船からイカを釣り上げよう!ティップラン入門

3.ロッドの先端に注目

シャクリを行った後はラインのテンションを張ってイカがエギを捕食するのを待ちます。ロッドの先端(ティップ)を腰より低く保ち、ティップとラインの角度を90度にします。その間にアタリが無ければまた誘い動作に戻ります。アタリが来るまでこの動作を繰り返しましょう。

このようにして船からイカを釣る方法をティップランエギングといいます。次にこれらの流れを快適に行うことが出来るおすすめのタックル(釣具)をご紹介します。

ティップランにおけるおすすめリールは?

こちらもロッドと同様にティップラン専用のリールというものが販売されています。リールの種類としては「ドラグ性能」の良いスピニングリールが主に使われています。

「ドラグ性能」とは魚やイカが掛かった時に引っ張られ、ラインが出る滑り出しの良さを言います。急にラインが滑り出すことによってラインが切れることもある為、優れたドラグ性能を持つリールであればラインの滑り出しも良く、滑らかさも長時間継続することが可能です。

ティップランにおけるおすすめラインは?

ラインは0.4~0.6号が推奨されています。ティップ感度を良くしたいのであれば水の抵抗を少なく出来る0.4号がおすすめですが、ラインが切れやすいというデメリットもあります。0.6号であれば前述のリールのドラグ性能が多少悪くても切れる心配は0.4号よりも少なくなりますが、ティップ感度は鈍くなります。

またラインの先に根ズレ対策として「リーダー」というメインラインの先端につける太めのラインをつけます。イカが引く際に発生する抵抗を軽減させる機能も合わせて持っています。小型のイカを狙う際には1.5号を、大型のイカを狙う歳には2.5号を1.0~1.5m程結ぶのがおすすめです。

ティップランにおけるおすすめエギは?

ティップランエギングに用いられるエギは水深50~60m程度を着底するために30~50gと重く、サイズの表記は「号」で2.5~3.5号がよく使用されています。また短いシャクリの幅であってもアクションが大きくなるように設計されているのもティップランエギング用のエギを使うポイントです。

また基本はナチュラル系のエギがおすすめです。カラーは緑や茶色などの自然色で、魚の絵や金色が入っているルアーのようなリアルなタイプです。深場や濁り、澄潮時にはアピール系のエギがおすすめです。ピンクやオレンジといった派手なカラーであればイカに対してもアピールすることが出来るので、食いつきがよくなります。

色や形も様々なものがありますが、ティップランエギング用のものは数多くありますので、ナチュラル系、アピール系とご自身の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

ティップランにおけるおすすめシンカーは?

シンカーとは重りのことを言いますが、水深が深い箇所でティップランエギングをする場合、エギが着底しないのを防ぐためにシンカーを使用します。ナス型の重りでも代用は可能ですが、エギのシャクリの際にロッドを大きくする必要があります。

ティップランエギング用に設計されているシンカーもあり、シャクリの際に抵抗を少なくするよう設計されていますので初心者の方には専用シンカーがおすすめです。

ティップランで釣れない際の注意点

同じティップランエギングと言っても釣れる人とあまり釣れない人がいるのは事実ですが、その違いは何でしょうか?そこで最も重要視したいのが「エギの選択」と「シンカーの選択」です。

その日の天候や風、潮の流れによってエギがうまく水平に保てないことがあったり、シャクリがうまく行えないことがあります。また、エギのカラーによって食いつきが異なったり、水深によっては目視ができないサイズもあります。

初心者の方であれば3.5号をベースに考えてアピール系を2つ、ナチュラル系を2つ、好みのものを1つ用意するのがおすすめです。どんなエギで、アクションで、タックルでうまく釣れるのかを体感していくことが重要になりますので注意しましょう。

初心者でも簡単に始められるティップランエギング

いかかでしたか?繊細なイカの反応を感知したり、その状況に合ったエギを使用したりと選択の楽しみも大きいですが、何よりも釣った感覚が大きいのもとても魅力です。釣った後も食べる楽しみが待っています。

これを機会にティップランエギングに挑戦し、アオリイカを美味しくいただきましょう!