サミングの正しいやり方を押さえてベイトリールを使いこなせ!

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はじめに

ベイトリールを使いこなすうえで、必ず必要となるテクニックが「サミング」です。攻める釣りをするためにベイトリールを使い始めたのはいいものの、このテクニックを上手く使えなかったために、ライントラブルに遭ったり、ルアーのコントロールができなかったりと、釣りどころではなくなってしまいかねません。そこで、今回は、ベイトリールをマスターするための第一歩として重要なテクニックである「サミング」について見ていきたいと思います。

サミングとは

「サミング」とは、ロッドを持っている手の親指を使って、ベイトリールのラインを押さえ、スプールの回転を抑えることをいいます。キャストした際、上手く投げられていれば、スプールが気持ちよく回転し、ルアーが前方にきれいに飛んでいくわけですが、ルアーが着水してからもそのままにしておくと、ルアーだけが止まり、スプールは回転し続けることになってしまいます。そうすると、この後にお伝えするバックラッシュといったトラブルが起こります。そうならないように、親指を使って、スプールの回転を抑えること、これを「サミング」といいます。

サミングの「サム」は「親指(=Thumb)」のことを指します

ちなみに、サミングの「サム」とは親指(=Thumb)のことを指し、親指を使って押さえることからサミングといわれます。この後にお伝えはしますが、スピニングリールでもサミングにあたるものはあり、その場合はフェザーリングと呼ばれます。

ベイトリールとサミングの関係

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