは全員が職人!デザイナーなどいない
多くの場合デザインや製造など工程ごとに専門とする人が担当してひとつの製品がつくられますが、このブランドの場合それがありません、企画するところから完成までの工程を一人で行うことが可能で、更に社員のすべてがそれを行うことができます。
アライテントの技術はOEMで培われた
このOEMというのは、自社以外のブランドから注文を受けてそのブランドの製品を造ることを言います。優れた技術力の背景には多くの注文を熟してきたという経験の積み重ねがあります。技術力や発想力など様々な面が評価されて、他社のオリジナルの製品などを造っていました。
アライテントのルーツは「ツェルト」
この会社の創立にはツェルトの存在が大きく関わっています。創設者である現会長が創設以前に勤めていた会社がテントを専門に扱う会社で、そこで基礎となる技術や知識を得ることができたそうです。元々独立したいという思いがあったのと、その会社が事業縮小されていたのもあって約2年勤めた後に独立をしアライテントができました。
アライテントのテントはここが凄い!
長い間同じような製品を作り続けているにも関わらず人気の絶えない理由や、このブランドならではのこだわりなどをご紹介していきます。これまで多くのアイテムを作ってきたメーカーですが、中には数年かけてできているものもあり、なぜそんなに長い時間がかかっているのかなどの理由も合わせてみていきましょう。
アライテントのテントは定番にこだわる
時代の流れで流行りというものがでてきますが、このメーカーの製品はそれらの環境に左右されることなく変わらずにあり続けています。それを可能とするのは優れた技術でハイクオリティなものを作ることや、長く使うことのできるような工夫がされているからです。
アライテントは長く使える様に開発している
どのようにして消費者に長く使ってもらえるのかですが、そこにはサイズを変えないという工夫があります。既存モデルのリニューアルをするときにも大きさを変更しないことは徹底していて、理由としては専用のアクセサリーを買い替える必要をなくすためです。これにより使い心地が変わったり買い替えでの出費を心配せずに安心して長く使うことができます。
3年以上かけて開発した製品だってある
前項でもご紹介したように、この会社では一人が最初から完成までを担当するケースもあります。比較的新しい商品であるオニドームという製品は、一人の職人が約3年もの長い間をかけて作られています。ただ作るだけではなく実際に試してみて改良するという作業を何度も繰り返して作られているため長い時間がかかっています。
アライテントの評判はすこぶる高い
今ではラインナップも多くなっていてテント以外の製品も造っていますが、通販サイトなどでの評価はどれもかなり高くなっています。ひとつも低評価が付いてない製品もあり、手に入れた人の誰もが満足しているということがわかります。ここではそれらのレビューをいくつかご紹介していき、よりこのメーカーの凄さが伝わればなと思います。
アライテントは軽くて設営も簡単
軽量なものを求めて購入したという方が多く評価も高くなっています。そのため持ち運びにも適していて、組み立てるのも単純なので初めての方でも10分程度でできてしまうなど、使用者のストレスとならない造りになっています。
アライテントは15年20年使える
前項でも長く使えるような仕組みとしてご紹介しましたが、実際に20年以上もの長い間使うことができているというレビューがあります。素材が変わったり軽量化がされたときには、変わった部分のみを購入することができるため安い費用で最新に近い状態にすることができます。また手入れをしっかりすれば換えずとも使い続けることができるようです。
キャンプで使うなら表示の収容人数から一人引くと良い
商品のスペックを確認すると〇人用という表記があるかと思いますが、表記されている人数で寝泊まりをするとなると荷物も入れるためスペースがギリギリで厳しいというレビューがあります。体の大きさによるところもありますが、余裕をもって大きめのものを選ぶと良いかもしれません。
外張を使うタイミング
このアイテムは主にアクセサリーとして本体に取り付ける形で使用し、効果としては保温や風に対しての耐性を向上させるといったものがあります。主に日本での登山や山行などで使われていて、使うタイミングも限られています。
使うタイミング
前述したような利点となる機能がある反面、重量が重くなることや水に対して弱いという欠点となる部分もあり、悪天候のときに使うことができないのでタイミングはかなり限定されてしまいます。標高の高い場所で、天候が良いときのみ最大限効果を発揮することができる、少し難しいアクセサリーとなっています。
アライテント:基本の「エアライズ」はキャンプ向き
キャンプと一言で言っても条件の良し悪しなど色々な環境の下で行われることが想定されていて、それらのあらゆるシーンに適することができるような造りとなっています。何よりも人の手で運びやすい軽さとコンパクトなサイズが特徴で、耐久面や機能面もそれ以前のまま維持されています。
軽量な造りが最大の特徴
他の部分を削らずにどのようにして軽くしたのかですが、それは素材を変更することによって可能となっています。1本1本の中が空洞となっている糸を素材に使い本体の生地が造られているため、それまでと同じ大きさのままで軽量化することができています。
