スモールマウスバスとは?生態や生息地、ルアーでの釣り方やコツをご紹介

スモールマウスバスの釣り方の釣り方や生態・生息地について紹介していきます!釣果が期待できる有効なハードルアーやワームなども合わせて紹介。スモールマウスバスをまだ釣ったことがない、どこで釣れるか知りたいという方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

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アウトドア大好き二児の父親のアラフォーライターです。釣りやキャンプはオヤジパワーの魅せどころ。商品やグッズの紹介、お役立ち情報をお届けしています。
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スモールマウスバスとは

北アメリカ原産で、日本名ではコクチバスという和名が正式な名称であり、「スモールマウスバス」はあくまで英名での名称となっています。

一般的には「ラージマウスバス(オオクチバス)」等と共に、「ブラックバス」と総称されることが多く、スモールマウスバスはあくまでもブラックバスの中の「一種」として広く認識されています。

スモールマウスバスの外見

大きさは成魚でも30㎝から50㎝程で、その名の通り「小さい口」が特徴です。体の色は背中から体側に向けては「茶銅色」、腹周りにかけては「褐色の白銀色」となっています。

スモールマウスバスの日本での歴史

1925年に「食用・釣り用」を目的とした政府許可の移植事業において、芦ノ湖での初めての「放流」がありました。

1990年代初頭に福島県の檜原湖で発見された事を皮切りに、現在では全国各地でその生息が確認されています。

スモールマウスバスはルアーで釣れる魚

「口が小さい」スモールマウスバスですが、ワーム等比較的小さめのものであればルアーでも十分に狙える魚です。

しかし季節毎に生態の変化があるため、使用する「タイプ」は季節毎に変えることも必要にはなってくるでしょう。

スモールマウスバスは特定外来生物に指定されている

ラージマウスバスとは違い「低水温への耐性」と「流れに強い」という特徴をもつ「スモールマウスバス」は、河川等に生息する、多くの「日本原産魚を捕食してしまう」ことから「特定外来生物」に指定されています。

その悪影響から「日本生態学会」ではスモールマウスバスを「侵略的外来種ワースト100」にも選定、積極的な駆除が行われている地域もあります。

スモールマウスバスの生態

さてここからは、スモールマウスバスの生態について、より深堀をしていきたいと思います。ラージマウスバスとの生態の違いは一体どんなところにあるのでしょうか?環境適応や大きさについて紹介していきます。

流れのある場所や冷水にも適応

ラージマウスバスとは違い、「冷水や激流に強い適応」をもつスモールマウスバスは、その高い適応力でアユやイワナ、ヤマメ等が生息する河川にも容易に生息、これら日本原産魚をエサにその繁殖を強めています。

最大で69センチの記録

記録されている「大きさ」の世界記録は約69㎝です。この記録は1955年の7月にアメリカテネシー州で行われた「ノールール部門」での記録ですが、当時は様々な物議を呼んだ記録だったようです。

ちなみに日本での最高記録は、公式でありませんが、2018年に山形県の最上川にて55㎝を釣り上げたという話があります。

スモールマウスバスの釣り方①ハードルアー

続いて、紹介するのは「スモールマウスバスの具体的な釣り方」です。その具体的方法について①「ハードルアー」②「ワーム」③「タックル」④「セオリーやパターン」に分け、それぞれを詳しく見ていきます。それではまず①の「ハードルアー」から見ていきましょう

ハードルアー①ミノー

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ワカサギ等の小型魚を捕食する時期に有効なルアーです。「ジャッカルのダウズビドー90SP」などを使用したハイピッチでのロールアクションや高速でのリトリーブアクションに最適です。

ハードルアー②トップウォーター

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中層ではなくトップ(水面付近)かボトム(底)を生息域にするスモールマウスバス。トップウォーター系のルアーは水面をトレース(ルアーを引いてくるアクション)することができるため、トップ付近での有効な反応が期待できます。

ハードルアー③スピナーベイト

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ワイヤーベイトとも呼ばれる同ルアーの特徴はズバリ「アピール力」と「根がかりのしにくさ」です。障害物の多い激流の河川にも環境適応するスモールマウスバス。持ち前の「根がかりのしにくさ」で適時に対応してくれるでしょう。

スモールマウスバスの釣り方②ワーム

次は、スモールマウスバスの釣り方その②「ワーム」についてです。主に湖に生息する「小さいエサを捕食しているスモールマウスバス」には2インチから3インチの大きさが丁度いいサイズ。しかし河川生息の「大きいエサ」を捕食している場合は大きめのワームでもOKです。

ワーム①ダウンショットリグ

フック下にシンカー(重りのような物)をセットしたダウンショットリグは、ボトムでの「ズル引きアクション」に最適。ボトム(水底)に好んで生息するスモールマウスバスに「有効な一手」となるアクションを生み出します。

ワーム②ノーシンカー

その名の通り「シンカー(重り)を付けない」仕掛けです。キャスト性とナチュラル感溢れるモーションで自然な動きを演出、「ゆっくりと沈む」その特徴でトップ付近に生息するスモールマウスバスを誘います。

ワーム③ネコリグ

ストレートワームのトップにネイルシンカーを差し込み、ワーム腹部にフックを「ちょい刺し」した仕掛けです。非常にシンプルな仕掛けで根がかりを回避。障害物への圧倒的な対応力が特徴です。バス用のルアーに関してはこちらの記事でも紹介しています。

スモールマウスバスの釣り方③タックル

「スモールマウスバスの釣り方」続いては③、タックルについてです。適時適切な「タックルコンビネーション」は釣果を大きく左右します。スモールマウスバスに適したその内容とは?仕掛けとライン(糸)について見ていきます。

タックル①ライトリグ用のタックルはマスト

スモールマウスバスをターゲットとした釣りは「スピニングタイプ」での軽めタックルコンビネーションがおすすめです。軽量なスピニングリールと軽量なロッドに「2~3インチ」のルアーが基本装備となります。

しかし、河川等に生息するスモールマウスバスは普段川魚なども捕食しているため、大きめのルアーでも釣れないということはありません。「フィールドに適したタックルを適切に組む」ことをおすすめします。

タックル②細目のラインがおすすめ

基本はライトリグ(軽めの仕掛け)になりますので、ラインもやはり「細目」がおすすめです。ライン(糸)には「ナイロン」「フロロカーボン」「PE」の3種類の素材があります。

それぞれにメリット・デメリットはありますが、「VSスモールマウスバス」で考えた場合「細目」という選択は共通になってくるでしょう。フロロであれば4Ibか5lb、ナイロンであれば6lbか8lbが適切。障害物周辺ではフロロで6lb、ナイロンで8lbといったようにシチュエーションに応じた対応も必要になってきます。

スモールマウスバスの釣り方④セオリーやパターン

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