真鯛の釣り方&仕掛けをまとめて紹介!あなたはどの仕掛けで釣りますか?

もう一つのシーズンが秋の「荒ぐい」の時期です。秋は産卵を終えた親鯛が体力を回復するために餌を猛烈に食べる時期です。この時期の真鯛は貪欲に餌の食らいついてきますので釣果が大いに期待されます。私は春よりも秋のシーズンの方がおすすめだと思っています。

真鯛を釣る時間帯ですが、他の多くの魚と同様にマズメの時間帯が基本よく釣れる時間帯となります。しかし時間だけでなく潮の状態が釣果を左右するのも重要なポイントです。釣り場所によって上げ潮の時が釣れる場所、下げ潮の時が釣れる場所といったように一概に言えない部分がありますので、釣り場所を選んだらその場所でどの時間帯どの潮間帯に真鯛が釣れているのかを情報収集してから出かけることが大切です。

真鯛釣りの釣り方は大きく2種類

真鯛釣りは真鯛の生息域が水深が深いため船釣りで行うのが一般的ですが、水深が深い堤防や磯、或いは水深が急に深くなるような場所まで仕掛けを投じれるような砂浜からの陸釣りも人気がある釣り方となっています。真鯛釣りの仕掛けは、「タイラバ」、「ひとつテンヤ」、「コマセ」の3種類が一般的ですが、「タイラバ」と「コマセ」は船釣りと陸釣りのどちらでも使えますし、「ひとつテンヤ」は船釣りで2種類の釣り方が出来ますので、次の段落以降で詳しく解説していきましょう!

真鯛釣りの仕掛け①タイラバ

タイラバという釣り方は、元々漁師が真鯛を釣るときにつかっていた道具を釣りの仕掛けに転用した釣り方です。仕掛けの図は船釣りのタイラバ仕掛けですがとても単純で、船釣りのタイラバは釣り方も疑似餌が底についてからひたすら巻き上げていくだけなので初心者でも簡単にできる真鯛釣りとして人気があります。

タイラバとは?

タイラバ釣りでは、当然「タイラバ」そのものが釣果を大きく左右しますので、「タイラバ」について少し詳しく解説していきます。「タイラバ」は下の画像のように頭に大きな丸いヘッドがありその下に短い帯のスカート、少し長い帯のネクタイ、スカートとネクタイに隠れるように2本の針が一体となった疑似餌です。(画像はシマノの炎月フラットバクバク60gで、1,074円(2018年10月4日現在)です。)

出典:楽天

タイラバの色

「タイラバ」を選ぶ時に大切なのは色です。色によって魚の食いつきが違うことはよく知られた話ですが、魚から見た場合、オレンジ色はエビ、タコ、カニに見えるようですし、緑色はイカや小魚に見えるようです。真鯛は餌として小魚や甲殻類を好みますのでオレンジでも緑でも大丈夫そうに思いますが、真鯛について色の反応を研究した文献を見ると、「黄色」、「橙色」、「赤色」が特に反応が高い色という情報がありますので、そういった色もしくはその色が入った混合色のタイラバを選んでください。

NEXT タイラバの重さ