人気の軽トラキャンプを楽しもう!魅力と実践方法をわかりやすく徹底解説!

軽トラキャンプがいま密かなブームになっています。荷物がたくさん積載できて、手足を伸ばして快適に眠れるのも軽トラキャンピングカーだからこそなせる技です。今回はその軽トラキャンプの魅力や実践方法を詳しくご紹介します。みなさんもその醍醐味を味わって見てください!

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暑がりで寒がりですがアウトドアが好きなライターです。興味を持って読んでいただけるわかりやすい記事を心がけています。
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軽トラに乗ってキャンプに行こう!

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農家さんが農作業をするための荷物を運ぶための仕事車というイメージが強く、なんとなく快適なキャンプとは結びつかない軽トラ。しかし最近この小さな車を活用した新しいキャンプスタイルが話題になっています。

新発想!軽トラを「移動手段&宿泊施設」に

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この新しいキャンプスタイルは、従来の作業用荷物の運搬用途といった考え方から、移動手段としても宿泊場所としても使えるようにしてしまおうという新しい発想から生まれました。

軽トラキャンプの魅力&おすすめポイント

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宿泊場所にも活用すると言ってもただ単に車中泊をすると言うことではありません。宿泊のための具体的な工夫事例は後ほどご紹介しますが、まずは軽トラでキャンプをすることの魅力から見ていきましょう。

燃費が良くて経済的!

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人気車種でもあるダイハツのハイゼット・トラックを例にとると、1リッターで17.6〜19.6kmも走ってくれる燃費の良さは、いろいろな場所へキャンプに出かけたい方にとっても大きな魅力です。

燃費の良さ以外にも、普通車に比べ各種税金が安いところもおすすめのポイントです。自動車税を軽自動車税を比べてみると、前者が39,500円(1.5〜2l)に対し後者は5,000円(自家用軽貨物)と年間3万円以上も安くなっています。

小回りが利いて走りやすい!

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大きな車なら躊躇してしまうような細い道や途中にある急な曲がり角なども、スイスイ走り抜けられるのも軽トラならではの魅力の1つです。

見知らぬ土地で偶然迷い込んでしまった狭い道。キャンピングカーや普通乗用車なら焦ってしまうシチュエーションですが、小さなボディーと3.6mほどの最小回転半径を生かした小回りのよさが助けてくれます。

キャンプ道具の積載もバッチリ!

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小さいとはいえ元々荷物を積んで運ぶのが主用途の車なので、必要なキャンプ道具を積むことに関しては問題ありません。逆に普通乗用車でのオートキャンプに比べるとたくさんの荷物の積載が可能になります。

このように快適なキャンプのための道具を満載し、目的地までは小回りができて走りやすい。なおかつ少ないガソリン代で到着できる、といった魅力がぎっしり詰まっているのが軽トラキャンプなのです。

軽トラキャンプはこんな人におすすめ!

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魅力的なところのたくさんあるキャンプスタイルですが、ではどのような方に特におすすめなのでしょうか。その点について以下にまとめましたのでぜひ参考にして見てください。

自分流の個性やオリジナリティを発揮したい人

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何事においても人と同じは嫌で、自分の個性を前面に出したい方。そんな方には超おすすめのキャンプです。ゆっくりと注目度が増しているとはいえ、まだまだ少数派のスタイルですのでオリジナリティを出すには最適です。

いろいろなキャンプスタイルに挑戦したい人

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普通のテントやロッジなどに泊まるだけでは物足りない、もっと他の人があまり体験したことのないようなキャンプを経験して見たい、という方にもおすすめです。今までとは違った新しい発見があるかもしれません。

DIYが好き!得意だよ!という人

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自分でなんでも作ってしまうという方、自分の好みに合わせて手を加えないと気が済まないという方にも向いています。一部のメーカーからは専用の車載キットなども発売されていますが、より快適なキャンプのために創意工夫できる部分がたくさんあります。

軽トラを所持しているキャンプファンはぜひ!