「エアライズ」のスペック
人数ごとにサイズが3通り用意されていますが、ここでは1人用のものをご紹介していきます。
- 設営時の大きさ:100cm×205cm×高さ100cm
- 収納時の大きさ:本体が29cm×14φcm、フレームが38cm
- 重量:1360g
エアライズ用オプション①外張り
専用のアクセサリーで、主に冬や標高の高い寒いところで活躍します。本体を覆うように取り付けることで、より暖かくなったり風に対しても強くなります。外張りについての項目でもご紹介したように、使うことができる場面は限られているので注意しましょう。
こちらも軽量化されている
本体と同様に素材を変更することでこれまでのモデルよりも軽い造りとなっていて、さらに結露や結霜なども付きにくくなっています。
スペック
- 重量:570g
エアライズ用オプション②DXフライ仕様外張り
専用のアクセサリーで、本体を覆うようにし取り付けることで雨対策ができるフライシートとなります。さらに前方に部屋ができるような造りになっているため、身長の高い人でも窮屈感を感じることなく過ごしたり荷物を置いても十分な広さができたりというメリットもあります。
移動の少ない方におすすめ
支えるためのフレームも入っているため重量が多少増えてしまう点や、取り付ける分手間が増えてしまう点など欠点はあります。そのため降雨時や雨が降りそうな時以外にも、移動する予定がない場合や拠点とする場合には晴れていてもスペースが増えるのでおすすめです。
スペック
- 重量:690g
- 前室面積:0.67平方メートル
- 前室張り出し:72cm
エアライズ用オプション③アンダーシート
専用のアクセサリーで、本体と地面との間に挟むような形で使用することで本体が汚れるのを防ぐことができます。純正品なのでサイズがちょうどよく造られていて見映えも良いです。
地面の状態に影響されにくくなる
設営するのにちょうど良いスペースがあっても湿っていて泥が付きそうという場合でも、これを挟むことで本体を汚すことなく使うことができます。使用後はきれいに拭きとれば繰り返し使えるのであると便利です。
スペック
- 重量:160g
- 大きさ:100cm×205cm
アライテント:雨が心配ならXライズ
水に対して強い素材が使われていたり中が濡れないような入口になっていたりと、悪天候の際に有効な特徴がいくつもあるテントです。水を弾く素材が使われているのは地面から5cmまでで、地面に溜まった雨などが内側に浸み込むのを防ぎます。入口は下の方を持ち上げるようにして出入りするようにできており、出入りの際に雨が内側に入り込まないようになっています。
いくつかの注意点
できうる限りで防水はされていますが構造上どうしても素材のみではどうにもならない部分があり、そこからの水の侵入を防ぐために付属している液体を使わなくてはいけません。また油が生地につくと水を弾くという機能が失われてしまうので注意しましょう。
「Xライズ」のスペック
人数ごとにサイズが3通り用意されていますが、ここでは1人用のものをご紹介していきます。
- 設営時の大きさ:100cm×205cm×高さ100cm
- 収納時の大きさ:本体が32cm×14φcm、フレームが38cm
- 重量:1400g
オプションがエアライズと共通だから便利
雨に対して強いという特徴がありますが、サイズはエアライズと統一されているため前項でご紹介したようなアクセサリーを付けることが可能となっています。新しく揃える必要がないため、どちらも持っている場合は費用を抑えることができます。
「xライズ」の使用イメージ
こちらの写真は室内なのでテストだとは思いますが、実際に使用する場合もこのように使います。靴が外に出っぱなしになってしまうため、入れ物を準備したり汚れても良いシート内側に設置するなどの対策をすると良いです。
アライテント:エアライズをタフに進化させた「タフライズ」
軽さよりも耐久性に重点を置いたシリーズで、軽さが売りのエアライズと比較したときに同じサイズでも素材の違いによって500gほど重くなっています。こちらもサイズが合っている場合は他のシリーズ用のアクセサリーを使用することができます。
他のシリーズにないサイズがある
このシリーズに限って4人用の大きなサイズが用意されていて、大人数での使用にも対応することができます。他にも専用のアクセサリーを使うことで、フライシートの入り口を使ってリビングを作ることもできます。
「タフライズ」のスペック
人数ごとにサイズが3通り用意されていますが、ここでは2人用のものをご紹介していきます。
- 設営時の大きさ:130cm×210cm×高さ105cm
- 収納時の大きさ:本体が40cm×17cm×9cm、フレームが38cm
- 重量:2050g
タフライズの生地は70dnでエアライズの28dnより太い
この数字の単位はデニールという単位で、これは生地に使われている糸の太さを表しています。数字が大きいほど太いという単位で、利点としては耐久がある点や分厚くなり遮光性が高い点が挙げられます。逆に欠点としては収納したときのサイズが大きくなる点や重さが増す点が挙げられます。