市ヶ谷フィッシュセンターは2つの釣りが楽しめる
東京都新宿区という都心部に位置しながらも癒しの空間として人気を集めているスポットなんです。アクセスの便利さに加え電車を眺めながらや春には満開の桜を眺めながら釣りができるロケーション豊かなことから、子供から大人まで楽しめることが人気の理由なんです。
鯉を釣ることができるカープフィッシング
釣堀受付を済ませ、左手に広々とした釣堀が並んでいます。水深1,5mからの異なる釣堀が5つ並んでいます。初心者用や釣り慣れしている人用と分けられており、海釣りとは違い釣れやすいことが特徴です。
後ほど釣り方や魅力はご紹介します。
金魚や小型の鯉を釣ることができるミニフィッシング
受付すぐに設置されている金魚と小型の鯉コーナーは、子供に人気のコーナーです。お祭りで人気の金魚すくいがこちらでは体験できますので、小さな子供で釣り竿がもてなくても、こちらでは楽しむことができます。
後ほど、詳しい釣り方をご紹介します。
釣堀の魅力
昔は年齢層が高めの場所でしたが近年は若い人や家族で楽しめる場所に変化しています。なぜ若い層にも人気になったのでしょうか?それには4つの魅力がありました。
節約しながら釣りができる
釣りをしようと思うと道具を揃えることからスタートですが、釣堀を利用すればレンタル竿とエサがあるので、手ぶらで行って楽しめるのです。
余分な時間を必要としない
道具を揃えていると、帰ってから釣り道具の手入れが必要です。糸の補充やハリの手入れなど手入れが不要なので、面倒な手間が省けることもメリットです。
絶対魚が釣れる
一番の魅力は必ず釣れるということです。海釣りでは魚の生息しそうな場所を狙いますが、こちらの場所では必ずいるところに釣り竿を入れるので、誰が行っても釣れて楽しい場所なのです。
設備も良い
トイレや手洗い場、足場の安定と設備が整っているので、誰が遊びに行っても困りません。特に子供は急にトイレと言い出すことがあるので、必ずトイレがある釣堀は安心です。
鯉が四六時中釣れるのはなぜ?
釣堀に行くと足元でパクパクと口を動かし人の気配のする方に寄ってきます。それも一匹ではなく数十匹もです。それには鯉特有の体の作りが関係していたのです。
鯉には胃がない
実は胃がなく、食べ物を溜め込む機能がないのです。食道から腸まで一本の消化器官で繋がっているのです。ですから常にお腹が空いていますし、生命維持のためにもずっと食べ物を求めなくてはならなかったのです。
食欲旺盛
喉の奥に3列にも並んだ鋭い歯がありますので、どんな固い生物もかみ砕けます。川に多く生息しているタニシやザリガニといった固い殻を持っている生物もバリバリ食べてしまいます。
鯉釣りについて詳しく知りたい方は、こちらも良かったらご覧ください
市ヶ谷フィッシュセンター-カープフィッシングの魅力
休日ともなれば多くのお客さんで賑わいます。こちらのスポットの魅力とは一体どんなところでしょうか?多くの人を魅了する理由についてご紹介します。
魅力①ノスタルジックな雰囲気に癒やされる
決して最新のシステムを導入しているわけではなく、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しているので、都会の慌ただしい毎日とは異なったゆっくりとした時間が流れていきます。心が洗われていくようです。
仕事帰りにストレス発散
都心から近いため、仕事帰りに立ち寄ることもできます。平日の夜はサラリーマンの方も多く来ています。のんびりと釣りを楽しむことで普段のストレスをリフレッシュできます。
魅力②初心者の方でも気軽に楽しめる
海釣りとは違い、特別なテクニックを必要としないので初めての方でも楽しめます。レンタル竿もありますので手ぶらで出かけても、家族釣りや釣りデートを気軽に楽しめるのです。
魅力③ロケ地としても度々登場
実はこちらは、ドラマや映画などさまざまなロケ地として撮影されている有名な場所なんです。一度は目にしたことがあるかもしれませんね。芸能人が訪れた同じ場所で釣りができることも魅力の一つです。
あの長編作品も撮影していた
釣りバカ日誌は釣りが題材となっている長編作品です。ここで撮影されている部分があります。あとはサスペンスドラマも多く、何気なく訪れたら有名人がいた!という場面もあるかもしれませんね。
釣り方のコツ-カープフィッシング編
鯉を釣るためのコツをご紹介していきます。近年人気になっているカープフィッシングはオシャレだと評判なんです。一体どんな釣り方なのでしょうか?順番にご紹介していきます。
カープフィッシングとは
子供も釣り初心者の方も気軽にチャレンジできる釣り方法です。釣り竿にエサを取り付けるだけのシンプルな釣り竿を持ちます。巻き上げるリールをつけないため軽量で扱いやすいことも特徴です。
釣り方のコツ:カープフィッシング編その①
女性や子供の場合は短い竿をチョイス
釣り竿を池に向かって投げ入れるため、身長が低い子供や女性には短い竿が取り回ししやすいので、おすすめです。まわりのお客さんも足元近くで釣り竿を落として釣りをしているため、遠くに飛ばす必要はないでしょう。
身長に合ったサイズで楽しみましょう。2m前後が最適な長さとなります。
釣り方のコツ:カープフィッシング編その②
場所は角など鯉が付きやすい場所を狙う
ほとんど流れのない場所を好み、壁にくっついているエサの残りを食べていることが多いので、角を狙って場所取りしましょう。効率よく釣果を狙う場合、場所取りも重要なポイントです。
目の前のエサを狙う
自然界でも自分から獲物を取りに泳ぐのではなく、目の前に来た獲物を狙って食す習性があります。角を狙ってエサをそっと落とし入れると違和感なく釣れやすいです。
釣り方のコツ:カープフィッシング編その③
朝や夕方などマズメの時間を狙う
魚には特有の習性があって朝と夕方のプランクトンが発生しやすい時間帯に活発に動き出すことが多いです。その時間帯を狙うことで、釣りやすくなります。
マズメとは?