もうすでに軽トラを所有されている方であれば、これを有効活用しない手はありません。アウトドア好きキャンプ好きであればなおさらです。もし今回の記事で興味を持たれたら早速挑戦して見てください。

軽トラでキャンプ宿泊する2つの方法

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ここからは具体的に車を使って宿泊する2つの方法について解説していきます。1つ目は比較的気軽に挑戦できる簡単な改造の方法で、2つ目はもう少し踏み込んでキャンピングカーのように改造してしまう方法です。

簡単な工夫&改造で荷台に泊まる

一番簡単な方法は荷台の上にテントを張って宿泊する方法です。この方法だとキャンプに行かない時には簡単に荷物を降ろして置けますので、普段は仕事ように使っている方にもおすすめです。

車とのフィット感と快適性をよりアップしようと思えば、専門メーカーが販売している荷台専用の幌キットを購入し設置するという手もあります。これについては後ほど詳しく解説します。

キャンピングカーにカスタム改造

さらに快適な居住空間を求める方には、キャンピングカー仕様への改造がおすすめです。多少費用はかかりますが、雨や風など天候の変化に対する安心感は、テントや幌に比べると格段にあがります。これについても後ほど詳しく解説いたします。

軽トラをキャンプ仕様に!①軽トラのサイズ・積載量を確認!

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簡単な改造をするにしても本格的なカスタマイズにしても、まずは荷台の大きさや乗せることのできる荷物の量をきちんと把握する必要があります。

①軽トラの荷台のサイズ

メーカーや車種により多少異なりますが、ダイハツ ハイゼット トラックの場合だと、2,030(縦)×1,410(横)×285(荷台高)mmとなっています。これは20リッターのボリタンクであれば40個分ほどの大きさです。

道路交通法では車長の+10%までの長さのものを積むことが認められています。また、積載物の横幅については車の幅を超えないことが必要です。

②最大積載量・人員

荷台に乗せることの最大積載量は軽自動車と同じなので350kgまでとなります。また、乗車できる人員は2名です。キャンプには関係ありませんが、荷物の監視目的であれば荷台に人が乗ることは許されています。

軽トラをキャンプ仕様に!②簡単工夫・改造でも荷台宿泊は快適!

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荷台のサイズや載せることのできる積載量が把握できたところで、具体的な工夫・改造事例をご紹介する前に、荷台に泊まることのメリットについて解説したいと思います。

フラットで地面のデコボコから解放

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キャンプ場の区画サイトのように一見平坦に見える地面でも、実際にテントを張って寝てみると微妙な地面の凹凸を感じるものです。

しかし荷台の上は基本的にフラットなので、そういった寝心地の悪さに悩まされる心配はありません。もちろん荷台表面は通常鉄板が波状に加工されているので、板やマットなどを敷いておく必要はあります。

雨が降っても水や泥汚れの心配なし

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地面敷いたグランドシートの上に直接設営するテントと異なり、泥の混じった雨水が直接テントに流れてくる心配がありません。また、荷台に上がる際に靴を脱ぐようにすれば、泥で汚れた靴でテント内を汚すことなく室内を快適に保つことができます。

高床荷台だから地面の底冷えがない

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秋冬のキャンプでは荷台床面が地面から60cmほど高いところにあるため、地面の冷気が直接伝わり底冷えをすることがありません。さらにキャビンと高さが30cm近くある3方のゲートで風の影響も抑えることができます。

また春から夏の季節では、害虫などが地面をはってテント内に侵入してくることがないため、虫嫌いの方にもおすすめの宿泊方法です。

個性やオリジナリティが出せる!

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荷台の上は何も描かれていないキャンバスと同じです。上に載せるテントの形や色、同様に専用幌のデザインなどによって自分仕様のキャンパーにすることが可能です。

軽トラをキャンプ仕様に!③荷台宿泊の工夫・改造例をチェック!

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荷台に泊まる利点についてご理解いただけたでしょうか。では簡単な工夫・改造事例についてご紹介しますので、参考にして見てください。

①お手軽に荷台テント設置

荷台のサイズに収まる大きさのテントを組み立てれば、一番お手軽で快適な宿泊場所の完成です。タープを張ったりテーブルをセットすれば立派なリビングエリアも作れます。上でも説明したように荷台の床には板かマットを敷くのをお忘れなく。

走行中は飛ばされないよう撤収

軽トラック 荷台シート 前部2.0×後部1.8m×長さ2.2m 迷彩 アーミー ※アルミ製荷台フレーム別売

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当然のことですが車で移動する際には、走行風でテントが飛ばされる危険があるため必ず撤収しましょう。また、その際には上のような専用のシートを被せるようにすると、風で飛ばされたり停車中の盗難から荷物を守れるのでおすすめです。

②市販の幌で荷台を居住空間に

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下でご紹介する商品のように専用の幌を取り付けて居住スペースにする方法もあります。元々は積荷を雨などから守る目的のアイテムですがテントがわりに使うことも可能です。

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