船からイカを釣り上げよう!ティップラン入門

天候の良い日に釣りをするとよく釣れそうな気がしますが、イカ釣りに関しては天候が悪い、「曇っている日」が良いとされています。その理由は月の光が海面に届きにくいからです。

イカ釣りは船のライトをつけることによってイカをおびき寄せますが、月が出ていればライトの効果があまり得られない為、イカを寄せることが難しくなります。上記のように月の影響が大きいとされている為、闇夜(新月の日)もしくは三日月くらいの状態がイカ釣りに最適な状態です。

満月だと月の光が強くなる為、できるだけ満月の日を避ける釣り人も少なくありません。新月の日で曇っていれば条件としては整っていますが、潮の満ち引きや風の強さでも変わりますので、釣りに行く日がこのような条件であればラッキーくらいに思っておきましょう。

ティップランエギングとは何か?

そもそもエギングとはイカを釣るために「餌木(エギ)」という疑似の餌を使う方法を言います。岸からエギングや船からのエギングがありますが、ティップランエギングとは、船をどてら流しにした状態で水平方向にエギを流し、その流れにイカを乗せる釣り方を指します。

どてら流しとは、船を風や潮の流れに任せる操船法のことを言います。その自然の流れに沿ってエギを垂らして船を引き、釣る人がエギに誘いを入れることでイカを釣り上げます。

船釣りは岸釣りよりも釣れるポイントを探るチャンスが圧倒的に多いので人気が高いです。そしてティップランエギングは初心者でも何度か動作に慣れていけばイカを釣ることができるので人気の釣法となっています。

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