水子って知ってる?祟りの有無や供養の方法・気になる都市伝説についても紹介

よく「水子に名前を付けていいものか」という疑問が散見されますが、多くの寺院関係者の間からは「ぜひつけてあげて欲しい」という意見がみられました。名前をつけてあげたうえで丁寧に供養することで亡くなった子供に対する愛情もより強くなるとのことです。

それは子供にとっても非常に喜ばしいことのはずです。もしそのようなことで悩んだ際には迷わず名前をつけ、惜しみない愛情を注ぎ、冥福を祈りましょう。

水子供養をしている有名な寺院

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水子の供養がなされるのは寺である場合がほとんどで、神社ではまず行われていません。これは「供養」という概念が仏教によるものであり、悪いものを「祓う」神社には適さないためです。亡くなってしまった子供の魂を弔うため、その親たちの傷付いた心を癒すために今日もどこかのお寺で供養が行われています。供養を行っている寺院は日本全国に存在しますが、その中でも有名な寺院について少し掘り下げてご紹介します。

大阪府 常光円満寺

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関西地方で有名なのはこちらの高野山真言宗のお寺で、735年に行基によって開かれ、足利将軍の菩提寺になるなど由緒正しい古刹です。お宮参り、安産祈願や厄除けなども行っています。HPはこちらを参考にしてください。

東京都 本寿院

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東京都大田区にある水子供養を専門として扱うお寺で、供養の方法や法要などについて詳しく解説しています。埼玉県の「広徳寺」や神奈川県の「円宗院」、千葉県の「大福院」などの関連寺院もいくつか存在します。HPはこちらを参考にしてください。

都市伝説の中の水子 

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日本では数多くの都市伝説が存在し、一定の支持を得ています。現代においてこのような創作は時代の趨勢によって形を変えながら、メディアなどによって拡散され、廃れることはありません。巷で囁かれる都市伝説中の、とりわけ怪談のジャンルで水子が語られることもあります。このような話題の中で水子はどのような姿で登場するのか、またどのようなメッセージ性を帯びているのか、ここでご紹介します。都市伝説に関する記事はこちらをご覧ください。

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