ラミレジィとは?
皆さんはラミレジィという熱帯魚をご存知でしょうか?まずどんな熱帯魚なのか、そして分布や生息地について解説していきます。聞いたこと事がないという方もまずはその姿や、生息地から理解してみてください。
美しい熱帯魚
熱帯魚には様々な種族がいて、皆個々に違ったウロコや見た目を持っていますが、この魚のウロコは綺麗に輝いて、色がとても鮮やかなのです。その綺麗な見た目のため世界各地でこの魚を観賞魚として飼育されているのです。
南米原産で品種改良がさかん
おもに南アメリカ大陸が原産となっています。そして体の大きさは10センチ前後で熱帯魚としては並くらいのサイズと言えます。またその輝く鱗のバリエーションを増やすためにも品種改良が盛んにおこなわれている熱帯魚なのです。さらに大きさが小さい熱帯魚クーリーローチについて気になりましたら、こちらの記事を合わせてご覧ください。
ラミレジィの種類①国名にちなんだ名前
品種改良が盛んでいくつかの種類に分かれたラミレジィですが、国名にちなんだ名前をしている種類がいます。そんな二つの種類について解説していきます。見た目の特徴や生態などをできるだけ分かりやすく記述していきます。
ドイツラミレジィ
名前からもわかる通りドイツで養殖されたタイプになります。写真の見た目は全体的に淡く白くなっていて、透明感ある輝きを放つウロコを持っている個体になります。ですが本来は暖色系の色をより鮮やかにしたものが多いようです。また全体的に体が長くなっています。
ジャパンラミレジィ
同じく名前からもわかる通り、わが日本国で養殖されたタイプになります。細やかな模様が描かれているウロコが特徴的です。日本でもあまり流通・養殖されていないために、希少でありその分価値も上がっています。
ラミレジィの種類②見た目にちなんだ名前
さきほどは養殖された国が所以となるような、国名にちなんだ名前を持つ種類をご紹介していきましたが、続いてはその見た目が想像つくような名前をしている種類を4つほど、その特徴などを記述していきます。
バルーンラミレジィ
主にドイツやオランダなどに養殖されているタイプで、名前からもイメージできるように風船のようにぷかぷかと浮かびそうに、ぷくりと丸っこいタイプとなっています。美しさと可愛さを兼ね添えていますのでおすすめです。
ミクロゲオフォーガスラミレジィ
主にボリビアで養殖されているタイプになります。その一番の特徴はカラダの大きさが大きいことでしょう。描かれているウロコのパターンは通常のワイルド個体と大差はありません。そのことから見分けがつかない場合が多いです。
ブリリアントラミレジィ
そのブリリアントという宝石にちなんだ名前からもイメージできるように、宝石のように美しく、ウロコの色は少々青みがかっているような感じです。暖色系の色もしっかり残っているので、そこにアクセントが効いてとても美しいです。
ブルーダイヤモンドラミレジィ
こちらも宝石にちなんだ名前となっていますが、その見た目は名前からもわかる通り本当に青々としていて美しいです。ほかの種類とはその色が大きく異なるため、より一層水槽内で映えるのではないでしょうか。
ラミレジィの飼育方法①餌
こちらの見出しではそんな美しく輝く鱗を持つ熱帯魚を飼育する際、必要となってくる餌にはどんなものがよいのかをご紹介していきます。4つほど商品をご紹介しますので、気になる方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
餌①ディスカス専用の餌
同系の品種であるディスカス用の餌を与えると体色がきれいになったり、発光もキレイになったりする効果があるので、大変お勧めな餌になります。また市販のペットショップや通販でも簡単に入手することができます。
餌②冷凍赤虫
こちらの冷凍アカムシはほとんどの観賞魚が好物であり、いわばおやつなのでたまに与えるのがおすすめです。また冷凍しておけるので保管も楽にできますし、匂いも気にならなりません。瞬間的に冷凍されているため成体時の栄養分をそのままで維持できています。
餌③ブラインシュリンプ
こちらは赤ちゃんに食べさせるベビーフードの様な感じで、稚魚の時に与えてください。成長の促進効果があるような成分が入っていますので、元気に成長させるためには欠かせないアイテムとなっています。
餌④稚魚用フード
こちらの商品も先ほどと同様に、稚魚用の餌となっています。そのパッケージ部分にも書かれているようにぐんぐん大きくたくましく育つような、栄養分がぎっしりと詰まっていますのでお勧めな商品になります。
ラミレジィの飼育方法②飼育に必要な道具
さきほどは食料となる餌を4つほどご紹介していきましたが、実際に熱帯魚を飼育するとなれば、その生態に合った環境を作り準備しなくてはなりません。そんな飼育に必要なアイテムをこちらで紹介していきます。
必要な道具①水槽
上記に掲載している商品は30cm水槽になりますが、だいたいこれくらいの大きさであれば2匹は飼育できます。また二回りほどサイズが大きくなるような45cm水槽であれば、4匹飼うことができるということを目安に参考にして購入を考えてみてください。
必要な道具②水草
水槽は実際の生命がある植物から人工的に作られたものまでありますが、水草は育てるタイプがお値打ちでありおすすめです。また先ほど紹介した水槽のサイズに合った分の水槽を用意するようにしましょう。
必要な道具③照明
夜間や部屋が暗いときでも水槽がライトアップされたら、ラミレジィの綺麗に発光するその鱗と相まってよりきれいになることでしょう。また先ほどご紹介したような水草の育成を促進する効果もあるので、水槽に対応するサイズの照明を用意しましょう。
必要な道具④ろ過装置
水槽を立ち上げる際に忘れてはいけないのが、上記に掲載しているようなろ過装置になります。観賞魚などが水槽で生活すると、必然的にえさやふんの影響で水質が悪化していきます。その水質を適応化させるためにも大事なアイテムになります。
必要な道具⑤クーラー・ヒーター
熱帯魚は野生の自然に生息しているような、もともとの個体は温暖な海域の水中に生息しています。そのため寒さにめっぽう弱く、水温が低いとストレスを感じてしまうだけではなく、身体そのものに負担をかけてしまうことになります。したがって適温を維持するためにもクーラーやヒーターが必要になってくるのです。
ラミレジィの飼育方法③飼育環境
先ほどは飼育アイテムをいくつかご紹介していきましたが、どんな環境を常に維持しておかなくてはならないか、そのことについて触れてお話ししていきます。必須条件ともいえることですので、もし飼育を検討している方は是非ご覧になって参考にしてください。