海の中や釣り上げたとき、図鑑などでは青緑色をしているのですが、水揚げされて死んでしまったときや、休息時、釣り上げられて興奮している時は赤味がかった体色に変わるという特徴も持っています。極端に色が変化するので、グルクンは赤色をした魚と認識している人もいる様です。
グルクンの分布
インド洋の熱帯域、日本南部からオーストラリア、ニューカレドニアまでの西太平洋の熱帯域の沿岸部に広く分布する。日本での種な分布域は、奄美諸島、琉球列島、および小笠原諸島、伊豆諸島南部などに分布しています。ただし日本では、稚魚や若魚暖流に乗って本州南部大平洋岸まで出現することがあります。
グルクンが釣れる場所
狙う場所
グルクンはサンゴ礁の周りを群れで泳ぐため、海底がサンゴ礁になっているところが狙い目。水深は30メートルから60メートルくらいです。夏の暑い時期は水深20メートルほどでも釣れるところもあります。
ポイント
沖縄ではチービシとやばれる場所が有名です。グルクンのポイントは他の地域でもそうなのですがほとんど同じです。なので、一度ポイントがわかってしまえば、ポイントを探すことはなく、ほとんど同じ場所で釣れます。
グルクンの釣り方
サビキ釣り
使用するタックルは長さは役2メートル。リールは小から中型の両軸。仕掛は市販のグルクン用サビキを使用し、その上下どちらかにコマセカゴをセットします。(図は下側)水深15メーチルから40メートルぐらいを狙うのが主流です。釣り方はアジ釣りなどと同様に、底ダナ付近でコマセを振りアタリを待ちます。