炭起こしで失敗しないために!着火法のコツから後始末まで解説!

まずこのアイテムがどんなものなのか分からない方もいらっしゃるかと思われますので、どんなアイテムなのかを簡単にご紹介していきましょう。このアイテムは、初心者でも簡単に行うことができるよう、煙突効果を応用した火起こし用アイテムです。

この効果というのは、煙突の中に周りの空気よりも高い温度の空気があるとその煙突内の空気は上に上昇していき、下に低い温度の空気が入っていきます。これが循環するので使わない時と比較して格段に空気が通り、結果火も付きやすくなるというわけです。

火をつける手順

火をつけるのに使うアイテムがどんな原理をしているのかなどを簡単にではありますがご紹介しました。とても便利なアイテムというのがお分かりいただけたかと思われますので、ここからは実際にこのアイテムを使った火を発生させる際のやり方をご説明していきます。

手順①火起こし器を設置して固形着火剤を下に敷き詰める

まず、平坦で安定しているところに火起こし器を設置し、固形タイプの着火アイテムを下の方に敷いておきます。下の方にそれらを先に敷いておくのは、後で下に空いている空気を取り込むための穴から火をつけるためです。下から火をつければ、どんどん上に火が移っていってくれます。

手順②炭を入れる

アイテムを手順通りに入れることができたら、その後に本命の方を投下していきます。このときただ無造作に炭を入れていくというのではなく、縦にした状態で入れるとしっかり火が通ってくれるので、入れるときは縦にしていれるようにしましょう。

手順③下の穴から火を付ける

2つとも入れることができたら、火をつけていきます。前述しました通り火起こし器には下に空気を入れて循環させるための穴が必ず開いていますので、その穴からチャッカマンの筒を入れて先に入れておいた固形タイプのものの方にライター等を使用します。

手順④火が付いたら火起こし器を取り外す

あとはうちわであおいだりといったことをすることなく中の空気が構造上自動で循環してくれますし、あおいだところで逆効果というのはご紹介していますとおりです。なので炭の方に火が付いたら、アイテムを取り外してバーベキュー等ができるようになっています。

バーナーを使った炭起こし

専用アイテムはご紹介したような手順で、中に入れておくものを順序良く入れて下から火をつければあとは時間を置けばしっかり本命の方に火が付いてくれる非常に便利で初心者にもうってつけのアイテムです。ですので初めて火付けをするという方にはこのアイテムを強くお勧めします。

バーナーを使う際の注意点

そして最後の3点目にご紹介する火をつける際の方法となるのは、バーナーを使用した方法になります。こちらは前述しましたような専用のアイテムを用意しなくとも、コンロの中の炭に直接火をつけることができますので一見するとこちらの方が簡単に思えるかもしれません。

ですが、実際にやってみると意外とこのアイテムを使っての方法というのは時間がかかるもので、思っている以上に火が付くまでかかります。ですので結局は前述のアイテㇺを使った方法の方が、より時間を掛けることなく成功させることができるというわけです。

近づけすぎないように

また注意点についてですが、火起こしをした直後の熱でバーナーのガスボンベ部分が爆発しないように気を付ける必要があります。また実際にやってみると音がすごいですが、臆することなく火を炭に当てます。そしてこの時も、バーナーをなるべく火から離すようにお願いします。

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