メタニウムMGLは軽量ルアーも扱える?インプレと飛距離まで完全解説

一つのベイトリールで快適にバス釣りを楽しみたいバサーの方はメタニウムMGLを要チェック。軽量ルアーから重量ルアーまでを一台でこなせるまさにバーサタイルな一台です。この記事ではそんなメタニウムMGLの飛距離やインプレ、おすすめルアーなどを見ていきます。

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メタニウムMGLのスペック

過去のナインナップは”名機”とか言われた、シマノが発売するベイトリールです。最新機種は2016年に発売されたものになります。13年発売のものから、欠点を徹底的に排除し、更にバージョンアップをしており、”完璧”ともいわれるこのリールの、まずはスペックから見ていくことにしましょう。

スペック①飛距離

名前にMGLとついていますが、これは新しくなった、”マグナムライト”スプール”の略称です。それだけ、今回のマイナーチェンジにはこのテクニックが重要視されています。

マグナムライトスプール

大きな変更点は、スプールの側面にもブランク(穴)を開けたのが特徴です。簡単そうですが、技術的には不可能とされていました。これにより、軽量化とキャストするときの心地よさを実現しています。

飛距離についても、スプールの全体の改良(S3Dスプール)で精度を高めてがたつきを防ぎ、このNEWマグナムライトスプール技術の相乗効果で、飛距離も実に20%アップを達成しています。

スペック②ブレーキ

ブレーキの新しい技術として、NEW SVS インフィニティという技術を取り入れています。実使用で非常にありがたいのは、ダイアルのみでのブレーキの調整幅が格段に広くなっています。通常使用であればシューを4つオンにしておくことで、外側のダイヤル調整で対応可能です。

スペック③ラインキャパ

スプールの径は34㎜です。これにより、12ポンドのナイロンラインで約100mのラインの収納が可能です。因みに、16ポンドで80m、20ポンドで65mのキャパで通常の釣行ではほとんど問題がありません。

特集マグナムライトスプールの原理

スプールの外側に穴が開いている、MGLが何故よく回るのか?これはフィギュアスケートとを例にとると分かりやすいです。選手が回転する時高速になるにつれ、腕を体の中に持っていきますね。

重心が、内側にあればあるほど高速に回転できるのです。スプールの外側に穴を開けて外側を軽く、重心を内側に持っていくとスプールが高速に回転できるという原理です。

メタニウムMGLのインプレ

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