ワームでメバルを狙う場合、ジグヘッドをつけたジグヘッドリグを使用します。夜釣りの時は、鮮やかな色のワームを使用することでメバルの目を引きやすくなります。ミノーは小型のものを使用します。夜になるとメバルは水面付近まで移動してきます。ミノープラグは水面にいる小魚に似せた動きをしてメバルの注意を引くことができます。
メバル釣りのエサと付け方のポイント
メバルのエサはアオイソメなどの虫エサ、オキアミなどのエビエサを使います。キビナゴやイワシなどの小魚などもエサとして使うことができます。虫エサやオキアミは海中でメバルを誘うように動きをつけ、小魚は生きたまま針につけてメバルを誘うようにします。
アオイソメやオキアミ
メバルはイソメなどの虫エサや、オキアミなどのエビエサを使うことが一般的です。虫エサは、2~3匹ほどを針にひっかけると動きが良くなりメバルを引き付けやすくなります。エビは水中で動きが出るように、尾っぽの部分を針にチョンかけします。
イカナゴやイワシなどの小魚
メバルは水中で上を向きながら泳ぎ、上を泳いできた小魚を食べます。イワシなどの小魚をエサにする場合は、生きたまま針につけて水中で泳がせます。メバルのタナに合えば目の前にいる小魚に向かってきます。
メバル釣りで掛かる外道
メバル釣りでは、同じ根魚のカサゴが掛かることが多いと言われています。カサゴが釣れた場合は、針に刺されないように注意が必要です。また、河口付近ではフッコやスズキなどもかかる可能性があり、仕掛けを切られたり、ロッドを折られる可能性があります。
カサゴはメバル釣り定番の外道
メバル釣りの外道でも多いのがカサゴです。カサゴは、メバルと同じ海底の岩礁などに生息する根魚です。一般的にメバルよりもタナが低いことが多いので、カサゴばかり釣れてしまうときは仕掛けの位置を上にずらしてあげるとメバルがかかりやくなることもあります。カサゴは毒針を持っているので、掴むときには注意が必要です。
フッコ・スズキがかかることも
河口付近でメバル釣りをしているとつれやすいのがフッコやスズキです。釣れてくれると嬉しい外道なのですが、スズキクラスになるとサイズが大きいので、釣り上げるのが大変です。無理に上げようとすると、ラインを切られることや、最悪の場合竿が折られることもあります。上げる場合は、慎重に足元まで寄せてからタモでキャッチします。
メバル釣りでの注意点
メバルは背びれにトゲがあります。一般的に毒は持ってないと言われていますが、中には微量の毒をもった個体がいると言われています。メバル釣りの時間帯は夜に行われることが多いので、足元を照らす懐中電灯、落水したときのためのライフジャケットは必須です。
メバルをつかむときは背びれのトゲに注意
メバルは背びれに硬いトゲを持っています。素手で触ると、暴れた時に刺さってしまう可能性があるので注意が必要です。中には微量の毒を持った個体もいると言われていています。もし、刺された場合はすぐに真水で流し、消毒することで痛みや腫れを抑えることができます。
夜釣りは足元が暗いので落水に注意
メバル釣りは夜釣りの時間帯が多いので足元が見にくくなっていることが多いです。さらに、探り釣りをする場合は足元が不安定な場所が多いので、メバル釣りをする際には懐中電灯、ライフジャケットの用意は必須になります。
メバル釣りのおすすめ動画
メバルが水中では一体どういう泳ぎ方をしているのか、またルアーや仕掛けのキャスティング方法を実際に確認できる動画をまとめました。動画で確認することで、よりイメージしやすいと思います。
メバルの水中撮影の動画
メバルの立ち泳ぎを水中から撮影した動画です。メバルは、水中で立ち泳ぎをしながら上に来る小魚を狙っています。また、この泳ぎ方には自分自身を海藻に見せるように擬態しているとも言われています。群れで行動していることも確認できると思います。
メバルのウキフカセ釣り動画
電気ウキを使ったウキフカセ釣りの動画です。電気ウキを使うことで、夜間でもウキの動きを目視することができ、アタリを合わせることができます。また、エサの付け方やキャスティング方法なども参考になると思います。
メバリングの動画
ワームルアーを使ったメバル釣りの動画です。ルアーで狙う場合も、メバルのいるタナまでワームを落とし巻き取る必要があります。時間帯な時期によってメバルのタナは違うので、ルアーが着水したらカウントして少しづつタナを変えていく必要があります。
まとめ
メバルを釣るためのポイントをお伝えしました。メバルなどの根魚は成長が遅く、30センチサイズになるまで10年かかると言われています。そのため、釣りすぎるとその場所にメバルが居なくなる可能性もあります。サイズの小さな個体はできるだけリリースし、メバルの生息数を保てるように心がけることも大切になります。