ソロキャンプの魅力
オートキャンプやファミリーでのアウトドアなどは実践された方も多くいらっしゃるかもしれませんが、まだソロキャンプをしたことが無いという方も少なくはないはず。ということで、まずはソロでキャンプをするのにはどんな魅力があるのかをご紹介しましょう。
不便を楽しむ
実際にやってみるとお分かりいただけるかと思われますが、一人でアウトドアをするというのはキャンプに限らず不便になります。人手が1人分しかないので当然といえば当然ではありますが、そういった不便な中でいろいろと楽しめることや利点も存在しているのです。
仲間内での気遣い無用
まず、誰かに気を遣う必要が無いということが挙げられます。何人かでキャンプをすればそれだけテントの設置など楽になることも多いですが、何かと気を遣うことも多いはず。ですがソロであればそんな仲間もいないため一人でやりたいようにやることができるわけです。
大自然をひとりでじっくり
キャンプ場といえば、自然に囲まれた環境です。そんな中で前述しました通り一人だけで過ごすというのは日常生活の中でなかなかないことでしょうから、一人でじっくりと普段は感じることのない自然を堪能することができます。
また、キャンプを始めるときや終わるときにも誰に確認を取ることなく行きたいと思えばすぐ行くことができますし、ちょっとロケーションが悪ければ自分の意思だけでやめることができることだってできるわけですので、非常に自由なスタイルであるともいえます。
自分の時間が沢山あって優雅に過ごせる
前の魅力の見出しでもご紹介しましたが、メリットでおそらく一番大きいのは自由な時間が多いということでしょう。グループでキャンプをすると必要な荷物も多く、準備しなければならないこともたくさんありますので気が休まる時間が少なくなってしまいます。
気ままに過ごせる
ですがソロであればそんなことは全くありません。サイトについたら全部の準備をしなければいけないということは全くなく誰に強制されることも何もありませんので、料理がしたければすればよいですし読書をしたければテーブルとチェアを用意するなどとにかく気ままに過ごせます。
また、キャンプというのは最初にいろんな装備を揃えなければいけませんので相応の費用が必要となりますが、一人、もしくは二人用のモデルであれば低価格なものが多いので、価格にこだわってやれば2万円から3万円程度でアイテムを揃えることも可能となります。
ソロキャンプにおすすめのキャンプ場とは
一口にキャンプ場といっても、全国にたくさんの特徴が異なる施設がたくさん存在しています。そんな中でどんな施設がソロでキャンプをするのに向いているのでしょうか。ということで続いては、おすすめできるキャンプサイトがどんなところなのかをご紹介していきます。
ねらい目は上級者向けのキャンプ場
それは、上級者向けのサイトなのです。よりソロでアウトドア楽しむためには、人の目を気にせず自然の中で自由に過ごせるキャンプ場がおすすめなので、ファミリー向けの広いサイトなどよりも上級者に向いているような自然の中に作られたキャンプ場のほうがおすすめなのです。
初心者はレンタル品が充実しているキャンプ場を
ただし初心者となると事前に用意した道具だけでは足りない、忘れてしまったという時にどうしようもできません。そんな不便な状況をいかに乗り切るかも楽しみの一つですが、初めてならばキャンプ用品のレンタルが充実してるキャンプ場で改めて必要な道具を調べるのが安心です。
ソロキャンプに最低限必要な道具①テント
ここまではソロでのキャンプをするのにどんな魅力があるのかについてや、具体的にどんなサイトで実践するのがおすすめなのかなどを簡単にではありますがご紹介しました。ここからは、キャンプを実践するのに最低限必要になってくるアイテムをご紹介していきます。
1人用を選ぶポイント
まずはなにはともあれ居住区となるテントが必要となります。ソロでなくともキャンプをするならば必ず使うことになりますが、ソロで行う場合は一人用のものを選ぶよりも、2人用くらいのものを選んでおくと実際に使用する時に余裕ができて手狭にならずに過ごすことができます。
ハンモック泊も人気
もちろんテントを使っても楽しくキャンプをすることはできますが、最近はハンモックを使って宿泊するのも人気を集めています。これはテントよりも素早く簡単に設置ができるからで、タープと合わせるとしっかりした居住空間を作り出すことも可能となります。
ソロキャンプ向けテントに関する記事はこちら
ソロキャンプに最低限必要な道具②寝袋とマット
キャンプでも夜になれば眠る必要があるわけですが、家であればベッドや布団などを使うことはできても、キャンプサイトで同じものを使用するというのは難しい所です。そこで使うことになるのが、寝袋やシュラフ、そしてマットになります。
寝袋は妥協してはいけない
いろんな価格のものがいろんなブランドからラインナップしていますが、安易に安価なものを選ぶのは避けるべきです。なぜなら妥協したものというのは大抵性能もそれ相応のものになり、寒さで寝付きが悪くなったりしてしまいやすいからです。
快適性にはぜひマットも
加えてテントの上に直に寝袋などを置いて寝るというのはあまりおすすめできるものではありません。というのは、何も敷かないままだと地面の凸凹の影響を受けやすいからです。ですので、快適に睡眠をするためにインナーマットを準備しておくことをおすすめします。
ソロキャンプに最低限必要な道具③キャンプチェア
自然の中にあるキャンプサイトですのでいろんなところに出向いたりすることもあるでしょうが、自分のサイトでくつろぐためのアイテムもいろいろと使うことになります。その時に頻繁に使用することになるのがキャンプなどのアウトドア向けのチェアになります。
リラックスタイムの快適性も追及
こういったアウトドア向けのチェアというのは持ち運びやすいものが多いですが、実際にキャンプを行ってみると思っている以上に座っている時間が長くなります。携帯性ももちろん重要ですが、快適に座り続けられるかどうかというのもしっかり考慮するべきです。
ソロキャンプに最低限必要な道具④テーブル
チェアが必要であるならば、ほぼ確実にテーブルもそれとセットで持っていくことになります。チェアの横に置いて小物を置いておいたり、移動させてその他のアイテムの物置にしたりと活用の仕方は多岐にわたります。
調理から食事まで使える万能型を
ソロで使うテーブルでおすすめしたいのは、調理をする時にも食事をする時にもストレスにならない万能タイプのモデルです。いろいろとテーブルを持っていくということはできるだけ荷物を少なめにするソロ形式では難しいので、耐久力のある万能型が推奨されます。
また、ソロのキャンプではローテーブルがおすすめされます。こういったテーブルは名前にローとありますとおり高さが30センチから40センチ程度の背が低いタイプのテーブルで、サッと折りたたんで持ち運べる軽量なものなのでより一層おすすめできます。
ソロキャンプに最低限必要な道具⑤ランタン
日が暮れてきたのであれば寝る準備なども必要になりますが、その時に明りが無ければ作業をすることがままならなくなります。そういったときにライトに使うアイテムとして良く使用されているのがランタンになります。
デザイン性も重視したい
ランタンは夜にたき火などの火を焚かなければ唯一の光源となりますし、メインのものならそれ相応の光量も必要になってきますが、どうせ選ぶならばアウトドアではない普段も部屋にインテリアとして飾っておけるような、好みのデザインを選んで長く使用するのがおすすめです。
ソロキャンプに最低限必要な道具⑥熱源アイテム【焚火台・シングルバーナー】
前述しました通りランタンは火を使用しない限りは唯一頼ることになる光源となりますが、火を扱うようなアイテムがあるのならば選択肢は広がってきます。例えば火を使うアイテムには焚き火用の台やシングルバーナーなどが挙げられます。