人気海外ドラマからのメッセージ「キース・オブライエンを偲んで」
本編が終わった後、キャストや製作者の名前が流れるエンドロールの直前、他の話にはない特別なクレジットが入りました。”In Loving Memory Of KEITH O’BRIEN”という見慣れないクレジットに困惑したり、「誰?」と疑問に思う視聴者が多かったようです。
人気ドラマ「メンタリスト」シーズン4・22話のエンドロール
この話題のクレジットはアメリカで放送されていたテレビドラマ、「メンタリスト」で見ることができます。シーズンが1から7までありますが、シーズン4の22話でエンドロール直前に挟まれます。”In Loving Memory Of KEITH O’BRIEN”は訳すと「キースオブライエンを偲んで」という意味です。
「キース・オブライエン」とは何者?
ドラマでこのようにメッセージを残されるキース・オブライエンはドラマに出演している俳優なのか?それともスタッフなのか?あるいは出演者の関係者なのか?突然現れたこの人物に、色々な噂が出て真相が気になる人も多く、一躍話題となりました。彼の謎を追ってみましょう。
出演者にはない名前
このクレジットの後に流れるエンドロールではキャストの一覧が流れますが、その中には「キース・オブライエン」という名前は見当たりません。名前のある役は元より、エキストラとして出演しているキャストにも名前がないことから、出演者というわけではないようです。
「キース・オブライエン」とは制作スタッフメンバー!
出演者に名前がないとすると一体どういう関わりがあるのか?と疑問が深まりますが、実はこのキース・オブライエンという人物は、俳優ではなくドラマの制作に携わったスタッフの一人でした。監督のコメントからそのことが明かされています。
みんなに愛されていたキース・オブライエン
キース・オブライエンが俳優ではなく、映画制作に携わったスタッフの一人だったということはわかりました。それでは、一体どんな人物だったのでしょうか?監督の話などからその人物像に迫ります。
制作スタッフの1人
キース・オブライエンはオーストラリアの出身で、他のスタッフと共にドラマ制作を支えた、キャストの荷物や機材などを運ぶドライバーだったようです。美しい声と、さらに素敵な笑顔を持つ、出演者や他のスタッフたちからも愛された人だったようです。
ガンにより製作中にお亡くなりになった
彼が亡くなったのはメンタリストのシーズン4制作中でのできごとだったそうです。ガンの闘病中でしたが、2010年10月にこの世を去ってしまいました。憶測ではありますが、オーストラリアでの死亡通知を見つけた可能性のある、主演で同じオーストラリア出身のサイモン・ベイカーと友人だったのではないかという噂もあります。
「キース・オブライエンを偲ぶ」は追悼の意だった!
監督からの提案で、このキース・オブライエンを追悼するためにエンドロール前にクレジットを入れることになりました。22話は主要人物であるチョウとサマーが別れてしまうエピソードです。さよならの悲しいエピソードに重ねて、彼を追悼することにしたのだそうです。愛されていたことがわかりますね。
メンタリストの見どころは?①
メンタリストはアメリカで非常に人気のあったドラマです。初回は1560万人が視聴し、週間視聴率ランキングのトップにもなりました。日本でも放送され、高視聴率を獲得しています。そんな大人気ドラマの魅力や見どころをご紹介します。
元詐欺師が犯罪コンサルタント!?
