沖縄の県魚グルクンに迫る!釣り方から簡単レシピまでをご紹介

和名は「ゆめうめいろ」。アカジューと同じように背の後ろの部分に幅広い黄色の帯が斜めにかかり、腹部は赤味をおびています。水深は50メートルから100メートルほどの場所に生息しており、背たけは高く背びれは黄色いのが特徴です。

ヒラーグルクン

和名は「ささむろ」。ウクーと同じように尾びれの両側に黒い縦線があり、背たけが高くグルクン類の中で3番目に大きな魚です。ササの葉形で、青い体の中央を一本の黄色い黄色いシマがあ流のが特徴です。

ボーサネーラ

和名は「いっせんたかさご」。2本の黄色いシマが頭部から尾まで青い背の方を横切る。腹部は赤味をおびて尾びれの両先端は黒くなっています。グルクンに比べると細く、背丈も低いです。

グルクンの栄養

グルクンには、ビタミンB1,B2やナイアシン、ビタミンB6、葉酸やビタミンB12、カルシウムやリン、マグネシウムなどを含みます。疲労回復や高血圧予防などに役立つ栄養を含んだ優れた魚と言われています。

グルクンの主な栄養素の効能

レチノール効能

レチノールはビタミンAの一種で動物性食品に含まれています。成長を促進し、美容や肌の健康に役立ち、暗いところで目が見えにくくなる夜盲症を改善し目を正常に保ちます。また、鼻や喉の粘膜に作用し細菌から体を守るなど多くの働きがあります。

ビタミンB1の効能

現在のように栄養状況が良くなかったひと昔前の日本では脚気(かっけ)の治療に効果を発揮しました。炭水化物の代謝を助けてエネルギーを作り出すので疲労回復に役立ちます。また、脳神経や末梢神経、筋肉の機能を正常に保ちます。

ビタミンB2の効能

ビタミンB2は三大栄養素である、炭水化物、脂質、タンパク質を体内でエネルギーに変え、代謝を支える重要な働きをしています。また、細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持や成長にも関わりますので、美容や子供の栄養素には欠かせません。

パントテン酸(B5)の効能

パントテン酸は、ビタミンB5とも呼ばれ動植物食品に広く含まれ、体内でも合成することができるビタミンです。パントテン酸は、三大栄養素である糖質、脂質、タンパク質の代謝とエネルギーを作り出すのに不可欠な酵素を補助する役割をしています。また、動脈硬化を予防しストレスを和らげ、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。

まとめ

沖縄ではとてもポピュラーなグルクン。見ても良し、食べても良し。釣りの道具はレンタルなどもあるので沖縄へ旅行へ行った際には是非自分で釣りをして、自分で料理をしてグルクンの全てを楽しむことをお勧めしたいと思います。