釣り用クーラーボックスの特徴
一般的なアウトドア用のものと、釣り用のものにはいくつか違いがあり、それぞれ特徴も異なっています。釣りには最適な便利な機能を搭載したもの、オプションをつけることで釣りを快適に行うことができるようになるクーラーなど様々あります。
魚投入口がついたクーラーボックス
蓋にもう1つの蓋がついている2wayタイプが釣り用のクーラーボックスに多い傾向があります。魚を投入するための専用の蓋なので、無駄に冷気を逃がすこと無く魚を入れることができます。必須オプションではありませんが、あると便利です。
竿を固定したり小物を入れるオプション付きのものもある
ただ獲物を入れるための箱ではなく、釣り道具そのものを固定したり、ワームを入れるなどのオプションがついているものもあります。こちらも魚投入口と同様に、絶対に必要なものではありませんが、快適性を重視する場合は重要です。
釣り用とキャンプ用のクーラーボックスの違い
一言で言っても様々な種類がありますが、釣り用とキャンプ用では大まかな違いがいくつかあります。購入する際に間違えてキャンプ用のものを選ばないように注意しましょう。保冷する魚は鮮度が大切です。
一番の違いは「保冷力」の高さ
一般的なアウトドア用のものに対し、釣り用は保冷力が高いことが特徴です。釣り用なら釣った魚を自宅までの十数時間、遠征なら3日から4日ほど保冷する力が必要です。キャンプ用は数時間の保冷力しかないものが多いため、保冷力が長時間続くものを選んでください。
見た目の違いはほとんど無し
釣り用とキャンプ用では見た目の違いがさほどありません。釣り用と表記してあれば素晴らしいですが、メーカーによっては用途の記載が無いものがあります。釣り用と他のアウトドア用を見極めるには、使われている素材について知る必要があります。次の項目で詳しく解説していきます。
クーラーボックスの選び方
ざっくり選び方と言っても、素材や容量の観点から適切な選び方は異なります。まずどんな素材があるのか、容量はどれくらいが良いのかなどいくつかの知識を得ておく必要があります。。この知識を利用し、ぜひ最強のクーラーボックスを探し当ててください。
クーラーボックスの素材
代表的な素材は全部で3つあります。素材によってメリットデメリットがあり、用途によっては使いにくい場合も出てきます。保冷力そのものは、使われている素材でほぼ全て決まりますので、どんな素材のものがあるのかしっかり把握し、適切に選んでください。
一番安価な「発泡スチロール」素材
中で一番安価な「発泡スチロール」素材のものは、保冷力も低めで繰り返し使えるタイプではないので、基本的に使い捨てを想定としたものです。メリットとしてあげられるのは、価格が安いという点だけです。釣り用としては最適とは言えません。数時間保存するだけなら便利です。
一般的なアウトドア向け「発泡ウレタン」素材
ホームセンターや専門アウトドアショップでも販売されていることが多い「発泡ウレタン」で作られたものは、保冷力もしっかりあり、値段も手頃なものから高価格なものまで様々存在しています。釣り用だけでなくキャンプを想定している方は発泡ウレタン素材で作られたものが良いでしょう。
驚異的な保冷力の高さ「真空断熱パネル」素材
「真空断熱パネル」素材は釣り用として見れば最強クラスです。小型でも高価なものが多いですが、メーカーによっては釣りに特化したオプションパーツを豊富に取り揃えたものもあるため、釣り用には最適のクーラーボックスと言えます。保冷力だけを見る場合は真空断熱パネル一択です。
クーラーボックスの容量
容量は小さな物で4Lから、大きなものは60Lを超えるものまであります。釣り用として見るならば、最低でも10L以上のものを選ぶようにしましょう。一般的にオススメと言われている容量は15Lですが、詳しい内容については次の記事が参考になります。
保冷最強のクーラーボックスランキング25をご紹介!
釣り用で一番重視する点は「保冷力の高さ」です。保冷最強のクーラーボックスを25個厳選し、ランキング形式で特徴やメリット・デメリットを交えてご紹介していきます。値段が安いものから高いものまでチョイスしていますので、ご自身の財布と相談しながら選んでみてください。
保冷力最強のクーラーボックスランキング:第25位
ランキングでは最下位になりますが、シンプルで使いやすいことが特徴のAstage(アステージ)のフォレスクルーも保冷力が高く、釣り用として最適と言えます。安心安全の日本製品で非常に安価な為、購入者も続出しているタイプで、目立たないデザインも高い評価を受けています。
安価で使いやすい「Astage(アステージ)フォレスクルー」
素材が発泡ポリエチレンなので保冷力も高く安価という点が最大の特徴。見た目もシンプルで一般的な印象がありますが、容量が25Lなので釣り用に最適な大きさと保冷力を兼ね備えたコスパが良い製品です。とりあえず欲しいならこれ1つあれば十分です。
安心安全の日本製で安価
海外製が多い中、フォレスクルーは日本製造で日本人向けの大きさと保冷力を備えています。細かい構造や仕組みをしていて実用性が高い一品。また値段が安いので比較的手を出しやすいものの1つなので、初心者から上級者まで幅広く愛用することができます。
Astage(アステージ)フォレスクルーの詳細
- 日本製造
- 外寸:475xD:280xH:342㎜
- 内寸:391xD:199xH:313㎜
- 重量:約2kg
- 容量:約25L
保冷力最強のクーラーボックスランキング:第24位
24位はコールマンのエクスカーションクーラーの15Lがランクインしました。アウトドアメーカーとしては有名なコールマン製のもので、キャンプ用途だけでなく釣り用としても最適です。アウトドアメーカーとしては日本では最も有名です。
バランスの良い「エクスカーションクーラー15L」
アウトドア用としては王道のエクスカーションクーラーですが、保冷力も高くナマモノを入れても新鮮さを長時間キープすることが出来ます。開け口に留め具が無いので、無理やりふたをすることが出来ない点が唯一のデメリットです。
保冷性能は抜群で釣り向け
コールマンのクーラーボックスはどちらかと言えばキャンプより釣り向けの仕様になっており、高い保冷性能と使いやすさが特徴です。ハードタイプなので椅子代わりにもなりますし、値段も安いので買いやすい、コスパの視点から見れば最強クラスと言える候補の1つです。
エクスカーションクーラーの特徴
- 容量:15L
- 収納目安:500mlペットボトルだと16本
- サイズ:約39×31×高さ29cm
- 重量:約1.8kg
- 材質:ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン
- 仕様:サーモオゾンインサレーション、イージークリーントップ、持ち運びしやすいベイルハンドル
- 保冷力:1日
保冷力最強のクーラーボックスランキング:第23位
保冷力最強と言える23位はAstage(アステージ)のフォレスクルー7Lです。先程25位で紹介したものの7Lバージョンで、小型なので持ち運びが容易になっています。耐久性も高いことも特徴。