アルファスエアストリームカスタムとは
2018年に発表されたベイトリールで、「アルファスエア(元々ベイトフィネスで評判が高い)のストリームカスタム(より渓流向けに考えられたモデル)」として販売されました。
開発にはベイトフィネスの第一人者である本山博之氏が携わっており、今も人気の高いリールの一つです。これからアルファスエアストリームカスタムの魅力を皆さんに紹介していきます!最後まで読んでいって下さい
アルファスエアストリームカスタムはダイワのリール
アルファスエアストリームカスタムは、ダイワが前述した本山博之氏の協力のもと開発・製造したリールです。そして、ダイワはアルファスというリールも販売しておりアルファスシリーズとして知られています。
ダイワのアルファスシリーズについて
アルファスシリーズは、2004年に初めてダイワによって誕生しました。2019年には、9代目となるモデルも発売されておりダイワの技術と伝統がつまったシリーズとして、人気のあるリールです。
ダイワについて
1958年に釣具メーカーとして創業された日本の企業です。その当時から世界にも認められる程高い技術力を持っており多くの釣り師の要望に応えてきました。それから現在までの約60年間に渡って新しい製品を発表しており、今も多くの釣り師から選ばれている釣具総合メーカーの老舗企業です。
アルファスエアストリームカスタムのインプレ
この、アルファスエアストリームカスタムは、元々渓流ベイトフィネスの入門者向けに設計されたモデルで非常に扱いやすくなっています。
しかも!現在では中級者~上級者まで多くの人々が好んで使うほど高いスペックを持っており、キャスティングの軽快さや、バックラッシュの軽減などでノンストレスなベイトフィネスが実現可能となっています。
アルファスエアストリームカスタムのインプレ①キャスティング精度
渓流でのルアーフィッシングで特に力を発揮するのが、キャスティングのしやすさです!キャスティング精度も安定させやすく大小様々なルアーで攻めることが出来るうえハイギアモデルならではの巻き心地も体感することが出来ます。
アルファスエアストリームカスタムのインプレ②バックラッシュがしずらい
バックラッシュしずらいリールとしても、広く知られています。ブレーキ設定もしっかり行えていればノーサミングでもバックラッシュがほぼ無いとも言われるくらいなのでベイトフィネス入門者で技術に自信がないひとでも安心してベイトフィネスに挑めるでしょう。
アルファスエアストリームカスタムのインプレ③淡水専用
アルファスエアストリームカスタムは渓流専門機かつ淡水専用で、ベイトフィネスでも特に渓流においてはこのリール以上に信頼できるリールはそこまで多くないでしょう。
渓流に置いて考えられる様々なシチュエーションを想定した作りになっており、多彩なキャスティングを実現してくれます。
アルファスエアストリームカスタムの特徴
ここでは、アルファスエアストリームカスタムの内部に迫っていきます。アルファスエアも十分な評価を受けているベイトリールですが、アルファスエアからどのような進化を遂げて今のカスタムモデルとなっているのか解説していきます。
スーパーメタルフレーム
ダイワのベイトリールのほとんどに採用されている材質で高度な耐久性に優れています。実釣においてのリトリーブ時に起こり得るラインのネジレやボディのユガミ・ヨレをできるだけ抑えてくれる作りとなっていて、滑らかな回転をアシストしてくれます。
ザイオンサイドプレート
ダイワが開発した腐食しない高密度のカーボン素材のことを「ザイオン」といい、とにかく軽く且つ剛性は金属ほど強いものとなっています。
これがサイドプレートに採用され軽量化に一役買っており、それと同時に優れた強度も発揮しています。
アルティメットトーナメントドラグ
ダイワのドラグには元々「フィネス」と「ハイパー」の2種類があり、「アルティメット」はその2つのドラグより一段上のドラグにだけ許された高い基準を持っています。
しかしながら「フィネス」や「ハイパー」の中にも「アルティメット」と呼ばれる物もあります。ですが!それらは厳しい基準をクリアしており「アルティメット」に相応しい極僅かな厳選されたものだけとなっています。
スピードシャフト
アルファスエアストリームカスタムは実質シャフトがありません(シャフトレス)になっています。このためスプールには余計な摩擦が起こらなくなっており理想的な回転力を実現できます。
それゆえリーリングもスムーズにできて、想像できるあらゆるトラブル回避につながります。
ストリームトラウトブレーキチューンスプール
直径31ミリのG1ジュラルミン製のストリームトラウトブレーキチューンスプールです。一番の特徴は直径31ミリと比較的大きいスプールなのでラインの巻取りが早く行えるようになり、手返しもよくなる要因の一つと言えるでしょう。
アルファスエアストリームカスタムのスペック
アルファスエアストリームカスタムを使う上で、知っておいた方がいい製品の仕様についてアルファスシリーズと比較しながら見ていきます。リール本来の性能を理解することで、実践でも余裕をもった動きが可能となります。
アルファスエアストリームカスタムの重さ
アルファスシリーズと比べても、重さにはそれほど大きな違いはありません、アルファスエアストリームカスタムの重さは165gで、最近のアルファスシリーズもほぼ同じです。
ただ、昔のモデルだと200gを超えている物も存在していますが、一般的にはタックルは軽い方が扱いやすいといわれているので、それを踏まえるとベイトリールの中ではトップクラスに扱いやすいと言えます。
アルファスエアストリームカスタムの大きさ
ベイトリールの大きさに関しては、まずリールごとに型番というものがあります。名前の後ろに数字やアルファベットで表示されており、初心者の方は困惑する人も多いでしょう。
簡単に説明するとダイワのベイトリールは3桁もしくは4桁で番手が付いていてそして前の2桁がリールのサイズになります。最近のアルファスシリーズのほうが若干大きいものがおおいですが、ベイトリールではそこまでリールのサイズは問題視されておらず、どちらかといえばギア比を論じることの方が多いでしょう。
アルファスエアストリームカスタムのギア比
アルファスエアストリームカスタムのギア比は7.2でハイギアになります。アルファスシリーズでも最近のモデルは同じギア比のものも存在します。ただ渓流ベイトフィネスでの戦いにおいてはアルファスエアカスタムの方が向いているでしょう。