巨大生物②ゴライアスバードイーター
ゴライアスバードイーター(和名:ルブロンオオツチグモ)とは、南米の熱帯雨林に生息するクモの一種です。脚を広げると全長約30cmと子犬ほどの大きさになり、メスは最長で20年生きることもあります。毒を持ちトカゲやネズミなどを食べるほか、その名の通り鳥を捕食することもあります。
巨大生物③チャンズ・メガスティック
チャンズ・メガスティックとは、インドネシアのボルネオ島に生息するナナフシの一種です。体長は約35cm、足を伸ばした全長は55cmにもなります。2008年に発見された新種で発見者のダトゥク・チャン・チュー・ルン氏にちなんで名付けられましたが、詳しい生態は謎に包まれています。
モンゴリアンデスワームのミイラ発見か?
モンゴリアンデスワームの特徴と酷似するミイラが見つかったと話題になったことがありました。果たして本物のミイラだったのでしょうか?それとも誰かのいたずら心によるフェイクだったのでしょうか?
残念ながら偽物と判明
ある時、モンゴリアンデスワームのミイラではないかとされる写真がインターネット上で出回りました。しかしその後の調べによって、このミイラは実は在米のアーティストによって制作された作品だったと判明しました。
目撃談はあれど未だに映像は一切ない
先に述べたように数々の目撃談があるものの、残念なことに映像は現在に至るまで撮影されていません。ただ、これだけ目撃例が多いのですからいつかは撮影に成功する人が現れてもおかしくありません。ぜひ今後の調査に期待しましょう。
ゴビ砂漠の恐竜化石
ゴビ砂漠は数多くの恐竜化石が発掘されることでもよく知られた土地です。このようにどこかミステリアスな風土が、未確認生物の噂を生んだのだと考えることもできるでしょう。ここでは、発見された恐竜化石のうちからいくつかをご紹介しましょう。
恐竜化石①卵を抱いたオヴィラプトル
オヴィラプトルとは白亜紀後期の恐竜で、最初の化石は1923年に発掘されました。その名前はラテン語で「卵泥棒」の意味で、卵が並んだ巣の近くで発見されたことから名付けられました。しかし後になってその卵からオヴィラプトルの子どもが見つかったことから、実はオヴィラプトル自身の卵であったことが分かったのです。
恐竜化石②プロトケラトプスとヴェロキラプトルの格闘
こちらも白亜紀後期の恐竜化石で、1971年に発掘された有名なものです。草食恐竜で角竜の一種であるプロトケラトプスと肉食恐竜のヴェロキラプトルがまさに格闘中のように組み合ったまま化石になっており、非常に珍しいものです。両者が同時に死んでしまった理由は分かりませんが、様々な想像をかきたてる化石です。
可能性を捨てられない!実在した未確認生物
ここまで様々な調査例や目撃談について見てきましたが、いまだ存在が証明されていないモンゴリアンデスワームはやはり架空の生き物なのでしょうか?しかし今日では誰もが知っているような動物でも、想像上のものに過ぎないと考えられていた例がいくつもあるのです。
実在した未確認生物①ゴリラ
例えば今では動物園でも人気者のゴリラですが、19世紀までは未確認生物だったのです。ゴリラが暮らすアフリカの熱帯雨林でその目撃例はあったのですが、そこまで大きな猿人類はいないだろうと思われていました。
実在した未確認生物②シーラカンス
生きた化石として知られるシーラカンスは、約6600万年前の白亜紀を境に絶滅したと考えられていました。しかし、1938年に南アフリカ沖にて現生種の存在が確認され、世界が騒然となりました。
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実在した未確認生物③ダイオウイカ
ダイオウイカは古くは海の魔物クラーケンのモデルで、想像上の生き物とされていました。このように発見されるその時まで実在の可能性は捨てきれないのです。それはモンゴリアンデスワームにも言えることでしょう。
未確認生物の魅力
未確認生物(UMA)としては、モンゴリアンデスワーム以外にもネッシーやフライングヒューマノイドなどたくさんの種類が知られています。最後に、そのような未確認生物全体に共通する魅力をご紹介しましょう。
魅力①存在が否定されても探したくなる
例えばかの有名なネッシーは、ブームのきっかけとなったのは1枚のトリック写真だったことが、撮影に関わった人物の証言で明らかになっています。にもかかわらず、近年に至るまで調査が行われているのです。信じる人がいる限り捜索は続きます。
魅力②好奇心をくすぐる
純粋に知りたい、見てみたいという気持ちを誘うのが未確認生物です。好奇心は人間の性であり、これを原動力に人間社会は発展してきたと言っても過言ではありませんから、いくつになってもこのような気持ちは大事にしていきたいものです。
魅力③未確認でなくなっても魅力はなくならない
ゴリラのように、存在が確認されると愛着がわくといったこともあります。また、ゴリラについてはまだその生態については明らかになっていない部分も多くさかんに研究が行われているなど、夢は尽きません。
発見されるその日まで未確認生物は存在する!
以上のように、モンゴリアンデスワームは驚愕の生態を持つ未確認生物であり、数多くの目撃情報があることから実在の可能性を信じて調査を行う人々が後を絶たないのです。否定的な意見があってもあきらめず信じ続けるのも決して悪いことではありません。皆さんも探しに行かれてはいかがでしょうか?
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