主人公のパトリック・ジェーンは観察力や記憶力がよく、催眠術などを駆使するメンタリストです。その能力を使って人の心につけ込み、霊能力者を装ってテレビなどに出演する、いわば詐欺師でした。しかし連続殺人鬼のレッド・ジョンに妻子を殺され、復讐するために能力を使ってCBIの犯罪コンサルタントとなります。
個性的なCBIメンバー
レッド・ジョンを追うジェーンに協力するCBIのメンバーも個性的です。CBIチームを率いるボスのテレサ・リズボン、捜査官のキンブル・チョウ、ウェイン・リグスビー、グレース・ヴァンペルトといった面々が団結して事件を解決していく活躍も見どころです。
宿敵、レッドジョンとの因縁
主人公と殺人鬼レッド・ジョンとの因縁はシーズン7まで続きます。殺した相手の血で描かれるスマイルマークを殺人現場に残すということ以外、すべてが謎に包まれたレッド・ジョン。ジェーンは果たして彼の正体を突き止めることができるのか?最後の最後まで目が離せない展開となっています。
マッドサイエンティストについてはこちら
メンタリストの見どころは?②
メンタリストは推理や主人公の心理戦などで事件を解決していく、刑事ドラマとしての魅力やレッド・ジョンとの対決が大きな見どころとなっていますが、様々な登場人物の人間関係が描かれるところも見どころの一つとなっています。
ミステリーだけじゃない!恋模様も盛りだくさん!
メンタリストでは大きく3組のカップルが取り上げられ、それぞれの恋の行方が話題となっています。本編だけでなく、恋模様の絶妙な描写もメンタリストの人気の一つです。カップルはどうなってしまうのか、ハラハラしながら見ていたファンも多いことでしょう。
ジェーン×リズボン
男勝りで恋愛に興味がなさそうなリズボンですが、シーズン1からジェーンのことを心配し、好意を寄せているように見られます。しかしジェーンは妻子を亡くしており、未だに結婚指輪ははめられたままです。果たして二人は結ばれるのか、その恋の行方も気になります。
リグスビー×ヴァンベルト
CBIの同僚であるグリスビーとヴァンベルトは早い段階から両想いになり、恋が実ります。しかしCBIでの職場恋愛は禁止されており、その恋は順風満帆とはいかず、様々な波乱を呼んでしまいます。紆余曲折を経て、二人の恋がどうなっていくのかも見どころです。
チョウ×サマー
生真面目でクールなチョウと、売春婦のサマーの二人の恋模様も気になるところです。生い立ちや性格も真逆の二人の恋の行方は、果たしてどこへ向かっていくのか、こちらも見逃せません。表情の固いチョウがサマーと触れて表情豊かになっていくのが癒しだというファンもいるほどです。
ジェーン役・サイモン・ベイカーの魅力!
妻子を亡くしたという過去を持ちながら、メンタリストというミステリアスな一面、一方でいたずら好きでユーモアがあるという特徴の多いジェーンを愛される魅力的なキャラクターとして作り上げたのはサイモン・ベイカーの素晴らしい演技に他なりません。このメンタリストで、彼は一躍大ブレイクを果たします。
甘いマスクで女性ファンが急増!
美しい金髪に青い眼、シリアスな顔やさわやかな笑顔のギャップや、よく鍛えていてマッチョな身体が魅力的であり、アメリカのTV雑誌では最もセクシーな男性として選ばれるほどの人気になりました。アメリカだけでなく、日本でも彼の演技やマスクに魅了されるファンが続出しています。
数々の賞を受賞
1993年から様々なドラマや映画に出演しており、メンタリストの前には「堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン-」というドラマでゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされました。メンタリストではさらに上回る人気を見せ、エミー賞、ゴールデングローブ賞、全米俳優組合賞の主演男優賞にノミネートされました。
グレース・ヴァンペルトはシーズン途中で妊娠していた?
シーズンの途中、現場に出たいと主張しながら、デスクワークが増えたヴァンペルトが少し不自然だという声がファンの中で上がっていました。話の中では全く触れられていませんでしたが、実はある事情によってヴァンペルトのデスクワークが増えていたのです。
ヴァンペルト役のアマンダ・リゲッティが2012年に妊娠
ヴァンペルト役を務める女優のアマンダ・リゲッティが、2012年に妊娠していることがわかりました。時期はシーズン5で、ヴァンペルトは妊娠するキャラではなかったため、大きくなったお腹を隠すためにあえてデスクワークをしていたのだそうです。
メンタリストを見るならここがおすすめ!!
メンタリストは日本でも様々な公式動画サイトでも公開されており、見ることができます。しかも、初回の登録なら無料期間があるのでお得に見ることができます。ここではメンタリストが見られる動画サイトをご紹介します。