そもそもブラクリとは?
ブラクリとは、テトラポットの隙間に潜む根魚を釣るために考えられた仕掛けです。オモリにビーズと針がついている仕掛けになり、オモリの種類は丸い形の物やナス型の様な物までいろいろな種類があります。ブラクリで釣りは危険お伴います。テトラポットでの釣りになりますので足元がとられて落っこちたり、海が荒れていたら高波に攫われる恐れがあるので注意が必要。
ブラクリ仕掛けの基本構成は?
ブラクリの仕掛けの構造はいたってシンプル。中通しの重りに糸を通してそこにビーズなどキラキラしたりユラユラしたりアピール出来るようなのを付け、最後に針を付けるだけのシンプルな作りをしています。
最近の市販で売られているブラクリはオモリの形状が様々な物から、餌を付けなくても釣れるような商品が出てきました。またブラクリの仕掛けは単純な作りをしているので自作するアングラーが増えてきました。
おすすめのブラクリをご紹介!
いろいろな種類がある中アピールはそれぞれ違いがあります。サイズ、形状、付属品、色、などこれらのメリット、デメリットを説明しつつ5種類の商品を紹介していきたいと思います。
おすすめブラクリ:その①
ささめ針ブラクリ4号
ブラクリの王道ソロバン型!
ブラクリの仕掛けといえばソロバン型が基本といっても過言ではないでしょう。テトラポットのような狭い隙間に落とし込むのもいいし、投げてずる引きで魚を誘ってもいいでしょう。根掛かりしづらい形状になってますので根掛かりを気にせず釣りを楽しむ事ができます。ただ赤色の塗装が施されておりますが、使っている内に剥げてくるので、100均などで売っているマニキュアで再塗装するのがおすすめです。
詳細
- 色:赤
- サイズ:4号
- 形状:ソロバン型
- 装備品:発光玉
おすすめブラクリ:その②
オーナーテトラ玉3号
丸形オモリで根掛かりも怖くない!
ブラクリのオモリでソロバン型の次にメジャーなのは丸形オモリ。丸形オモリは他のオモリの形状よりも根掛かりがしにくくなっております。しかしハリスが絡まりやすいデメリットもあります。ですがこのオーナーのブラクリはカラミ防止パイプが搭載されておりますのでブラクリ自体が絡まるのを防いでくれるように搭載されました。
詳細
- 色:赤
- サイズ:3号
- 形状:丸形
- 装備品:発光玉、カラミ防止パイプ
おすすめブラクリ:その③
ナガシマブラクリマジック5号
ボトル型で沈降スピードがはやい!
ブラクリの仕掛けで珍しい形状のボトル型。オモリをボトル型にすることで水の抵抗を抑えオモリの沈むスピードが速くなり他のブラクリよりも素早く着底することができます。付属のマル秘発砲玉を付ける事によって餌を浮遊させ魚の食いつきがよくなります。
詳細
- 色:高輝度ラメ塗装赤
- サイズ:5号
- 形状:ボトル型
- 装備品:発光玉、発砲玉
おすすめブラクリ:その④
直撃穴撃ちブラクリドロップストライク
甲殻類を模したルアーのようなブラクリ!
ハヤブサから出ているブラクリ、ドロップストライク!名前がかっこいいしその名の通りテトラポットの奥の奥まで入り込める特殊形状。甲殻類のような形をし、ルアーのように色と目玉がついており根魚の食い気を誘います。また装飾品にキラキラの反射ビーズがついておりアピールは抜群です。
詳細
- 色:あか
- サイズ5号
- 形状:特殊丸形
- 装備品:アイ、反射ビーズ
おすすめブラクリ:その⑤
ハヤブサ直撃ルアー系ブラクリメタルリグジグタイプ
新開発ハイブリットタイプのブラクリ!
ハヤブサからでた新商品ハイブリットタイプのブラクリ。もちろんブラクリとして使う事も可能で、メタルジグとして使う事が出来る一人二役の便利なブラクリです。針に餌、ワームをセットして使いますが、餌をセットせずに使用する事も可能!まさに次世代の仕掛けと言えるでしょう。
詳細
- 色:オレンジ、ピンク、ゴールド
- サイズ:3号
- 形状:メタルジグタイプ
ブラクリの自作は可能?
ブラクリの自作は可能です!しかもとっても簡単!はじめは市販のものをおすすめしますが、ブラクリにハマっていくと自分の好きな組み合わせで作りたくなってきます。また、自作することが出来るようになれば市販の物よりコストを抑える事が出来とっても経済的になります!
ブラクリの自作方法を解説!