魚がよく釣れる時間帯のことを釣り用語で「マズメ」と呼びます。一日のうち2回マズメがあり、日の出までの1時間と日没前後の1時間です。水面にプランクトンが発生しやすく、それを食そうと魚が集まるため釣れやすいのです。
釣り方のコツ:カープフィッシング編その④
ウキを鯉がいるタナに合わせる
水に浮くように作られている道具をウキと呼びます。これを鯉が生息していそうな場所(タナ)を命中させて釣り竿を投げ入れることが時短で釣果を上げるポイントです。まずは底まで仕掛けを落とし、徐々にゆっくりと水面まで上げていきます。
釣り方のコツ:カープフィッシング編その⑤
餌は小さめにつける
大きくつけてしまうと、エサを食べきれず仕掛けにかからないまま逃げてしまいます。小さめにつけて仕掛けにかけて釣り上げましょう。
エサ購入時はまとまっている
大人の握りこぶしほどの団子のようにまとまっています。そこから少しづつ自分でつまんで適度な大きさに丸めて仕掛けにつけていきます。
うまくエサをつけるコツ
乾燥していてうまくハリにくっつかないことが多いので、水を加えて練るとつけやすくなります。理想の柔らかさは耳たぶくらいです。持ち込みエサも可能ですが活きエサのみです。
釣り方のコツ:カープフィッシング編その⑥
ウキが完全に沈んだのを見て合わせる
釣り竿を持っていると鯉が接触した感覚がわかります。これを前アタリといいますが、この時点で竿を動かすと完全に仕掛けがかからないまま逃げてしまうので、ウキが完全に沈んだのを見計らって引き上げていくことが釣るコツです。
大物も釣れる
実際に釣れる大きさは30㎝前後が多く重さは600g~1㎏程です。中にはもっと大きな姿をした鯉も釣れることがあるので、釣り上げた時の達成感を満喫できます。
釣り方のコツ:カープフィッシング編その⑦
魚がかかったら竿を立てて引き寄せる
慌てずに行動しましょう。まずは竿をまっすぐ空に向かって立てます。鯉にもリズムがあるので動きが穏やかになったら上に引き上げていきます。バタバタ動き出したら竿を立てて静かになるのを待ちます。この繰り返しで徐々に引き上げていきましょう。
水面に上がって姿が見えだしたら網に入れてゲットです。
逃がさないコツ
慌てないことも大切ですが慎重になりすぎてゆっくり過ぎると、力の強い鯉は逃げ切ってしまいます。動きをみながら水面に引き上げていきます。
市ヶ谷フィッシュセンター-ミニフィッシングの魅力
次は金魚や小型の鯉コーナーの魅力に迫ります。こちらではどんな魅力が詰まっているでしょう?たくさんのお客さんを魅了するポイントをご紹介します。
魅力①小さな子どもにはぴったり
竿もコンパクトで扱いやすく釣れる魚も小さく釣りやすいので小さい子どもにもおすすめです。上の子は釣堀で釣りを楽しみ、下の子はこちらで楽しむといった年齢に合わせた遊び方ができるのでみんなが満足できる場所なんです。
魅力②釣った魚は持ち帰りもOK
釣れた魚を逃がすのは大人では理解ができても、小さい子供では難しく泣いてしまうこともあります。お金を支払えば持ち帰りができるので子供たちも喜ぶことでしょう。
料金
30分利用で2尾、1時間利用で4尾まで釣れた中から、持ち帰りが可能です。1袋ごとに100円の料金が発生します。お土産ができるのは嬉しいですね。
魚の飼育方法
魚を持って帰る際には必要道具を揃えましょう。水槽・フィルター・エアーポンプ・カルキ抜き・底砂・エサがあれば快適な環境を作ってあげることができます。