【完全版】星景写真のイロハ!おすすめのカメラ・レンズ・設定まで

状況別設定④暗さOK!撮影に最適な条件の場合

肉眼でも多くの星がよく見える環境では、以下のように設定するのが良いでしょう。先ほども記載しました通り、月の満ち欠けによって明るさは大きく変わるので、実践する際は設定の微調整も必ずしてくださいね。

  • ISO感度:800~1600
  • F値:レンズの開放値
  • シャッタースピード:10~20秒

星景写真を撮りたいカメラ初心者さん!まずは家で試し撮り!

星景撮影は夜間に行いますし、市街地に比較してかなり光が少ないところに行くことがほとんどです。機材もそろって、いよいよ実践!といきたいところですが、まずは自宅で練習して使い方に慣れることを強くオススメします。

家のベランダでピント合わせを練習

都心などビルなどの明かりがかなり明るい地域でも、1等星であれば目視で見えるのではないでしょうか。そういった星などでベランダや近所の公園などで撮影してみると撮影中はどういう状況になるのか等がわかり、良い練習になります。

いきなりスポットへ行くのはケガの恐れも

星景撮影のスポットはほぼ間違いなく真っ暗なところです。そのため、当然、足元なども確認しにくいですし、そういった環境の場所は足場が悪いことも多いです。カメラなども重量があったりして、思わる場面でケガをするリスクも増えます。十分にご注意ください。

星景写真が撮れる!おすすめスポット

家での練習で機材の使用に慣れたら、今度は撮影スポットでの撮影に出かけてみましょう!今回は初心者の方でも行きやすい場所を3か所厳選しました。是非、手始めに撮影する場所の参考にしてください。

【長野県】富士見パノラマリゾート

長野県にある富士見パノラマリゾートでは、諏訪地方や甲府盆地の夜景も見渡せます。もちろん星景もきれいですよ。9月には観察会も行われていますので、興味のある方は参加してみても良いかもしれません。

施設URL:https://www.fujimipanorama.com/summer/

【兵庫県】兵庫県立大学西はりま天文台

こちらの天文台は、高速道路のICから10分程度とアクセスが良いのが特徴です。夏は混みますが、冬は比較的空いています。一般公開では最大の望遠鏡もあります。光害が少なく星景撮影しやすいスポットです。

施設URL:http://www.nhao.jp/

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