初心者でも簡単!ブラクリの構造はシンプルな作りをしている為覚えれば誰でも簡単にブラクリ作ることができます。これからブラクリを自作していく上での各アイテムを選び方のポイントや、それらのおすすめ商品を解説していきます。
ブラクリの自作方法① 必要アイテム
ブラクリを作成していく上で必要なアイテムが4つほどあります。そのアイテムは、ハリス、オモリ、各種装備品、針の4種類になります。これからのアイテムはサイズ、重さ、形状、など様々な種類がありますのでそれぞれのいいところをピックアップし解説していきたいと思います。
自作ブラクリの必要アイテム1. ハリス
ハリスの選び方のポイントは?
ブラクリでの釣りはテトラポットの中に落としていく釣りになってくるので、ハリスとテトラポットが擦れ合ってハリスが切れてしまう恐れがあります。そこでハリスの種類、どのくらいの長さがいいか説明していきます。
ハリスの種類
ハリスの種類は大きく分けて3種類あります。ナイロン、フロロカーボン、PEです。ナイロンラインは、フロロより軽く伸びやすくしなやかで割安。フロロカーボンは、重く沈みやすく出来ていてナイロンほど伸びないが適度に伸びる。硬さは三種類の中では一番硬い。PEは軽すぎて水面に浮いてしまい凄まじく柔らかいので癖が付きにくいですが伸びが少なく感度がいい。割高。
この中でブラクリに使うおすすめのハリスはズバリ、ナイロンラインです。ナイロンラインは他のラインに比べると根ずれに強く切れにくいから。ブラクリは根魚専用の仕掛けなので根ずれに強いほうがラインブレイクになりずらいのでおすすめです。
ハリスの長さ
ハリスの長さは意外と重要で、ハリスが長いと重りに比べて沈むスピードが遅くなり、より自然なフォールに見えるからです。フォールスピードはゆっくりのほうが魚にとって違和感がなく食いつきがよくなります。
しかしハリスを長くすることでデメリットも出てきます。そのデメリットは根掛かりが増えたり重りなどに絡まる事がありますので長ければいい事ではないので自分のちょうどいい長さに調整していきましょう。
おすすめのハリスは?
おすすめのハリスは、ハヤブサさんから出ている撚り糸です。こちらは先ほど紹介したハリスとはまた違う物で、ヘラブナの仕掛けでよく使われるもので、ブラクリの一番問題されるラインブレイクに強い素材で出来ています。最近ではブラクリを自作する人は定番アイテムになっております
自作ブラクリの必要アイテム2. オモリ
オモリの選び方のポイントは?
ブラクリに使うオモリは形状や重さ色など様々な種類あります。これらの特徴を分かりやすく解説していきます。
オモリの形状
ブラクリを自作する上で使うオモリは中通しオモリになります。形状は丸い球場のオモリやナツメ型というラグビーボールのような形のものなど様々な種類があり自分の好みのオモリを選びましょう。
オモリの重さ
ブラクリに使うオモリの重さは一般的には3~4号前後が使いやすいです。もしその時潮の流れが強かったら5号6号と重くしていくといいですが重くすればするほど魚にとって違和感につながり食いつきが悪くなる事があるのでその時の状況に合わせる必要がある。
おすすめのオモリは?
おすすめのオモリはナツメ型オモリです。ナツメ型のオモリを使いますとスリムな形状をしていますので水の抵抗が最小限の抑えられて早く海底まで沈める事ができ、落下途中に餌を取られてしまうリスクを抑えられます。最近のオモリには色が塗ってある物もございますので、アピールしたい方は色付きを購入しましょう。
自作ブラクリの必要アイテム3. 各種装飾品
各種装飾品の選び方のポイントは?
市販のブラクリにはオモリと針の間にビーズなどが付いており、重りの位置を固定しズレないようにする為と、ちょっとしたアピールにもつながります。装飾品については光ったりするものや柔らかいものなどありますので各種説明していきます。
ビーズの種類
釣りに使うビーズには発光するタイプやプラスチックでできていてラメやキラキラしているものがあります。発光するタイプは暗い場所、夜釣りなど仕掛けをよりアピールできるものになっています。仕掛けを投入の前に光を当てることによってビーズが発光しアピールができます。今では100均などで売っている手芸などで使うビーズも使えるのでおすすめ。
ビーズの必要性
ビーズは必ずしも必要あるとは言えませんがあればオモリの固定や仕掛けのアピールにつながります。しかし逆効果になる場合もあるので注意が必要。例として魚の活性が低い日などは逆に魚が警戒してしまい、釣れなくなる事があります