岡山地底湖行方不明事件とは!不可解な事件の真相とその後に迫る!

洞窟へ足を運んだのは、高知大学の探検部に所属している大学生男女の5人組でした。入洞した時間は通報がきた日と同日の午前11時ごろ、洞窟内を探検していたころにさかのぼります。それから、午後2時30分ごろに部員の男子学生の一人が洞窟内で遊泳をはじめ、行方が分からなくなったそうです。

その後、警察への通報がされました。急かつ深刻な事態を重く受け止めた警察は、真っ先に捜索を始め、徹夜での懸命な捜索が行われました。捜索するにあたって、経験豊富な大学のOB達も同行し、5日間続きました。しかし、最終的には行方が分からなくなった大学生を見つけることは、できませんでした。

岡山地底湖行方不明事件に関する不可解な問題

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現在、この事件に関しての捜査は打ち切られていますが、謎が謎を呼び、いまだに多くの謎が残っています。そのどれもが不可解なものばかりで、特に話題に上がるものは下記の5点に分けられます。

入洞届けを提出していなかった

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今はこの洞窟に入ることはどんな状況であっても禁止されているので、決して入ることができませんが、当時はこの洞窟は県の天然記念物に指定されており、洞穴に入るには入洞届けが必須でした。それにかかわらず、学生たちは届け出を出さずに入洞したということでした。

入洞する前にも洞窟に関する情報とともに入洞する際には必ず入洞届を提出してくださいという新見市の教育委員会からの看板が設置され、義務付けられています。なぜこのように無理矢理に入洞しようとしたのでしょうか?

行方が分からなくなった男性がいるのにも関わらず、設置した道具を回収した

洞窟の内部に進むためには上り下りをするためのワイヤーが設置されていました。そもそも、水面の高さは5メートルというものであり、平均的な成人男性の2倍以上の高さはあり、上の図を参照していただいてもわかるように、設置されていたワイヤーがなければ、当然のように水面から洞窟へと戻ることは不可能です。

他にも洞窟内には多くのワイヤーを設置しなければいけない険しい断崖があるのにもかかわらず、事件が発生してから、部員達は、設置物をすべて回収し、洞窟を後にしました。その行動は、行方がつかめなくなった男子学生を閉じ込めてしまうことにつながります。この点は特に不可解極まりないです。

助けを求める声は無かったとの主張

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声が吸収されてしまう洞窟だったわけではなく、「タッチ」という言葉のみはきこえたという証言があります。このことは、地底湖の端にまで到達したうえで声を発し、仲間の耳にまで聞こえたことを表しています。当然ならこの間に男子学生はもどって来ようとするはずです。

ですが「助けて」などのこえは全く聞こえなかったという証言でした。ではなぜ助けを求める声が聞こえなかったのでしょうか。洞窟内は光源が一切ないためにライトがなければ非常に暗く、水流の影響もあり危険な個所が非常に多いです。何かあれば助けを求めるはずですが一体何が起こったのでしょう?

事件後に部長の記者会見が開かれなかった

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通常は事件についての記者会見を行うべき状況でした。ですが、部長の白米美帆さんと副部の長伊藤智子さんが逃げ回ったことや、マスコミがこの事件についての言及をしなかったこともあり、現在まで、この事件についての会見は行われていません。

おそらくこれからの就活などが不利になることを考慮して、会見を開かなかったのかもしれませんが、この時ばかりはいつものようなマスコミの異常な追及はなぜかみせませんでした。一体なぜなのでしょうか?

サークルHPやmixiなどで関連する情報が削除された

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事件が発生してから、サークルのHPや被害者やその関係者たちのmixiに変更が加えられ、挙句の果てに削除までされました。おそらく本人ではないパスワードを知る何者かによる修正が加えられたのですが、一体誰が何のために変更したのでしょうか?

意味深な変更点も多々あり、探検部の悪しき風習を体現したかのような様子を表す日記やそれに関する趣味なども変更が加えられましたが、ホームページが削除された今となっては、真相は闇の中です。

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