アングラーによっては最初のテンションがかかるときのみ少しドラグを緩めてラインが出やすいように調節して、ラインが出だしたらドラグを締めると言ったテクニックを使う方もいます。これをダイワはドラグの食いつきと呼んでいます。
UTDドラグはラインブレイクの多発する出だしのドラグの効き方が実にスムーズになるように開発しています。グリスやワッシャーなど、部品を見直し、効き始めから終わりまで均一な滑りを実現した究極のドラグが完成しました。
ドラグ調整が簡単にできる
ドラグの調整はドラグ効きが均一になったので、フッキングしてからリールを巻きながら、そしてロッドワークをしながら、何度も調節する必要が少なくなりました。”ドラグ調節はテクニックが必要”という当時の常識を打ち破りました。
アルファスSVの特徴③ボディー
今まで、内部のテクニカルな部分を説明してきましたが、今度はボディの説明をします。ダイワではアルファスSVのボディを”ダイナリッジボディ”と呼んでいます。
ダイナリッジボディー
これは中央の部分だけではなく、スプールを支える部分や、ハンドルの軸部分などを最新の切削テクノロジーでメタルで部品構成している事を指しており、このおかげでボディ剛性が増し、しかも軽量なのはそのままという初心者にもお勧めなボディに仕上がっています。
水洗浄可能
”ソルトウォーター対応”と言うことで、水での洗浄が可能になっています。海での釣行の後は、どうしても塩分がリールの内部に入り込み、ギアー等の異音の元になってしまいますが、水で洗浄できればこの塩分を取り除くことができ、1台で淡水と海水の両方で同時使用がな可能です。
水で丸洗いするに少々の注意点があります。一つは洗う前に”ドラグ”を水が入らないように、必ず完全に締めてください。もう一つは丸洗いをした後、必ず柔らかい布で水気を拭き取ってください。拭き取らないと塩分や汚れが再リールに付着してしまいます。
アルファスSVのインプレ
それでは、アルファスSVを実際に使用した方からの感想(インプレッション)を見ていくことにしましょう。そしてインプレと共にスペックもご紹介いたします。
アルファスSV105
スペック
巻取り長さ | 60cm |
ギア比 | 5.8 |
自重 | 175g |
最大ドラグ力 | 4kg |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 12-40~80 |
ハンドル長さ | 80mm |
スプール径 | 33mm |
ベアリング(ボール/ローラー) | 6/1 |
価格(2019年4月24日Amazon) | 19,944(円)(税抜) |
インプレ
インプレで一番多いのは、”ストレスがない””バックラッシュが大幅になくなった”というものです。バックラッシュについては使用してから一度もないというインプレまであります。新開発のドラグシステムは凄いですね。因みに、左ハンドルは品番にLが付きます。
アルファスSV105SH
スペック
巻取り長さ | 74cm |
ギア比 | 7.2 |
自重 | 175g |
最大ドラグ力 | 4kg |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 12-40~80 |
ハンドル長さ | 80mm |
スプール径 | 33mm |
ベアリング(ボール/ローラー) | 6/1 |
価格(2019年4月24日Amazon) | 24,487(円)(税抜) |
インプレ
SHは”スーパーハイギア”の略です。スペック上もギア比が上昇しています。インプレで多いのはやはりフィネス関係の”3gクラスのルアーをかっ飛ばせる”といったものです。ブレーキシステムの大幅改善が見られます。因みに、左ハンドルは品番にLが付きます。
アルファスSVをカスタムしてカッコよく!
自分のリールをカスタマイズして自分仕様にしたり、性能アップしたりすることは、マイカーをチューンするのと同じようなロマンがあると思います。ここではカスタム可能なパーツのご紹介です。