熱中症対策の飲み物の作り方紹介!水分補給におすすめの5つのレシピ

自作した熱中症対策の飲み物の保存について

市販のものと違い、自作のものは保存料などが入っていないのでオーガニックを好む人には安心ですが、保管には十分に注意が必要です。基本的に作った当日に飲み終えるのが理想ですが、朝が早い日などは前日に作り置きしたいものです。自作の飲み物はどのような点に気を付けて保存したらいいのでしょうか。

入れ物などは煮沸・アルコール消毒

熱中症対策に自作した飲み物を入れる容器が清潔でなければ、細菌が繁殖し食中毒や腹痛の原因にもなりかねません。当日に飲み切るものは勿論、翌日のための作り置きの場合も保存する入れ物の消毒をしましょう。

煮沸消毒

鍋底に布を敷き、容器が浸るくらいの水をいれます。強火で加熱し、沸騰した状態で容器を5分煮てください。ただし、ゴムのついているものは変形する恐れがあるので不安であれば早めに取り出してください。容器を取り出し、乾いた布の上に口を下にした状態で置いて乾燥させます。煮沸しても大丈夫な容器なのかを事前に確認するのをお忘れなく。

アルコール消毒

身近にあるホワイトリカーや焼酎など度数の高いアルコールを使用します。容器をしっかりと洗い、水分を完全に拭き取ります。手を綺麗に洗ってから容器の中にアルコールを入れ、全体に行き渡らせます。布やキッチンペーパーで拭き上げて完成です。最後に、市販されているアルコール除菌スプレーをして自然乾燥させてもいいでしょう。

長持ちさせたい場合はクエン酸を

材料でも使われるレモン、グレープフルーツやキウイといった果物やお酢に含まれるクエン酸には、抗菌作用があるといわれており、疲労回復効果もあるので、保存にも熱中症対策にも嬉しい効果が期待されます。薬局やスーパーなどで950グラム入りのものを500円~700円ほどで購入できますが、必ず「飲料可能」のものを選んでください。

冷蔵庫で保存し、できれば当日に消費する

クエン酸の効果として、暗所であれば常温保存が可能ということも挙げられますが、水自体が腐りやすい性質も持っていますので、冷蔵保存・当日消費をおススメします。見た目や味、臭いに違和感を感じた場合は飲まないでください。

熱中症対策飲み物の作り方①【基本の経口補水液】

経口補水液は砂糖、塩、水、レモン汁の4つの材料でできるもので、それぞれの量を調整することにより味が変わってきます。基本を押さえておけば味は好みで変幻自在です。今回は、一番身近なポカリスエットのような経口補水液をご紹介します。

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