炭起こしで失敗しないために!着火法のコツから後始末まで解説!

BBQの炭起こしでなかなか火がつかずもたついてしまい、時間ばかりかかってしまうことありませんか?それぞれのやり方によってコツがあり、そこを抑えることでスムーズに成功させ、長くそれを保持させられるのです。今回は上手な方法を後始末を含めて詳しく紹介します。

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記事をお読みいただきありがとうございます、中村雄二と申します。バイクに乗ることが好きな若者です。ツーリングキャンプ系統の記事を好んで書いたり読んだり…。よろしくお願いします。
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炭起こしで主役になろう

アウトドアではグリルなどを用意してバーベキューをするというのが定番の楽しみになっているかと思われます。良く炭を火の元にするかと思われますが、そこでもたついてしまうと気分が良くありません。ですので、今回は上手に成功させるための方法をご紹介していきます。

バーベキューを楽しむために

結局は準備したものを使って火をつけなければいけないというのは間違いないのですが、ただ火を起こせばよいわけではありません。バーべキューどをしている間だけ燃え続けている状態で、その間に自分の手で火加減も調節できるようにするのがもっとも理想的なものなのです。

手順を知って効率よく

木を使ったものでも今回の方法でもちゃんとした手順というものが存在していますが、どちらにしても火をつけるのにもたついては恰好がつきませんし自分を含め皆の気分も良くありません。。基本を押さえてやり方をしっかり把握することで、みんなからの株も上がるかもしれません。

後始末まできっちりと

ただ火をつけて終わるだけではなく後始末まできっちりと行いましょう。このあと実際の方法や後始末の方法までを詳しくご紹介していきますが、まだ使っていない火をつけていないものを車の中など高温になる場所に放置すると、自然発火の恐れがあるので注意が必要です。

バーベキューの炭に関する記事はこちら

炭起こしをするときの注意点

使う時の基本的な心得についてを簡単にではありますがご紹介しました。焚き火でもなんでも相違なく火を使いますので、その時に注意することは諸々ありますし他のものを一切使わないで行うというのは無いでしょう。続いては、実践する時の注意点についてご紹介します。

紙を使わない

そこらにある紙はライター等を使えばすぐ成功しますので、これに最初火をつけて炭に移せば良いのではと思われるかもしれません。確かにライターなどで普通の紙につければすぐに成功させられますので、燃えやすいアイテムとして使うことができるかもしれません。

ですが、紙を実際に火付け用のアイテムとして使おうとすると火をつけた段階で煙が発生しやすく灰が沢山舞いやすいため、灰がこれから食べる予定で準備していた食材についてしまったり、周りに舞うなどして迷惑をかけてしまいます。ですので極力使わないようにしましょう。

着火剤について

紙が使えないとなると何を使えば良いのかとなりますが、そこでちゃんと紙無しでも行えるように使われるのが次にご紹介するアイテムです。ちゃんと火が付くような成分が入っていますので、紙を使うよりもよっぽど効率的に炭に火がつけられます。

すぐうちわなどであおってはいけない

便利なアイテムなのは間違いないのですが、使う時の注意点として入れてすぐに風を送ったりなどはするべきではありません。すぐうちわであおぐとその分早く燃えやすいアイテムだけがどんどん燃焼し、本命の方に移っていく前に燃え尽きてしまいます。

途中で追加してはいけない

また、火付きが悪いのではと思って最初に投入してから途中で追加などしないようにしましょう。もしこれを実践すると突然燃え上がってやけどなどの事故につながる可能性が高くなります。ですので最初に投入したらちゃんと火が付くまで待ちましょう。

炭の状態をこまめに確認

実践している最中は、材料の状態をこまめに確認する必要もあります。もし表面だけが白くなっていると、灰が増えて火力弱まってしまうので時々灰を落とす必要があるのです。

火を管理する間は飲酒をしない

そして火を扱うなら飲酒は厳禁です。酔うと判断力が低下して周りや火の状態に対応が遅れる場合があります。自分は大丈夫と思っても火を扱うと決めたら飲まない。飲みたいときは火の管理を交代してもらうようにして安全に配慮しましょう。

着火剤を使った基本の炭起こし

実際に方法を実践するという時にどんなアイテムを使ったらよいかと色々な注意するべき点についてご紹介しました。ここからは、実際にこのアイテムを使った基本的なやり方などについて手順を踏んでご紹介していきましょう。

