炭起こしで失敗しないために!着火法のコツから後始末まで解説!

また、火付きが悪いのではと思って最初に投入してから途中で追加などしないようにしましょう。もしこれを実践すると突然燃え上がってやけどなどの事故につながる可能性が高くなります。ですので最初に投入したらちゃんと火が付くまで待ちましょう。

炭の状態をこまめに確認

実践している最中は、材料の状態をこまめに確認する必要もあります。もし表面だけが白くなっていると、灰が増えて火力弱まってしまうので時々灰を落とす必要があるのです。

火を管理する間は飲酒をしない

そして火を扱うなら飲酒は厳禁です。酔うと判断力が低下して周りや火の状態に対応が遅れる場合があります。自分は大丈夫と思っても火を扱うと決めたら飲まない。飲みたいときは火の管理を交代してもらうようにして安全に配慮しましょう。

着火剤を使った基本の炭起こし

実際に方法を実践するという時にどんなアイテムを使ったらよいかと色々な注意するべき点についてご紹介しました。ここからは、実際にこのアイテムを使った基本的なやり方などについて手順を踏んでご紹介していきましょう。

必要な道具

まずは実践するときに使う必要な道具についてですが、揃えるのは炭に加えて、着火用のアイテムに火をはさむハサミ、軍手、柄がながいライターやチャッカマンの5点です。チャッカマンは柄が長いものの方が手と火元が遠いので安全に火をつけられるからです。

火をつける手順

軍手や火ばさみは極論なくても火をつけること自体はできますが、安全を守ってやるのであれば間違いなく必要なアイテムとなりますので必ず用意します。実践するために必要な道具を揃えることができたら、実際にこれらを使っての手順を見ていきましょう。

手順①着火剤を井桁状に汲む

まず、着火用のアイテムを井の形状になるように組んでいきます。漢字の「井」の形でキャンプファイヤーで木を組んでいくようにすればよいわけで、なぜこの形で組むかというと、こうするとアイテム同士の隙間ができて空気がしっかり通ってくれ、結果的に火も付きやすくなるのです。

手順②着火剤を囲むように炭を並べる

つづいて、その井桁状のアイテムを囲むように用意しておいた炭を並べていきます。なるべく小さめの炭を周りに置き、割とサイズがあるものは縦にしておきます。このような構造にしておくことでスムーズに進められ、かつ長時間燃えるようになってくれるからです。

手順③火だねを着火剤の中央に落として着火

そして、着火アイテムを千切ったものか、液体タイプのものをつけた布などを用意しておいて、それを燃えやすいアイテムの真ん中にセットしてライターを使います。紙などは前述しました通りあまりおすすめできませんので、前述したものを素材に使用することをおすすめします。

手順④炭全体に火が付けば成功

そこからは炭の方へ火が付いていくまで根気よく待っていましょう。このとき、前述しました通り火種などがちゃんと燃え尽きた後で、本命の方に移ってくれるまでうちわなどであおがないというのをしっかりと頭に入れておきましょう。

火起こし器を使った炭起こし

着火アイテムなどを使った実際の起こし方について手順を交えてご紹介しました。続いては、バーベキューの初心者であっても簡単に火をつけることができるアイテムである、専用のアイテムを利用した方法をご紹介していきます。

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