必要な道具

まずは実践するときに使う必要な道具についてですが、揃えるのは炭に加えて、着火用のアイテムに火をはさむハサミ、軍手、柄がながいライターやチャッカマンの5点です。チャッカマンは柄が長いものの方が手と火元が遠いので安全に火をつけられるからです。

火をつける手順

軍手や火ばさみは極論なくても火をつけること自体はできますが、安全を守ってやるのであれば間違いなく必要なアイテムとなりますので必ず用意します。実践するために必要な道具を揃えることができたら、実際にこれらを使っての手順を見ていきましょう。

手順①着火剤を井桁状に汲む

まず、着火用のアイテムを井の形状になるように組んでいきます。漢字の「井」の形でキャンプファイヤーで木を組んでいくようにすればよいわけで、なぜこの形で組むかというと、こうするとアイテム同士の隙間ができて空気がしっかり通ってくれ、結果的に火も付きやすくなるのです。

手順②着火剤を囲むように炭を並べる

つづいて、その井桁状のアイテムを囲むように用意しておいた炭を並べていきます。なるべく小さめの炭を周りに置き、割とサイズがあるものは縦にしておきます。このような構造にしておくことでスムーズに進められ、かつ長時間燃えるようになってくれるからです。

手順③火だねを着火剤の中央に落として着火

そして、着火アイテムを千切ったものか、液体タイプのものをつけた布などを用意しておいて、それを燃えやすいアイテムの真ん中にセットしてライターを使います。紙などは前述しました通りあまりおすすめできませんので、前述したものを素材に使用することをおすすめします。

手順④炭全体に火が付けば成功

そこからは炭の方へ火が付いていくまで根気よく待っていましょう。このとき、前述しました通り火種などがちゃんと燃え尽きた後で、本命の方に移ってくれるまでうちわなどであおがないというのをしっかりと頭に入れておきましょう。

火起こし器を使った炭起こし

着火アイテムなどを使った実際の起こし方について手順を交えてご紹介しました。続いては、バーベキューの初心者であっても簡単に火をつけることができるアイテムである、専用のアイテムを利用した方法をご紹介していきます。

火起こし器とは

まずこのアイテムがどんなものなのか分からない方もいらっしゃるかと思われますので、どんなアイテムなのかを簡単にご紹介していきましょう。このアイテムは、初心者でも簡単に行うことができるよう、煙突効果を応用した火起こし用アイテムです。

この効果というのは、煙突の中に周りの空気よりも高い温度の空気があるとその煙突内の空気は上に上昇していき、下に低い温度の空気が入っていきます。これが循環するので使わない時と比較して格段に空気が通り、結果火も付きやすくなるというわけです。

火をつける手順

火をつけるのに使うアイテムがどんな原理をしているのかなどを簡単にではありますがご紹介しました。とても便利なアイテムというのがお分かりいただけたかと思われますので、ここからは実際にこのアイテムを使った火を発生させる際のやり方をご説明していきます。

手順①火起こし器を設置して固形着火剤を下に敷き詰める

まず、平坦で安定しているところに火起こし器を設置し、固形タイプの着火アイテムを下の方に敷いておきます。下の方にそれらを先に敷いておくのは、後で下に空いている空気を取り込むための穴から火をつけるためです。下から火をつければ、どんどん上に火が移っていってくれます。

手順②炭を入れる

アイテムを手順通りに入れることができたら、その後に本命の方を投下していきます。このときただ無造作に炭を入れていくというのではなく、縦にした状態で入れるとしっかり火が通ってくれるので、入れるときは縦にしていれるようにしましょう。

手順③下の穴から火を付ける

2つとも入れることができたら、火をつけていきます。前述しました通り火起こし器には下に空気を入れて循環させるための穴が必ず開いていますので、その穴からチャッカマンの筒を入れて先に入れておいた固形タイプのものの方にライター等を使用します。

手順④火が付いたら火起こし器を取り外す

あとはうちわであおいだりといったことをすることなく中の空気が構造上自動で循環してくれますし、あおいだところで逆効果というのはご紹介していますとおりです。なので炭の方に火が付いたら、アイテムを取り外してバーベキュー等ができるようになっています。

バーナーを使った炭起こし

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